交響曲第8番 カイルベルト&ケルン放送交響楽団
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年04月16日
いかにもカイルベルトさんらしいと言えばいいんですかね。全体を「ぐゎしっ」と掴み、あとは興に乗って音楽を自由にはばたかせてゆく、そんな印象かな。だからやっぱり、この演奏は、まさにこの日この時のカイルベルトとケルン放送響の固有のものであり、もしスタジオで正規のレコーディングということであったならばきっと違う感じの出来栄えであったでしょうな。ま、オケの彫琢には一層望みたい余地はあり(若干辛そうな箇所あり)、また特に個性的な表現も希薄かなあとは思いますが、カイルベルトさんの貴重な遺産、リリースされたことはまことに慶賀の至りであります。録音は上々。レンジの広さも含め、不満はありません。良質なステレオ録音です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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霧笛 | 神奈川県 | 不明 | 2011年07月17日
細部の技巧にこだわるよりも、曲全体の構造を大きく捉え、感興に乗りながらコーダに向けて豪快に推進していく力に圧倒される。これはどの曲にも見られるカイルベルトの個性だが、8番の性格も相まって、見事の一言。ケルン放送響も上質なオケであることが実感できる。しかし、ブルックナー8番の録音があったなんて感激です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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マサハ | 埼玉県 | 不明 | 2009年06月04日
ハンブルグ国立フィルとの9番や同じケルンRSOとのヴァントの演奏から連想していると、あてが外れます。録音のせいもあると思われますが、意外にサラっと淡白でオフマイク気味のやや軽めの響きに当初は戸惑いました。また弦の今一つ濁った響きが気になります。聴き込むほどに良さがわかってきたように思いますが、壮麗で刺激的な演奏を求める向きやライヴゆえの細かいミスが気になる方には、お薦めできないかも知れません。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid&massa | 三重県松阪市 | 不明 | 2008年12月15日
生前・没直後はLPレコードの1000円盤で発売されることが多かった(キングGTシリーズだったかな?)指揮者だったので2流と思われていたが(小生の思い込みだったのか?)今こうして聴き直してみるとドヴォルザークをはじめブルックナーもベートヴェンブラームスも充分聴くに堪えるどころかかなりの名演であった。なぜあんな扱いをされたのだろう?当地では名指揮者だったはずなのに。このブル8を聴くとどうしてもっと長生きしてブルックナーの全集を完成してくれなかったのか?痛恨の極みである。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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s003824 | 和歌山 | 不明 | 2008年12月02日
ハンブルク国立フィルとの第9番も素晴らしかったが、この第8番もそれに勝るとも劣らない名演。基本的には作為的なところのない素朴な演奏スタイルなのだが、スケールの大きさは十分である。オーケストラも上手い。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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POLAN | 東京都 | 不明 | 2008年04月26日
今年は生誕100年なのに、カラヤンと朝比奈の厚い壁があり、なかなか表立って露出する機会がない通好みの巨匠カイルベルト。でも、この演奏の表現力は誰が聴いても圧倒されるはず。これほど熱く、確信に満ちていて、逞しい造形感を持つ凄いブル8はそうそう聴けない。はっきり言って、カラヤンや朝比奈のブル8が(それぞれに良さはあることは認めるが)、この演奏の前では色褪せて見える。知らずに通り過ぎるのはメチャクチャもったいない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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プレリュード | 兵庫 | 不明 | 2008年02月02日
衝撃の1枚。ハース版による演奏では、これが私にとって朝比奈(ラスト)、ヴァントとともにベスト3だ。ただしブルックナーの「ゆっくり休み休み逍遙する」演奏ではない。アダージョ後半くらいから、ぐんぐんヒートアップ。美しい楽想が泉のごとくわき出てくる。全曲を一気に聴かせる意味において、朝比奈やヴァントとは異なるがゆえの魅力あり。カイルベルト畏るべし。今のところこのレビュー少なすぎ。世のブルックナー・ファンよ、目覚めよ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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SICK AS A DOG | 静岡 | 不明 | 2008年01月19日
リングの発掘・超名演で男上がりまくりのカイルベルトだが、このブル8も一層彼の名誉に寄与する事間違いなしだ。剛毅!録音も最高。エンジニアがアイヒンガーでなくて良かった〜。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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fuka | 横浜 | 不明 | 2007年11月19日
若干速めのテンポで輪郭をくっきりととるような骨太の演奏ですね。3楽章はハース版ならではの流麗さも出ており、これまでこの曲のリリースはなかったけどやっぱり得意レパートリーなんだなと実感。この曲が得意なのはクナやシューリヒトだけじゃないんですよね。ん、それで何年の録音だっけとみると1966年、そんなに前の演奏なんだ。今でも十分に通用するし、逆に言うとこの曲の演奏で何が現代的な進歩なのかしら。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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