シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD Dichterliebe, Etc: Wunderlich / Giesen

Dichterliebe, Etc: Wunderlich / Giesen

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    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2018年02月18日

    クラシック入門者にとって声楽は比較的なとっつきにくい分野かと思いますが、そんな人たちにこそ聴いてもらいたい名盤で、大変な美しさです。

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    greyfalcon  |  福岡県  |  不明  |  2014年03月27日

    初めて聴いたときから30有余年これを越える詩人の恋に出会ったことはないし、今後もあるとは思えない。それくらい不滅の名演だ。曲想と声のマッチングの奇跡は、シューマンが彼のために作曲したかのようだ。こんなに純粋で透明な青春の哀しみを何の作為もなく自然体で歌うだけで完璧に表現してしまう。最初の一声で魔法にかけられ、夢のような陶酔が最後まで続いていく・・・リートが嫌いな人でも、これだけは途中で止めることは出来ないだろう。

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    楽山子  |  北海道  |  不明  |  2013年06月05日

    ヴンダーリヒの伸びやかな歌声を聴くと、詩人の恋はやっぱりテノールがいいなと思います。フィッシャー・ディースカウとエッシェンバッハのシューマネスクを極めた名盤も手放せませんが、歌を聴くならヴンダーリヒですね。 カップリングのベートーヴェンも名唱です。技巧の限りを尽くしたシューマンの後に聴くとその不器用さが心が打ちます。素敵なカップリングです。 ベートーヴェンの4曲の後にシューベルトが続きます。これも悪くないですが、録音が明らかに違ってその違和感にせっかくの陶酔が破られてしまいます。 オリジナルカップリングかバランス調整しての再発売があれば買い直したい。それだけの価値のあるレコードですから。

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    あんぱん  |  京都府  |  不明  |  2009年07月17日

    初めてこの曲を聴いたのがこのヴンダーリヒでした。その時はこの人のことを知らず、幾年が流れ色々この曲を聴いてきましたが、初めて聴いたあの感動が忘れられず、捜し求めてようやく見つけた思い出深いCDです。 この曲は、本当にこの人の声のためにあるのではないでしょうか、ほかのどの演奏よりも美しく切なく甘く、忘れていた失恋の痛みをこれでもかというほど大量の波で思い出させてきます。 ピアノの伴奏がダメと言っている方がいますが、私はシューマンの曲にはこういったちょっと冷酷気味な伴奏のほうがしっくりきます。特にこの曲においては、決して歌いすぎることなく出来るだけ淡々とあってほしい。そういう意味で本当に素晴らしい伴奏だと思います。一部乱れがある気もするが…。 そしてこの録音の良さも素晴らしいですね。外に向かって残響が広がる感じがすごいです。 もう溜息が止まりませんね。

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    ドイツ  |  博多  |  不明  |  2008年10月16日

    ヴンダーリヒの超美声を聴いているだけで幸せというような一枚。私の愛聴盤です。ドイツ語も美しい。私にとってボストリッジ盤はうまいがどうしても、あのドイツ語が聴いてられない。F. ディスカウのも、もちろん素晴らしいが、この曲はやはりテノールで聴きたい。ヴンダーリヒのCDでは、水車小屋の娘やラストリサイタルなどもおすすめ。悲劇の死の数日前の物です。本当若くして亡くなってしまったのが、惜しまれます。

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    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  2008年03月10日

    天性の美声!けれどももっと素晴らしいのは、その美しい歌声に垣間見る危うい程のロマン的陶酔です。《美しき五月》の淡く甘い表情の素晴らしさ、《私は嘆くまい》といいながら嘆き苦しむ激情の表出の妙、《フルートとヴァイオリンの響き》にみるアイロニー、そして《忌まわしき過去の歌》の狂気……恋への憧れや諦め、希望や絶望といったものを、ここまで見事に歌い込んだものは皆無と言ってよいでしょう。併録のベートーヴェンとシューベルトも秀逸。つくづくヴンダーリヒの夭折が悔やまれます。

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    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2005年07月13日

    決してきれいなだけの演奏ではない。ロマン派特有の病的にグロテスクな感情が見事に歌いこまれている。中年シューマンが永遠の若さを夢見るような歪みまで表現しているかのようです。ボストリッジの、この曲集の意図に最も適切と思われる表現と比較すると良く分かる。歌は本当に素晴らしいのだが、ピアノがもうひとつ。この曲集の伴奏を意味を引きずり出すエッシェンバッハやドレイクらと比較すると、安易だ。この曲の伴奏は本音であり、影であり、建前を食い散らかすんだけどなあ。美しい仕上がりだけに惜しい。

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    samou  |  kumamoto  |  不明  |  2003年06月22日

    超のつく美演。自分の声に絶対の自信をもち、「詩人の恋」全曲を一気呵成に歌っている(曲間に切れ目がないように聞こえる。録音のマジック?)。その自然さと天性の美声にうっとりさせられてしまう。フィッシャー=ディースカウの徹底的に考え抜かれた知的な演奏とは対極にある歌唱である。

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