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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲第1番、他 ティーレマン&ミュンヘン・フィル

交響曲第1番、他 ティーレマン&ミュンヘン・フィル

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検索結果:14件中1件から14件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2023年04月17日

    皆さんと同じくあまり魅力的な演奏ではなかった。第1楽章は10分あまり調子が出ていないようで、12分過ぎからぐっと調子が上がり力が増してくる。良いのは第3楽章ですっきりしながら情感が出ている、また第4楽章初めの主題を弱く演奏しているのは、他の演奏では聴けない効果がありとても感心した。ただし、全体としてフォルテに根源的な拍力がなく浅さがあり、それが全体の流れを平板にしていると思った。往年のステレオの名演である、ミュンシュやワルターとどっちが良いかと問われれば、間違いなくミュンシュ、ワルターのほうが良いとわたしは言う。

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  • ★★★★★ 

    ヒヒ  |  愛知県  |  不明  |  2012年04月08日

    ブラームスの交響曲一番の演奏の中では、今のところこれが一番わかりやすい(感動できるのはカラヤンの最後の演奏会のもの)。この演奏の一番の長所は、すべてのフレーズを歌いあげて(それに何という雄弁さか!)、それも前後感に違和感がないという点である。他の魅力的な盤においても、ぶつ切りな演奏というのが一般的であるように思える。そこに一石を投じたという意味では革新的であるのではなかろうか。エグモントは手堅くまとめたと言った印象が強い。そこで繰り広げられている音楽は、他でもない、低音の張った濃厚かつ雄大なティーレマンの音楽であるが、ブラームスにおいて見受けられる剛腕はない。しかしながら、エグモント単体の演奏としては満足できる、そして、ブラームスの前座としてみれば十二分の出来である。 保守というより守旧的とみなされやすい指揮者ではあることは、その放つ音やテンポ変化があるという点から致し方ないことである。しかしながら、私はそれをあえて選択したティーレマンのこだわりといいますか、頑固さといいますか、そういった点も含めて攻める指揮者であるなと思う。

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  • ★☆☆☆☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年09月02日

    「アルプス」「英雄の生涯」に続く、小生にとって「ティーレマン」の第3弾。 先の2者に感動し、「ティーレマン」の演奏に期待しつつ当CDを購入した。 結果はやはりVPOは偉大なのか? というところか。 「アルプス」や「英雄の生涯」であれだけ積極的なアプローチを行っていた表現も、大仰な間延びした演奏となってしまっている。 呼吸感が無く、曲が展開していこうとすると、後ろ髪を引くようにブレーキがかかる鈍重さは、あのスタイリッシュな「英雄の生涯」とは比べ物にならない。 そして音が抜けてこない。 これはホールのせいなのだろうか? ミュンヘンフィルの特徴なのだろうか? 妙に冷静で平坦な弦楽合奏はチェリビダッケの偉大な遺産なのだろう。 それともう一点。今世紀に入って殆どがライブ盤のリリースとなっているようだが、是非ともセッションを組んでじっくりと良い物を作ってもらいたい。 ここで言う良い物とは、当然、再生芸術として何度聴いても新鮮さを失わないレベルの録音の事で、このような駄演を乱売するとすぐに飽きられてしまう可能性が高い。 今後のドレスデンやウィーンフィルとのリリースに期待したい。

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  • ★★★☆☆ 

    sisina  |  千葉県  |  不明  |  2010年01月21日

    期待して聴いたのだが、正直平凡だと思う。とは言え、第4楽章は良かった。この平凡さはティーレマンの平凡さなのか、はたまたミュンヘンフィルの平凡さなのだろうか。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年07月24日

    ドイツに今ひとつ指揮者人材が数の上でも豊富というわけではない現在、ティーレマンの動向は注目せざるを得ないでしょう。さて本盤はその彼が2005年MPOを振ってのブラームス第1交響曲でティーレマンにとってはレパートリーずばりに近い選曲・・・緊密な出だしで決して破綻荒れしないキッチリした演奏で力強さも充分感じさせます。音の状態は初めMPO独特な感じも混じっての音にすればもう一つそのモヤモヤ感は取れず技術的な処もあるのでしょう・・・私はそれ程気にはなりませんでした。同時期ヴァントのものが出たりその他いろいろこの曲の競合盤も多く出ましたが先述の音構成の緊密さを味わえる素晴らしい盤と思います。

