hijidon  |  宮城県  |  不明  |  2012年03月07日

こんなに説得力のある”伴奏”は初めてである。出だしから明確で力強く貫禄たっぷりで、ピアノもとても堂々としていて骨格も明瞭である。演奏自体は名演奏といってよいが、音質は思ったよりよくない。高音がこもっているし、編集も粗さを感じさせ、せっかくの素晴らしい演奏なのに非常に残念である。

 

Nimrod  |  北海道  |  不明  |  2008年01月27日

私はこの廉価盤でないものを持っていますが、昔からの愛聴盤です。 出だしのEs-dorの響きから キレの良さと厳しさが同居したような演奏。さらに全体的に重心の低いサウンドで深みもあり引き込まれます。 ザンテルリンクも、この時代から既に自然体の演奏で魅力的です。協奏曲はもちろんSoloも大事ですが、オケも大事なんだと感じさせます。 ピアノのディーター・ツィヒリンは私はよく知りませんが、ジャケットのイメージから想像できないくらい、表現の骨格がしっかりした演奏でこの皇帝も好演だと思います。