トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ショパン (1810-1849) > ピアノ作品集 ハラシェヴィチ(p)

ショパン (1810-1849)

CD ピアノ作品集 ハラシェヴィチ(p)

ピアノ作品集 ハラシェヴィチ(p)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:14件中1件から14件まで表示

  • ★★★★☆ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2020年02月11日

    かつてショパンコンクールで優勝したハラシェヴィチのショパンの録音を集めたBOXセット。。演奏、録音、音質、ともに素朴な感じ。ところどころ味わいがある。この録音は最新のリマスタリングで音質を上げればもっと良くなる可能性がある気がした。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    VOLOS  |  神奈川県  |  不明  |  2019年03月26日

    ハラシェヴィチは55年ショパンコンクールの優勝者ですね。その後、2位だったアシュケナージの方が有名になったこともあり、審査で不正があったかに語られていますが、真相は違うようです。アシュケナージは3次予選のコンチェルトで致命的なミスを犯していたとのこと(第2協奏曲の90小節以降を間違って繰り返したらしい)。 この作品集は、58年ごろから約10年がかり録音したものですね。その後、彼は国際的なコンサート活動からは身を退いて、ワルシャワ音楽院で後進の指導に専念しているようです。あちこち飛び回ってバリバリ弾きまくるタイプじゃないんでしょうね。 で、このショパン集…強烈な個性こそ感じられませんが、音楽のバランスが取れていて好感が持てます。癖のない自然な歌い回しでショパンの実像を過不足なく伝えてくれます。4〜50年前の録音とは思えないほど、音質も良好です。 ショパン全集は、ルービンシュタインとフランソワとマガロフと、このハラシェヴィチさえあれば、私には十分です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    apple  |  神奈川県  |  不明  |  2017年09月13日

    「ショパンのこころ」という感じがします。クセがなく自然に感じます。音に丸みがあるところも好きです。持っていたショパン名曲集がすべてよかったので、沢山の曲がこの人の演奏で聴けて嬉しいです。 ダイナミックな曲の盛り上がる所では、体がゾワゾワっとして涙が出る部分も何曲かありました。mpより小さい音もあると思いますよ。 確かに、ほかの演奏家のCDに比べれば星4つかなと思う曲もありますが(エチュードとプレリュードの中の何曲か?)、大多数の曲は星5だと思うので、星5をつけたいと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    となりのドロロ  |  北海道  |  不明  |  2015年10月27日

    虚飾のないショパン。自然な表情をつけるが どちらかというと暗め。よく聴きます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年11月11日

    ハラシェヴィチは1955年のショパンコンクール覇者だが、今では契約していたフィリップスレーベルがなくなったこともあってか忘れられつつある。そんな中でこの値段で10枚という量の録音集がまとめて出たことは感動的ですらある。しかも安く、今では3000円まで下がっている。LP時代の5分の1以下の価格だろう。特にホルライザー指揮の協奏曲は確か昔、安いFontanaレーベルの1200円ぐらいのLPで売られていたので、耳にされた方も多いのではないかと思う。当時の廉価盤でもすでに、ポリーニやブライロフスキ、アラウなどがあり、地味な印象だったが、今にして思えば虚飾の少ない素朴さ、骨太さがマニア受けする演奏のような感じがする。55年のショパンコンクールで2位に甘んじたアシュケナージをはじめ、数々のスター演奏家に比べれば、端然として、華やかさや強い個性は薄いが、骨太さと繊細さ、力強い技巧を備え、これぞ本場ものというべきだろう。ちなみにご承知の方が多いだろうが、55年のショパンコンクールでのこの審査結果に、審査員だったミケランジェリが激怒し抗議の辞任をするという騒動も起きている。80年のポゴレリッチ予選落ちに抗議してアルゲリッチが審査員を辞任したのを先取りしたかのような話だが。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    すけるつぉ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月03日

    いわゆる500円CDでなんとなく買ったハラシェヴィチ氏の演奏がどの曲も良く、特にノクターンに心惹かれノクターン+プレリュード2枚組と比較した結果、やはり色々と聴きたく思い、この10枚組を購入しました。これまであまり聴く機会のなかったマズルカ集も愛聴し、こちらを選んで良かったと実感しています。ちなみに、10枚中2枚が前述の2枚組と同じかと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2011年09月05日

