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ブルックナー (1824-1896)

SHM-CD 交響曲第7番 カラヤン&ウィーン・フィル(SHM−CD)

交響曲第7番 カラヤン&ウィーン・フィル(SHM−CD)

商品ユーザレビュー

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    乱筆不治  |  東京都  |  不明  |  2021年03月13日

    天国的な美しさとも称された演奏で、冒頭のチェロとホルンから、とろけるような音色が堪能できます。ベルリンフィルと録音した以前の演奏では、第7番としては、やや剛直で硬派な演奏だと感じていましたが、このウィーンフィルとの演奏では、柔らかい響きと、ゆったりとした歌い方が心地よいです。7番では、前半2楽章と、後半2楽章のバランスが気になるのですが、この演奏では、終楽章をゆったり目に演奏しているところも良いと思います。ベルリンフィルとの演奏では、ちょっと素っ気なく終わってしまうところが気になるので。

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    じじちゃん  |  北海道  |  不明  |  2020年11月04日

    ブルックナーはマーラーとともに、曲が長くて、なかなか一気に全曲を聴き通すのが大変ですが、この演奏では不思議と没頭して聞き通せます。そして、聴き終えた時の感想は「ああよかった」です。強奏時での音の濁りがあるのは否めませんが、それを差し引いても素晴らしい。

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    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2020年09月03日

    老境に入ってアクの抜けた部分と、本来のカラヤンらしいケレン味の両方がウェルバランスで両立されていて、実に魅力的な演奏だと思います。私はカラヤンのブルックナーも、ショルティやハイティンク、あるいはドホナーニやアーノンクールのブルックナーも好きです。ヴァントの演奏も(当時過剰に持ち上げられた部分はなしとしないが、それは巨匠ではありがちなこと)変わらず好きです。「個々の好み」というごく当たり前な結論でしかありません。「古き良き」などと称している割に、暇さえあれば特定演奏家を貶して回り、評論家に惑わされない自分は優秀だ、とアピールすることに異様に執心する、みっともない人生の終わりは送りたくないものです。ここでは、定期的に香ばしい御仁が湧いては旅立っていきますなあ。

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    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年08月19日

    歴史に残る名演奏・名録音です。 「カラヤン最後の録音」と言う先入観で聴いてしまう私に責任があるんでしょうが、これほど、「天国的な安らぎ」を感じてしまう第二楽章には、なかなか出会えません。 オケがウイーンだから、オケがベルリンだったら、などと、どこまでわかっておられるのかは「??」の評論家の方々のご託宣は全く不要です。永遠と流れるがごとき名演に、是非、聴き入っていただきたいっものです。 一時、レコード会社の意を受けたのか、一部の評論家が行った過大評価のため、ウザイほど、目にしたヴァントの録音とは、比較にならない静謐と完成度のある演奏です。 同コンビの8番と並ぶブルックナーの最高演奏・録音と絶賛しても過言ではないでしょう。

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    ロールパン  |  広島県  |  不明  |  2017年11月27日

    晩年のカラヤンとウィーンフィルの録音は基本的に録音バランスが奇妙です。楽器の遠近感がめちゃくちゃで、トランペットが耳をつんざくような音で捉えられているのに対して、ティンパニとホルン、低音楽器は軒並みスポイルされているという、私にとっては我慢できないスカスカの音質の音盤が多いのですが、この演奏とニューイヤーコンサートは無事に自然なバランスで録れています。ザルツブルクのワーグナーの演奏もこれら2つほどではないですが許容できる音質です。この時期のこのコンビの録音は音質が悪いものでも演奏は悪くないと思っている私は、これら3つの演奏が残されたことに感謝したいと思います。この演奏はブルックナーの7番のファーストチョイスに向いていると思います。完成度は充分で、楽譜通りのオーソドックスなものに仕上がっていて、なおかつオーケストラの極上の音色が楽しめます。

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    金山寺味噌  |  愛知県  |  不明  |  2016年09月10日

