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マーラー(1860-1911)

SHM-CD 交響曲第3番 マーツァル&チェコ・フィル(2SHM−CD)

交響曲第3番 マーツァル&チェコ・フィル(2SHM−CD)

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検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★★★★★ 

    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月19日

    以前、マーツァル&チェコ・フィルのドヴォルザーク「新世界より」を聴いたことがあるが、最後まで楽しむことが出来なかった。何度か聴けば印象が変わるかもしれないので、先入観をなくしいつの日か聴いてみようと思う。そしてこのマーラー。あれあれ全然は印象が違うぞ。人が変わったようだ。何か特徴的なことをしているというのではないのだが、曲の良さを素直に楽しむことが出来る。6楽章100分の長大曲ともなれば全体をまとめるのが難しいハズなのだが、最初から最後までダレることがない。エクストン・レーベルのマーラー、ひょっとしたら当たりが多いのかもしれない。チェコ・フィル最高。そしてマルチ・音源ありがたい。

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  • ★★★☆☆ 

    ライブ男  |  静岡県  |  不明  |  2018年11月21日

    録音は驚くほど明快、ポストホルンも大きめの音像で取られている。 実演ではありえない音像だ。 でもある意味では毛細管まで見えるような面白さもある。 マーツァルの指揮は無理のない表現で私の好みではないが全体的に微温に収まってる感がある。 リズムも所々で甘さが顔を出す。特に3楽章、5楽章。 終楽章はそれでもまとまりの良く適度な感昂も伴い聴かせる演奏となっている。 その点が救いであった。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月30日

    マーラーの交響曲第3番は、重厚長大な交響曲を数多く作曲したマーラーの作品の中でもとりわけ最大規模を誇る楽曲である。したがって、この長大な楽曲を聴き手にいささかの冗長さを感じさせずに聴かせる演奏を行うのは至難とも言える。同曲演奏史上最高の名演であるバーンスタイン&ニューヨーク・フィル盤(1987年)は、変幻自在のテンポ設定や思い切った強弱、猛烈なアッチェレランドを駆使するなど彫琢の限りを尽くしたドラマティックな演奏を行うことによって聴き手を深い感動に導いた。このような劇的な表現は、聴き手にある種の張り詰めた緊張感のようなものを強いるとも言えるだろう。これに対して、本盤におさめられたマーツァルによる演奏は、長大な同曲をいささかも飽きさせることも、そして緊張感を強いることもなく、終始楽しく聴くことが可能であると言える。チェコ・フィルは、その独特の味わい深い音色が持ち味の中欧の名門オーケストラであるが、マーツァルは同オーケストラをバランス良く鳴らして、マーラーの光彩陸離たる華麗なオーケストレーションが施された曲想を美しく明瞭に描き出している。それでいて、スコアに記された音符のうわべだけを音化しただけの薄味な演奏には陥っておらず、どこをとってもコクがあり情感の豊かさを失っていないのが素晴らしい。本演奏を聴いていると、心が幸福感で満たされてくるような趣きがあり、聴き終えた後の爽快感、充実感は、他の演奏では決して味わうことができないものであると言えるだろう。これは間違いなくマーツァルの類稀なる音楽性の豊かさの賜物であると言えるところであり、前述のバーンスタイン盤とはあらゆる意味で対照的な純音楽的な演奏としては、本演奏は随一の超名演と高く評価したい。また、チェコ・フィルの極上の美演も本名演の魅力の一つであり、第1楽章のホルンの朗々たる響きは雄渾な美しさを誇っているし、第3楽章における名手ミロスラフ・ケイマルによるポストホルンの演奏は、チェコの大自然を彷彿とさせるような澄んだ音色が美しさの極みであると言える。第4楽章のビルギット・レンマートの歌唱も見事であり、第5楽章におけるプラハ・フィルハーモニー合唱団及び児童合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。また、さらに素晴らしいのはマルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音である。マーツァルによる純音楽的なアプローチによる名演の魅力を味わうためにはマルチチャンネルは必要不可欠であると考えられるところであり、本名演の価値をさらに高めることに大きく貢献している点を忘れてはならない。なお、かつてはマルチチャンネル付きのDVD−audio盤がセットされて発売されており、それも同格の高音質を誇っていたが、残念ながら現在では入手難となっている。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月18日

    中庸の美演。金子某ら一部評論家から貶されているチェコフィルが、いかに素晴らしいオケかもわかる。生演奏でも彼らの音楽性の高さは、VPOに匹敵する。マーツァルはノイマンと同じく、ヘンなことはしない指揮者だ。ひょっとしたら、晩年のノイマン(神々しかった)を超えるかもしれないと期待している。当ディスクは録音も良く、演奏も良い。バルビローリやバーンスタインの超絶的ライブと比べると物足りない部分もあるが、この大曲を美しくまとめたマーツァルの手腕は高く評価されよう。「マラ3」を敬遠していた人には、特にオススメ!

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  • ★★★★☆ 

    KANA07  |  石川県  |  不明  |  2009年05月27日

    演奏自体は、最高で申し分なし。録音も非常によい。ただ、他にバーンスタイン、ハイティンク、ブーレーズなど超名演が多く決定版とは言い難い。中庸の名演で欠点もなく安心して聞ける。

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  • ★★★★★ 

    zawa  |  京都  |  不明  |  2007年12月09日

    いや〜私も先日、京都でこのコンビの同曲の演奏を聴いたのですが、最高でした。少年合唱団の歌がはじまると、なぜか涙が溢れそうに・・・(この楽章で感動するとは全くの予想外)。そしてそして終楽章が始まると涙がポロポロと・・・。ホントすばらしい演奏でした!DISCは未聴ですがこちらもすばらしいということは想像に難(かた)くないと思います。

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  • ★★★★★ 

    アリアンロッド  |  石川県  |  不明  |  2007年12月07日

    先日のサントリーでの同曲目の演奏会の折購入しました。演奏会にしてもCDにしても、なにより一つ一つの音が美しいです。音楽に命が息づいています。Extonレーベルをあまり信用されていない方(私もですが…)このCDを聞いてから判断しても遅くはないですよ。

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  • ★★★★★ 

    ♭hide  |  千葉県  |  不明  |  2007年10月29日

    これは素晴らしい。同曲でも出色の演奏だ!今後はこれ以上の演奏が現れるとは到底思えないくらい・・・。 マーツァルらしく骨太で引き締まっているが、歌も溢れんばかりである。特に最終楽章ではチェコ・フィルの弦を最大限に駆使し、縦の線を合わせるだけではなく、横に広がるようなゆったりとコクのある美演を成し遂げている。 マーツァルのオーケストラの統率力は抜群でアンサンブルは引締まり、ここ数年でチェコ・フィルの音が変わったとの評判もこのCDを聴けば頷けるはずだ。

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  • ★★★★★ 

    Hi-D♭  |  千葉県  |  不明  |  2007年10月29日

    聴かず嫌いで聴かないのは、あまりにも勿体無い。情感溢れ粘るマーラーではないが、太く逞しい生命力がある。歌うところは徹底的に歌いぬき、大自然を賛美する。終楽章の弦楽器の美しさとコクのある響きを一旦堪能してしまうと、他の演奏を聴けなくなってしまう。本当に素晴らしい!

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