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  • ★★★★☆ 

    Walterbritten  |  埼玉県  |  不明  |  2009年07月19日

    久々にブラームスの良い演奏を聴いた。テンポの設定が見事で造形が良く、甘すぎないブラームスになった。こんな演奏をしょっちゅう聴けたらいいな。エグモントも古典的造形がきちんとしていてドラマが崩れない。10年前にコヴェントガーデンで観た『薔薇の騎士』の好演を思い出しました。ブラームス好きにお勧めします。録音も好いと思います。

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  • ★★★★☆ 

    Johannes  |  埼玉県  |  不明  |  2009年06月17日

    既存のバーンスタイン、VPO(録音1981)のものに比べると、抒情性もなければ渋さもない。それでも音楽として聴ける。しかし、やはりブラームスの特徴である渋さがないのがなんとなく淋しい。

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  • ★★★★★ 

    aa  |  aa  |  不明  |  2009年01月11日

    録音は、ミュンヘンフィルの音を捕らえていて問題なし。 演奏はドラマチックでとても素晴らしい。 今後が楽しみな、特にドイツ系における有望な指揮者と考えられる。

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  • ★★★☆☆ 

    hossy  |  愛媛  |  不明  |  2008年01月09日

    録音は少し明瞭さにかける。 エグモントは緊張感があり、いい演奏だ。 ブラームスは第一楽章は60年代のカラヤンの演奏ととてもよく似ている、出だしから音の響きテンポまでだ。全体としてはいい演奏なのだが終楽章のもたついた感じは嫌いだし、ここはスッキリ行って欲しい。荒削りだが、強引な運びがなく奇麗な音の鳴らし方は、この指揮者の非凡な才能が感じられる。又、このオケの乾いたティンパニの音はブラ1にとてもいい影響を与えている。こんなにドイツ的な重い音が出せる、このオケにも少し感心した。万人向きではないかもしれない。

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  • ★★☆☆☆ 

    トラ  |  とうほく  |  不明  |  2008年01月03日

    11月の来日公演の感銘を受け当盤を購入。皆さんが指摘されている通り録音がいまいちなのですが、MPHILの弦の音自体がこんな感じではなかったかと、CDで冷静になって聞いて思いました。ある意味、公演には先行して予習していかなくて正解だったかも・・・。でも4楽章のタメにのあとの主題の歌い方は絶品です。

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  • ★★★★☆ 

    唯聴家  |  東京都,世田谷区  |  不明  |  2007年08月13日

    ティーレマンはライヴ向きの指揮者かもしれない。彼の演奏の特徴は,強音部の押しの強さと弱音部のセンティメンタルな旋律線の極端な対比にあるように思います。これが(わざとらしくて嫌いな人も多いのかもしれませんが)実演では圧倒的な迫力と共感を生むが,録音ではどうも精彩を欠いてしまうのはどうしたことか。一方,繰り返し聴いてみると,分厚く大きな造形の中に細部では非常に落ち着いた美しさを湛える佳演にも思える。なんとも評価が難しい。ちなみにMPHILの音はいい音に戻りつつあると思います。

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  • ★★★★☆ 

    サトル  |  東京  |  不明  |  2007年04月18日

    往年の巨匠の演奏スタイルを意識しているのだが、どこか、ホモセクシャルなナヨナヨさがかいま見られるのが面白い。他の人が指摘しているように、録音が今ひとつ。エンジニアのライナー・マーラートはいつもこういう微温的録音をする。しかし、全体として悪くはない。

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  • ★★★★☆ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2007年04月01日

    録音がフィルターがかかったようにもやもやするのが惜しい!ティーレマンの堂々とした遅めのテンポによる演奏はドイツ的な構築美に溢れている。ただ、ミュンヘンフィルの音が良くない。クナやケンペの時代の魅力的な音色はチェリによって失われてしまったのか?

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  • ★★★★★ 

    仔牛ののぶちゃん  |  豊中市  |  不明  |  2007年03月29日

    CDが届いて早速聴いてみました。エグモントは凄演、特に前半の盛り上げ方が美しい、後半はちょっと緩みますが。ブラームスは出だしのゆっくり目が難問に苦闘する感じで少しもたつきのようにも思えます。しかし、第3,4楽章と段々燃焼度が上がってきます。ライヴの素晴らしさでしょう。ティーレマンがブラームスの堅固な構成を尊重ししつロマン性を表現して行くという正統路線で頑張る姿勢が理解できる好演でしょう。

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