ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月10日

バーバーも１枚は持っておく価値のある作曲家である。録音の新しさと収録時間の長さ、独奏者に竹澤恭子の名があるのでこの盤を購入。その音楽の独創性と迫力に大いに感心した。演奏、録音ももちろん申し分ない。今では、室内楽や有名なアダージョも含む２枚組の廉価盤が出ている。そちらを購入されるのもよいだろう（ただしヴァイオリン協奏曲の独奏は別の奏者となる）。

 

sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年11月02日

竹澤さんの天空を駆る様な冒頭に、圧倒される。その後も、情感籠った深くて、美しい歌い回しで、魅了される、とても、、いい曲であり、演奏です。スラトキンも二十◎。ピアノ協奏曲は、一転激しくもありますが、ロマンティック。チェロ協奏曲は、イサーリスの美音、堪能できます。バーバーの美しく、ブルースでもある溜め息のような佳曲が、素晴らしいソリストの技美意とともに味わえる好ディスク、二十◎。

 

テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2011年06月25日

歯切れの良いバーバーのピアノ協奏曲をすっきりと弾きこなしているブラウニングの名演に静かな感動が生じました。

 

蓮華人  |  船橋市  |  不明  |  2007年07月30日

サン＝サーンスではバリバリと弾いていたイッサーリスだが、こちらはいつもの叙情溢れる演奏。都会的でシャープなスラットキンも琴瑟相和すわけではないが雰囲気重視の感。Ｐコンでは初演者ブラウニングを配するなどバーバーのコンチェルトが折り目正しく拝聴できる。冒頭から最後まで一本筋の通った編集で、現代音楽としてはとても聴きやすいバーバーが、さらに十倍楽しめるという驚きのディスクだ。