月の光 Snowflakes are Dancing
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かめ | 東京都 | 不明 | 2014年08月18日
不安定なアナログシンセ「モーグ」を個人で初めて輸入し、押収寸前に楽器だと説明しに税関に出向いて、手弾きと16ステップのシーケンサーで多重録音をし、日本のレコード会社には見向きもされず、RCAで大ヒットとなった途端に「世界のトミタ」ともてはやされつつも、これはクラシックじゃないなど的外れな批判にさらされた曰くつきのアルバム。ここでの実験的手法はYMOなど世界の音楽家達には多大な影響を与えている。音色、テンポ、ダイナミクスの設定はクラッシック指揮者の必須条件だがそれに加えて音場のデザインを提案しドビッシーの一大絵巻を展開してみせる。「イーハートーブ」のミクにやられた皆さんもぜひ聴いてみて欲しい。因みにモーグトミタの習作は「銀河鉄道の夜」をいう自作曲。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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