ブランデンブルク協奏曲全曲 レオンハルト、リンデ、コレギウム・アウレウム(2CD)
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Mr.甘納豆 | 富山県 | 不明 | 2015年07月05日
もう40年前になりますが、新宿のあるレコード店で第3番を試聴させてもらった時の衝撃はいまだに忘れられません。それまではイ・ムジチの演奏が唯一かつ最高であると信じて疑わず、それこそどなたか言われたように溝が擦り切れるまでレコードを何度も聞きました。ちなみに、高校時代に購入したいわゆるEP盤というやつです。(その後、全曲入りのLP盤を購入しました) が、コレギウム・アウレウムの演奏を目の当たりにして、この曲の別の面を発見したかのような興奮にかられ、結局衝動的に買ってしまいました。しばらくはオリジナル楽器の優雅な音色に浸る日々が続きました。 以来幾星霜、様々なブランデンブルグ協奏曲を聞いてきましたが、最終的に行き着くところはイ・ムジチとコレギウム・アウレウムの2者ですね。少なくとも私個人に限ればそうであり、一般的な評価の高いカール・リヒターは速過ぎるテンポが雰囲気をぶち壊しているようで興味なし。かといって最近のオリジナル楽器(古楽器)による各種の演奏も何だか変に癖のある、それでいて急き立てられるような速いテンポばかりが目立ち、却って味も素っ気もないのでこれまた興味なし。 勝手なことばかり書いて失礼しましたが、かようにして音楽とはきわめて個人的かつ自己満足の世界(少なくとも聞く立場として)であると愚考するのであります。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ニャンコ先生 | Tochigi | 不明 | 2013年05月19日
LP時代に「擦り切れるほど」聴いた名盤。3〜6番は今なお最高の演奏に列せられるだろう。特に、6番のふくよかな響きと絶妙のテンポ感、表情づけは、ちょっと「奇跡的」な名演奏ではなかろうか?(私はこれは、コンサートマスターのマイヤーが参加していないのが幸いしたのだと思っている)。harmonia mundiの録音は60年代であってもあなどるべからず。大編成の宗教曲はさすがにキツイが、それを除けばどの盤も優秀録音とお考えいただいてよい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 2012年02月15日
一時代前の定番だが、録音状態がよく、いま聴き直してみても優れた演奏であることに変わりない。豪華メンバー勢揃いで、ファーストチョイスとする人がいるのも当然だ。すべてにおいて過不足ない。私はとくにリンデのしなやかな笛(両方)に惹かれる。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Portia | 東京都 | 不明 | 2006年04月20日
コレギウム・アウレウムのバッハを何枚かまとめて聴き直してみて,やはり波長が合うというか,その真摯な演奏に強く惹かれます。当時は古楽器で録音されたこと自体が画期的だったわけですが,彼らの精彩に満ちた演奏の前には,「古楽器使用+モダン奏法」という折衷スタイルなど気にならなくなってしまいます。暖かくおおらかで,ロマンチックな味を色濃く残したバッハ。決して声高に主張するものではないけれど,私にとって長く心に残って滋養となっていくのは,こういう演奏です。1番や2番では,金管楽器が少し吹きづらそうですが...4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おやじっち | 愛知県 | 不明 | 2005年09月26日
これは思い出深い演奏。この演奏のレコードが自分にとってファーストチョイス。3〜5番が良いと感じる(特に4番)。また、レオンハルトのチェンバロがうるさくなく意外と渋い。全体的に変なクセも感じらない。隠れ名演では。この当時に古楽器演奏というのも注目に値する?3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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