交響曲第9番『合唱付き』 フルネ&東京都交響楽団、澤畑恵美、寺谷千枝子、小林一男、 木村俊光
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宇野珍会長 | 色紙 | 不明 | 2008年11月25日
フルネ/都響シリーズの中では、最も不出来な演奏だ。ほぼ全編通して底力に欠ける。増して響きが軽いので違和感を覚えてしまう。3楽章は何とか美感が滴るのだが、途中のテンポがぎこちなくなる。フルネのベートーヴェンのベストは「田園」になる。または田園が名演すぎて、第9を期待せずにはいられなくなったから低評価にしてしまったのかもしれない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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新潟盤鬼 | 新潟市 | 不明 | 2008年06月05日
フルネらしい美演である。性急でもなく、騒ぐのでもなく、中庸のテンポで鳴るべき楽器が鳴っているだけなのにベートーヴェンの崇高な精神世界が描かれていく。独唱も合唱も精度は高い。最後のプレスティッシモもテンポを上げることもなく、一音、一音を丁寧に重ねて堂々と第九を締めくくっている。フルネらしい終わり方である。エロイカと並ぶフルネのベートーヴェンの最高傑作であろう。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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