交響曲全集 クーベリック
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あこ | 神奈川 | 不明 | 2007年06月23日
いいです。すべて良い。中庸を得ているというか、マエストロ的というか。近寄りがたいところもなければ、なれなれしく媚びることもない。 特に、偶数番号がすばらしい。4番の開放弦の使い方といい8番の第一楽章の盛り上がり方といい。7番の第二楽章の悲壮感は、カルロスを遥かに上回り、3.4楽章の躍動感なし、の評を帳消しにする。スタンダードでオーソドックスな、高品質な全集といえましょう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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meji | 横浜 | 不明 | 2007年05月27日
第9を聞くだけでもこの全集の価値がある。テンポ設定、内声部の鳴らし方など本当にスコアが読み尽くされており、第1楽章再現部のトランペットのクレッシュンドや、第4楽章終結のマエストーソのテンポなど何度聴いても鳥肌ものだ!トランペットのクレッシェンドは第7の終楽章の終結部にもあり、本当に身体がのけぞってしまう。その他はベルリンフィルとのエロイカがいい。特に葬送行進曲のホルンが凄まじい!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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コリント人 | 東京 | 不明 | 2006年05月12日
大推薦です。この全集がこの値段で買えるなんて…恐ろしい時代です。LP全盛の’70年代、初出LP全集は約17000円ほどの値段であったと記憶しております。確かこの全集と前後してカラヤン/ベルリンフィルの全集も発売になり、私はこちらを買い求め悦に入っていたところ、友人がこのクーベリックの全集を買ったので聴かせてもらいぶっ飛んだ記憶があります。そこには、カラヤンでもベルリンフィルでもなくベートーヴェンの音楽が鳴り響いたのです。指揮者の格の違いを見せつけられたような気がしたものです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Portia | 東京都 | 不明 | 2006年04月19日
すでに何人もの方々が書いておられる通り,このクーベリック盤には「○番はいいけど○番はイマイチ」といった不満を殆ど感じません。7番だけは,私もバイエルン放送響との録音の方が好きですが,このウィーンフィルとの7番は,第2楽章をはじめ神々しいまでの美しさに充たされていて,違った味わいがあるのです。作品本来の姿を偏りなく聴き手の心に焼き付けてくれるという意味では,ケンペ&ミュンヘンフィル(Disky)と並んで,最高の全集ではないでしょうか。録音のポリシーにも一貫性が感じられて,非常に聴きやすい音質です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 2006年01月06日
「指揮者の個性」を味わいたい人には物足りないかもしれないが、曲そのものの良さを味わいたいという人には最適のセットだと思う。曲によって凹凸はあるが、いずれも水準が高い。個人的には1,2,4,9番が気に入った。5〜7番はイマイチの感もあるが、これは各人の好みの問題だろう。こういう高水準の仕事を9曲すべて別のオケでやり遂げたこの指揮者。やはり只者ではない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ねこちゃん | 横浜 | 不明 | 2005年10月02日
クーベリックのベートーヴェンは、カラヤンやバーンスタインのようなカリスマ性は認められませんが、世界の9つのどのオーケストラとの演奏でも、室内管弦楽団のような緊密なアンサンブルを引き出している点が特筆されます。どれも純音楽的な名演であり、チェコの指揮者らしく、チェコ音楽を彷彿させるような弦の響きの美しさと品の良さは特に聴きものです。長く根強いファンに支持され続けるであろうセット。「飽きのこない名演」、という言葉は、まさにこの演奏のためにあるかのよう。個人的に大好きなセットです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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温泉パパ | 函館市 | 不明 | 2005年07月30日
初出当時は中坊だった。値段も高くて高級感があった。しかし,ベームの全集,カラヤンの3度目やバーンスタイン,とDGの物量攻勢に埋もれた感があった。「こんないい全集があるのに!」と一ファンとしては結構複雑な思いだった。(70年代に4つもの全集とは…)7番のみBRSOとの熱演に及ばないが,他は美しく力感のある堂々とした演奏。4番でIPOの弦の実力に驚いた!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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孝太郎 | Tokyo | 不明 | 2005年06月28日
