<交響作品集1>交響詩「リア王」/交響曲第1番 レトーニャ/バーゼル交響楽団
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Seiru | 千葉県 | 不明 | 2010年04月21日
指揮者として高名だったワインガルトナーですが、シンフォニストとしての才能も有り余るものがあり、彼の作品はもっと評価され、演奏されるべきでしょう。 その中でも交響曲第一番は彼の作品中では演奏時間が短いもののとても聴きやすい交響曲です。欧州に流るる風を感じる第一楽章。歯切れのいい主部と旋律がとても美しい中間部を持つ第二楽章。朝の自然を感じるスケルツォ。そして喜ばしく躍動感の有るフィナーレ…美しい旋律を以て、同じ名を持つメンデルスゾーンをさらに進歩させたような、マイナー交響曲の中でもかなりの名作です。 「リア王」も、構成が素晴らしく、R.シュトラウスのような姑息な描写も用いていないのに、場面が浮かんでくるこちらも名作交響詩です。ワインガルトナーの音楽を聴くにしても、マイナーなものに手を出すとしても、まずおすすめしたい一枚でしょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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