    意外に、と言っては失礼ですが、技術レベルはかなり高く、練習曲集など、ポリーニ以前の演奏の中では最も技術的に優れた演奏だったのではないかと思われます。ただ、技術に比例した洗練度があるかというとそうでもなく、どこか無骨で田舎臭い感じが付きまとう演奏が多いのも事実です。録音のせいもあるのかもしれませんが、メゾピアノ未満は存在しないかのような弱音の幅の狭さがその一因ではないかと思います。全体に、飾り気の無い素朴さを愛でるべき一組と言うべきかもしれません。音質は年代を考えれば及第点ですが、ソナタ2番でピアノの音にジャリジャリとしたノイズが乗ってしまっているのが残念。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年09月01日

    奇を衒うことなく、自然にショパンに向き合った演奏。強い個性はないかもしれないが、正統派のショパンだ。ポロネーズのリズムがカッコいい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2010年05月04日

    昭和45年頃フィリップスの7インチLP名曲アルバムで親しんだショパンがハラシェヴィチの演奏でした。ライバルのアシュケナージと比較して、テクニックの凄みこそ及ばないものの、ことショパンに関する限りアシュケナージのような鈍感さは皆無であり、表現は繊細だし、なんといっても呼吸が自然で好感が持てます。今年はショパンイヤーですが、初めてショパンに親しむには、フランソワやホロヴィッツやルイサダは個性的過ぎ、ルービンシュタインは枯れすぎ、アシュケナージやポリーニは鈍感過ぎ、コルトーはテクニックが不足し過ぎ、ということで本BOXは安くてお薦めです。ヒスノイズを除去しないマスタリングにも好感がもてます。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    MS  |  三重県  |  不明  |  2009年07月15日

    アダム・ハラシェヴィチの演奏はどれも好きだが特に短調系はかなり良い。 ノクターン18番・20番・21番、ワルツ3番・10番・19番、プレリュード4番・6番、エチュード19番etc… 個人的にあまり好みでない演奏もありますが、CD10枚でこの値段であればOKだと思います。 なお、バラードの第1番は、この作品集に収録されている録音よりもPhilips Duo Series の「The Best of Chopin」の2枚目の9曲目に収録されている演奏の方が個人的には好きです。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    S  |  Japan  |  不明  |  2008年12月04日

    多様な性質を内包する詩人の譜面からソリストが紡ぎだすのは、安らぎであり癒しである。熱情や劇性あるいは霊感とは対極の位置にあるが、彼のコンチェルトやノクターン、マズルカなどの演奏は、すばらしい贈り物だ。その中味はおそらくある年齢を超えた人間なら誰もが求めるもの=ノスタルジイなのだろう。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    M  |  愛知  |  不明  |  2008年07月12日

    強めの輪郭で、テンポの緩急やダイナミズムの強弱を武器としない。著名なピニストの個性とか繊細さの替りにここにあるのは、現実の鳴り響く音としてのポーランドの伝承的ショパン像だろう。種々の名演奏を聴き漁った耳には、そこが新鮮に感じられる。バラード4番、ノクターン5番、別れの曲に独特の響きの作り方の上手さを感じた。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    Winner  |  1955 in Warsaw  |  不明  |  2007年02月20日

    往年のポーランドの(名?)ショパン弾き、ハラシェヴィッチのショパン録音を全て集成したセットが遂に出た!いくつか分配で出ていたが、エチュード、マズルカ、小品等初CD化多数。個人的には実にうれしいセットである。ハラシェヴィッチのショパンは、斬新な解釈や鋭い技巧を武器に聴き手に迫るものではない。しかしそのさり気ない表現には、氏のショパンに対する深い愛情が感じられるのだ。最近多い自己顕示欲の強すぎるショパンに辟易としている聴き手には、却って新鮮な印象をもたらすかも知れない。なお新リマスタは高域をカットし過ぎと思う。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    Winner  |  1955 in Warsaw  |  不明  |  2007年02月18日

    往年のポーランドの(名?)ショパン弾き、ハラシェヴィッチのショパン録音を全て集成したセットが遂に出た!いくつか分配も出ていたが、エチュード、マズルカ、小品等初CD化も多数。個人的には実にうれしいセットである。ハラシェヴィッチのショパンは斬新な解釈や鋭い技巧を武器に聴き手に迫るものではない。しかしその朴訥とさえいえる表現の中には氏のショパンに対する深い愛情が感じられるのだ。最近多い自己顕示欲の強すぎるショパンに辟易している人には却って新鮮な印象をもたらすかも知れない。なお新リマスタは高域をカットし過ぎと思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:14件中1件から14件まで表示