    1989年1月にベルリン・フィルの常任を辞任したカラヤンは生涯で初めてフリーランスの指揮者となった。体力の衰えは顕著であり死を意識せざるを得ない状態であったがそれでも最後の気力を振り絞って指揮活動を続けていた。1989年4月24日、カラヤンはウィーン・フィルを指揮して生涯最後のコンサートを行った。曲目はブルックナーの交響曲第7番で、4月18〜23日には生涯最後となる録音もされた。収録場所はウィーン・フィルの本拠地ムジークフェラインザール。楽譜はノヴァーク版を使用。かつてのようなオケを自由自在にドライブするといった感じではなく、音楽の自然な流れに身を委ねているかのようである。響きは清澄で透明であり、カラヤンが到達した境地を表しているかのようだ。第2楽章アダージョの静謐で粛々とした表現はまさにカラヤンの遺言である。フィナーレの迫力は武骨で率直であり、これまでの流麗豪華というカラヤンのイメージを覆すような仕上がり。全てを出し切ったカラヤンはこの録音の3ヶ月後に世を去った。文字通りの「白鳥の歌」である。音質良好。

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2016年01月05日

    チェリビダッケでブルックナーを知り、ヨッフム、ジュリーニ、後に少し、ヴァンドで聴いてきた私には、カラヤンのブルックナーは、美しいけれどあまりにあっさりとした演奏に聴こえた。しかし、生きている間は、殆どライヴ録音を発売しなかったカラヤン。やはり完璧主義者だったカラヤンにとっては、どうしたって乱れるライヴ録音より、根も修正も加えたセッション録音が本望だったのだ。商品として多くの人に渡り評価されるのだから、そうあるべき。終身だったベルリンフィルを辞し、ウイーンフィルと組んだ、”神の声”、と、言われるのも、今なら納得。老いた力、情熱を全霊に注いだ演奏、商品としても、見事、超一流品、完璧な幕切れ。敬意を表さねば、なるまい。

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    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年01月20日

    パソコンのデータには入れたのだが、 カラヤンのブルックナーはベルリンフィルのものが、 どうも人工美という感がしてウィーンフィルとの7・8番も どうせ似たようなものだろうと食わず嫌いになっていたのだが、 この7番と1枚になった8番、ウィーンフィルのおおらかさ 美しさ、そして晩年の良い意味で枯れたカラヤンの芸風が出ていて、 なかなか良い。 7番はずっとブロムシュテット盤をipodに入れていたが、 これを機に入れ替えて聴いている。

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     |  京都府  |  不明  |  2012年12月27日

    演奏についてはいまさら言うまでもないと思いますので、アナログの盤質についてコメントします。CDより明らかにいいと思います。ノイズのレベルも低く、スクラッチノイズも少ないです。楽器の重なりがよくわかりすぐれた録音であることがよくわかります。いずれsacd もでると思いますがこちらのほうがいいのではないかと思います。ちなみにカートリッジはフェーズテックP3-G.イコライザーはアキュフェーズAD2820です。

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    直ちゃん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月21日

    音楽は「感動」である。ギュンター・ヴァントの演奏のそれとは全く異なるこの演奏には、確かに「感動」がある。この録音を聴いてみると、カラヤンが歌いたかった「歌」がしっかりと収録されており、音質も最高である。しかし、ここでは音質うんぬんはもとより、ウィーフィルの弦をここまで歌わせたカラヤンの力量に感服するしかない!音楽はこれで良いのだ。最後はベルリン・フィルの芸術監督を辞任したカラヤンだが、まだこれだけの音楽力を持ちあわせていたのだ!これがカラヤン最後の録音となったが、ウィーンフィルが全身全霊を込めて演奏したに違いないこの録音は、歴史に残る「ブル7」となることは間違いないであろう。

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    S.A.倉田  |  滋賀県  |  不明  |  2011年07月14日

    神々しい。この演奏が《神の声》のように聴こえるのは私だけではなかったようだ。ブルックナーがこの曲に神の声を収めたのだとしたら、その領域に辿りついた演奏を記録したものはこれ1枚だけということになるかもしれない。それほどまでにこの演奏は別格だ。なお、SHM-CDとカラヤン・ゴールド盤とでは音の質感が違う。私はSHM-CDの方が好きである。理由は、あちらはこちらに比べて音の分離がはっきりしていて、霞がかった神々しさに欠けるため。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月06日

