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マーラー(1860-1911)

SACD マーラー:交響曲第4番 ズデニェク・マーツァル&チェコ・フィル

マーラー:交響曲第4番 ズデニェク・マーツァル&チェコ・フィル

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月18日

    この曲の決定盤はバーンスタイン&NYP。異論なし。さて、マーツァルだ。中庸の美演である。金子某ら一部評論家から貶されているチェコフィルが、いかに素晴らしいオケかもわかる。生演奏でも彼らの音楽性の高さは、VPOに匹敵する。マーツァルはノイマンと同じく、ヘンなことはしない指揮者だ。ひょっとしたら、晩年のノイマン(神々しかった)を超えるかもしれないと期待している。当ディスクは録音も良く、演奏も良い。バルビローリの超絶的ライブ(BBC)と比べると物足りない部分もあるが、このメルヘンを美しくまとめたマーツァルの手腕は高く評価されよう。「大いなるよろこびへの讃歌」を敬遠していた人には、特にオススメ!

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  • ★★★★☆ 

    くれんぺら〜  |  東京  |  不明  |  2009年02月04日

    1楽章から三楽章までは,思った以上に美演で今まで流して聞いてしまったところの美しさにまで気付かせてくれる。四楽章はそれまでの流れの良さが途切れてしまった感じがしてもどかしい。

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  • ★★★★★ 

    hohoho  |  愛知県  |  不明  |  2008年02月01日

    マーツァル/チェコフィルは、7番で聴けば聴くほど深い響きだと感動し、9番に至ってはあまりの総合的美しさに期待を大きく上回り、あわてて4番を注文しました。こりゃあわや9番に勝るほどのものでした。各楽章実に適切なリズムと響きであると思うのです。6番では第一楽章などでフレーズの尻上りの軽さが気になったりしたが、これぞ4番のリズムと響きだという納得と、かつてない感動を与えてくれました。アバド/BPOも歌を除きなかなかだと思ったが、一楽章などで不必要に思えるテンポのいじりがあったのに、当盤ではそう感じない所がすごい。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2007年02月11日

    私にとってはカラヤン=ベルリンフィルのライブ(sacd-237)が、3楽章までは最高の演奏記録でした。バーンスタイン旧盤はオケのほころびが気になり、新盤は神経をさいなんでくる。曲の美しさがそのまま表れたシェイナ盤とノイマン盤と共に、マーツァル盤は録音も含めて一番隙のない名演だと私は思います。毒を毒としてのみ感じさせる演奏よりも、多くの人の心を幸せにしてくれると思います。

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  • ★★★☆☆ 

    火へんに華  |  千葉  |  不明  |  2007年02月08日

    微妙なテンポの揺らし方が気になる。繊細にスコアを読んで、練り上げた解釈の上でのテンポ移行である様に思うが、どこかしっくり来ない。身体的にリズムを感じているのだろうが、それを透過して手練手管がうっすらと見えるのが気になる。それが違和感につながっているのだろう。オーケストラの精度は高いが、アンサンブルが緊密にすぎると思う。いわば、室内楽的な傾向が強すぎて、窒息してしまいそうになる。指向するサウンドが、軽やかでアクの無いものだけに、もっと風通しの良さが欲しい。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  名古屋  |  不明  |  2007年01月11日

    半世紀前のVPOを思い出させるような、昨今のオーケストラ界では、もはやめったにお目にかかれなくなったこのコンビの素朴な手作り感が最大限に生かされた美演。3番、5番、6番では人が言うほど感心しなかったが、この曲では文句なし。過度にロマンティックになることを避けて、第3楽章なども粘り過ぎないのがいい。作曲者の指示通り、「絶対にパロディなしで」演奏しながら、この曲に仕込まれた恐ろしい毒がじわじわと滲み出てくるあたり、実に絶妙な味わいだ。録音も室内楽的な曲だけに、これまで以上に江崎氏のセンスが光る。

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  • ★★★★★ 

    adagietto♪  |  千葉県  |  不明  |  2007年01月02日

    チェコ・フィルの定評ある弦楽器群に絡む色とりどりの木管楽器群が何とも言えぬニュアンスを漂わせている。冒頭の弦楽器によるポルタメントから魅惑的で、一度再生すると病み付きになってしまう。冗長さを感じることがある第3楽章は、まさに至福の時を約束してくれる最高の一枚。

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