世界最高のクラシック 光文社新書
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ゆずぽん | 兵庫県 | 不明 | 2013年08月27日
小学生の頃の校内放送や音楽の時間にクラッシックを聴いてから、初めて親にレコードをねだったのが自分から音楽を聴きたいと思った最初でした。その後、深夜放送を聴くようになって音楽の世界が広がりだし、私の興味はグループサウンズ、歌謡曲、洋楽ポップス、フォーク、ロックへと移り、最後にはジャズに行きつきました。ただ、ジャズしか聴かないというのではなく、私の心中には自分の一生の間に少しでも多くの様々な音楽を聴いてみたいという欲求が常日頃からあり、今日でもそれを実践し続けております。そのため、「のだめカンタービレ」を観たり、たまにCMで使われるクラッシックがあったりすると、「はて?何という曲で、演奏者は?」って気になって検索したりしています。決してクラッシックに疎遠になっていた訳ではなかったのですが、このたび、妻が映画「オーケストラ」を観たことがきっかけで、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴きたくなり、ネットでいろいろ検索してどの演奏者のいつのCDを買えばいいのかとあれこれ探してみました。たまたま、購入したCDは満足のいくものでしたが、改めて自分のクラッシックの知識の乏しさを思い知らされました。それから、クラッシックにに対する知識を深めるとともに、CD選びの指標として多くの書籍を読むようになりましたが、この本はその中の一冊でした。オーケストラの指揮者について書かれておられていましたが、著者の方は結構辛口で、数多いる中から取り上げているにも拘らず、時には対象者をバッサリ切り捨てるような事も書かれており、残念ながら貧相な知識しか持たない私にとっては「へぇ、有名でもそういう違いがあるのか!」って非常に興味深く面白い内容でした。クラッシックに詳しい方が読まれたら、もしかしたら反感を買うような事が書いてあるのかも知れませんが、少なくとも私にとっては著者の方の分析、評価の仕方についてはとても役に立つもので、これからクラッシックへの造詣を深めていく上での参考にしていきたいと思いました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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