    本盤におさめられたブルックナーの第7は、クラシック音楽史上最大のレコーディング・アーティストであったカラヤンの最後の録音である。カラヤンは、様々な名演を数多く遺しているが、本演奏はそうした数多くの名演の中でも、そして、様々な指揮者によるブルックナーの第7の名演の中でもトップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。カラヤンは、膨大な録音を行っていることからも伺い知ることができるように、常にレコーディングを意識して活動していたと言える。カラヤンの演奏は、鉄壁のアンサンブルを駆使して、楽曲を徹底的に美しく磨き抜くとともに、流麗なレガートの下、金管楽器のブリリアントな響き、雷鳴のようなティンパニ、肉厚の弦楽合奏などが混然一体となった重量感溢れる演奏(一般的に、カラヤンサウンドと言われる。)を特徴としていた。特に、そうした特徴は、長らく芸術監督をつとめたベルリン・フィルとの演奏において顕著であり、数々のスタープレイヤーが揃っていた当時のベルリン・フィルの卓越した技量も相まって、1960〜1970年代のカラヤン全盛期には、オーケストラ演奏の極致とも言うべき数々の名演奏を成し遂げていた。とある影響力の大きい某評論家などは、かかる演奏に対して精神的な深みの欠如を云々しているが、そうした批判を一喝するだけの圧巻の音のドラマを構築していたと言える。ところが、1980年代に入ると、ザビーネ・マイヤー事件の勃発によりベルリン・フィルとの関係が修復不可能にまで悪化するとともに、カラヤン自身の健康悪化も加わり、カラヤンの演奏には、1970年代までの演奏のような凄みが欠如するようになった。そうした失意のカラヤンにあたたかく手を差し伸べたのがウィーン・フィルであった。1980年代以降、カラヤンがウィーン・フィルを指揮した演奏には、圧倒的な統率力でオーケストラを統御して音のドラマを構築した全盛期の面影はなくなり、むしろ、自我を抑制し、音楽そのものを語らせる自然体の演奏を心掛けるようになったと言える。これは、ウィーン・フィルというオーケストラの特色を重んじたものか、あるいはカラヤンの肉体的な衰えによるものかは定かではないが、いずれにしても、こうしたカラヤンの芸風も、最晩年になって漸く到達し得た悟りにも似た清澄な境地であったのかもしれない。したがって、この時期にウィーン・フィルと録音した演奏には、いわゆるカラヤン的な演奏とは随分と異なる装いの名演が多く、チャイコフスキーの第6、ドヴォルザークの第8及び第9、シューマンの第4、ブルックナーの第8など、枚挙にいとまがない。そうした一連の名演の中での頂点に君臨するのが、本盤におさめられたブルックナーの第7であると言える。ここには、オーケストラを統率して、圧倒的な音のドラマを構築したかつてのカラヤンはどこにも存在しない。ただただ、ブルックナーの素晴らしい音楽が、これ以上は求め得ないような美しさを持って滔々と流れていくのみだ。しかも、表面上の美しさにとどまることなく、どこをとっても奥深い情感がこもっており、あたかもカラヤンがこれまでの波乱に満ちた生涯を自省の気持ちを込めて振り返るような趣きさえ感じられる。このような崇高な高みに達した名演は、カラヤンとしても生涯の最後になって漸く到達し得た至高・至純の境地にあると言えるのではないか。正に本名演こそは、クラシック音楽史上最大のレコーディング・アーティストであったカラヤンによるラスト・レコーディングに相応しい至高の高峰に聳え立つ超名演であると高く評価したい。なお、音質は本盤でも十分に満足できる音質であり、さらにSHM−CD盤なども発売されているが、本名演の歴史的な価値に鑑み可能であれば、現在話題のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しいと思う聴き手は私だけではあるまい。

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    れいくー  |  奈良県  |  不明  |  2010年09月07日

    カラヤンの白鳥の歌であるこのCDはたくさん売れたと思います。そして、それはカラヤンがブルックナー作品の最高の指揮者であると多くの人々に理解してもらったとも思います。 ヨッフム、チェリビダッケ、クナッパーツブッシュ、ヴァント、ヴェルザー=メストなどブルックナーの演奏に定評のある指揮者はいますが、「美しさ」と「スケールの大きさ」に於いて、カラヤンの比ではないでしょう。 あらゆるクラシックファンに聴いていただきたいCDです。

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    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2010年07月28日

    カラヤン最後の7番となった当盤は、ジュリーニの美しい路線でもなければ、ショルティーのドライ路線でもありません。特に強い特徴がある訳ではないと思いますが、堂々とした演奏は晩年のカラヤンの演奏に共通する特徴だと思います。オケがVPOだと言うのも良い作用をもたらしたのかもしれません。第1楽章終結部分での音量の大きさは凄いものがあります。テンポはゆったりしていて、同じVPOを振ったジュリーニとは対照的です。

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    慎みましょう  |  東京都  |  不明  |  2010年03月05日

    素晴らしい音楽。その一言しか言えません。「ブルックナー」を期待したら違うかもしれない。でも、これには純粋な音の美が宿っている。カラヤンの音楽である。大好きです。

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