ピアノ・ソナタ全集第2巻 ワルター・クリーン(2CD)
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☆の降るまち | 東京都 | 不明 | 2012年01月29日
美しい演奏である。録音も良い。ピアノの音が素晴らしい。13番(D664)を練習するにあたり、リヒテル、ケンプ、ルプー、シフで聴き較べしたが、ウィーンの薫り漂う演奏はこれ。早すぎず、遅すぎず、強弱をつけすぎず、枯れ過ぎず、若々し過ぎず、全体のバランス、センスが良いと思った。ウィーンらしい優美さの中に歌があり、哀愁があり、喜びがある。私にとっては本当に素晴らしいしシューベルトのソナタ集である。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レエル | 不明 | 2009年08月04日
淡々と綴りなされる13番は、趣のある平淡な演奏で好感が持てる。しかしながら録音が紙臭く音が痩せていて、シューベルトの持つ微妙なニュアンスが伝わって来ない。やはり古いスタイルならばケンプ、新しいスタイルならばダルベルトやシフがお薦め!又キワモノではアファナシエフも面白い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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pianomania | 桜が咲く公園で | 不明 | 2006年03月25日
クリーンのシューベルトは優雅で、まるで往年のVPOに共通する響きの良さを聞くことができる。「死」との対話に焦点を絞り込んだ文学的趣味の表現で、その方向で曲を聞きたい人にお勧めします。このセットには傑作が3曲も入っており、好感が持てます。さすがに後期のソナタは技術的に難しそうですが、最近のメジャーの少し年を重ねられた看板ピアニストが好きな人なら全く問題ないはずです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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