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ブラームス(1833-1897)

SACD 交響曲第4番、ハイドンの主題による変奏曲 ジークハルト&アーネム・フィル

交響曲第4番、ハイドンの主題による変奏曲 ジークハルト&アーネム・フィル

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年07月06日

    いかにも落ち着いた感じの演奏。弦楽器の人数が少ないのか、音色はすこぶるスリムで、それがいささか脆弱な印象を与えもします。そういうアプローチならば、オーケストラの個々の楽員が「妙技」を発揮してくれないと表現力は弱まってしまうのでして、ここでのアーネムフィルはやはりそこまでの水準ではない、と思います。いたずらに煽ったりもったいぶったりしないのは好感が持てますが、それならば、それ以上の何かを積極的にアピールすべきでしょう。私としては物足りない。さらなる表現意欲を求めてしまいます。雄渾で力強いヨッフム(ライヴ)、ロマンティックなワルター、歌にあふれたジュリーニ、など、忘れられない演奏が多いこの名曲。もう一歩の踏み込みがほしいところであります。

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    m326  |  新潟県  |  不明  |  2010年01月13日

    全体に淡々とした、抑制された演奏。力みや誇張は一切ない。第4楽章冒頭などは、もっと劇的な表現が可能であろうが、あえて抑え、ひとつひとつの音を丁寧に鳴らしている。録音も非常によく、ヴァイオリンの高音も決して刺激的にならず、つややかで美しい。繰り返し聴きたくなる演奏だ。

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    Haydn Grand  |  埼玉県  |  不明  |  2008年02月27日

    シリーズを通して、気を衒わないオーソドックスな音作りだ。オケは重心が低く、良く鳴り、充実度満点なブラームスである。深く燻し銀のような弦の響きが印象的。音楽そのものを楽しめる演奏である。

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