平均律クラヴィーア曲集第1巻 アファナシエフ(p)(2CD)
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 2010年08月08日
鬼才アファナシエフがどのように平均率を弾くのか、興味があって買った。悪くはなかったが、リヒテル3種、ニコライエワ、ヒューイット、ヴァルヒャ、グールド、ジャコテの上に更に意味をもつことにはならなかった。少なくとも今は。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2006年09月24日
平均律の解釈とは。平均律の音程の全ては近似値でしかない。2つ以上の音を鳴らすと必ずうねるし、調性音楽で重要な長3、長6が濁る。楽曲の線を適切に再現しながらこのような濁りを如何に排除するか。そのために速度、声部のバランス、アーティキュレーションなどが考察されていく。これが解釈だ。ただし現代の平均律の不純な濁りに慣れたしまった耳には、例えば古典調律で聴かれるような純正律に近い響きで演奏しても物足らない。そのバランスは困難を極める。成功した例はほとんどない。でもプロならばそのレベルに踏み込んでほしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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