交響曲第3番、第4番、『フィンガルの洞窟』第4版 内藤 彰&東京ニューシティ管弦楽団
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2013年03月01日
非常に良い。メンデルスゾーンの「イタリア」は古楽器奏法というか、ノンビブラートが絶対嵌ると思ったが、予想通りである。極めて、明確なテクスチャで、見通しが良い。爽やかで、聞き疲れしない。普通の演奏よりは、このほうが良い。デルヴォーの遅いテンポで歌いまくる演奏と対照的。「スコットランド」もすこぶる良い。ドヴォルザークやチャイコフスキーあたりをノンビブラートでやられると、さすがにちょっとと思うのだが、メンデルスゾーンは当たりである。この盤は、ライブだが、音もバランスよく録れている。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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としちゃん | 宮城 | 不明 | 2009年03月30日
ワルター=ウィーンのマーラー第9や第5アダージェットに聴かれる、ビブラートに頼りすぎない、粋な演奏が好きだ。本盤も、そのことを思い起こさせる響き。実に細やかな表情を、弓の動きで表現している。その清冽な音の響きに耳を洗われるような心地になる。CDが溢れている。こういう志のある音楽こそ、これから録音する価値がある、と思った。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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