こんなはずれのないベートーヴェン全集は初めてだ。 そういう感想とは反対に一歩間違えればとんでもない失敗になりかねない企画である。指揮者はクーベリックだが、曲ごとにオーケストラも場所もを変えるというのだから、そんな話空前にして絶後だ。しかも1971年10月に3番で始まった録音は1975年9月の4番で終わるまで実に丸4年を費やすのである。 この実に危ない企画をクーベリックは信じられないレベルでやり遂げた。今まで何人もの全集を聞いてきたが、No.1といっていい。違うオーケストラ、違う配置の弦で振ってもなんらぶれることなく、し1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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大トロカラヤン | 白金台 | 不明 | 2005年05月03日
完成度の高い全集です。これはお勧めです。2・3・7・9はいいですよ!最近出た6番ならこのパリ管の優雅さを買うひと多いんじゃないですか?マーラーではムラが目立った全集もベートーヴェンでは構えた分?しっかり聞こえました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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いやみなぶらいあん | 世田谷区 | 不明 | 2005年04月28日
発売当時はオケの振り分けが話題を呼び私もFMで何曲か聴いた記憶がはっきりと残っている。4、6、8が特に良かった様に思うが値段も下がった事だし買ってみよう。聞き比べの面白さを味わいたいのだ。企画賞を差し上げたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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piano | 滋賀 | 不明 | 2004年09月02日
私、この全集の発売当時のことを覚えています。 クーベリックほどの人が何故このような奇をてらった企画をさせられなければならないのかと憤慨もし、気の毒にも感じたものです。 演奏は勿論悪かろうはずがないのですが手兵のバイエルンとの第9を聴くと全曲バイエルンだったらなあ、と感じずにはいられません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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すぺしゃる | 和歌山 | 不明 | 2004年08月05日
これは良かったです。特に偶数番号の曲に活気があると感じました。中でも“田園”は、瑞々しい抒情が素晴らしく、恐らくこの全集でもトップクラスのものでは。 “運命”は、遅めのテンポでじっくりと重厚に作り上げられていて、個人的には一番のお気に入りです(4楽章の盛り上がり方はかなり凄い)。7番は、曲本来のリズムを重視していない分ちょっと物足りないですが、それでも第1楽章の冒頭や第2楽章の美しさは中々のもの。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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UNICORN | TOKYO | 不明 | 2004年08月02日
昔、国内盤CDを¥11.000で買いましたヨ。40種近く所有している全集の中でも、チョイト浮いた存在ですね。71年10月の3番から、75年9月の4番までのバラバラのロケーション。まあ、統一感なんてモノは最初から期待してませんし、当たり外れも致し方ない(4番、7番など、大ハズレ)。9番の解釈も、どうもしっくりこない。ちなみに、”因縁”のチェコフィル、”怨念”のシカゴ響は、当然ながら入ってませんなぁ(笑)。余談ですが、ほぼ同時期にアバドが4つのオケを使って、ブラームスを録ってますね。彼らしからぬ、こんなおフザ1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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arabandaluz | 山梨 | 不明 | 2004年05月18日
世の中にベートーベンの全集数々あれど、この全集ほどユニークなものはないでしょう。一つで2度も3度も、いや9度もおいしい商品です。オレ!ベートベン、オレ!クーベリック。宝物です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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サルゲッチュ | 足立区 | 不明 | 2003年11月15日
これは、想像以上によい演奏でした。凄く考えられているし、それでいて演奏に活気がある。曲とオケの個性が一致するような組み合わせがうまくできているところも感心しました。どのオケも、熱演してますね。BPO、VPOの演奏も良いですが、それ以外の演奏に意地というか競争心を感じました。好みからいうと、フルヴェンに次ぐ演奏です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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