ジェラール・スゼーの芸術
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Ochs | 神奈川県 | 不明 | 2015年04月20日
初めてスゼーを聞いたのは67年の来日時。最後ののシューマンOp.39も良かったが、プーランクの「画家の仕事」の素晴らしさに圧倒された。振り返ってみればこの時が彼の全盛期で、70年代の来日時にはもう声の滑らかさを失い彼独特の気品ある抒情生は失われていたように思う(EMIの全集録音も同様)。ここでは全盛期の歌唱が映像付きでみられる。55年収録分ではオケ伴奏で歌われるラベルのドン・キホーテが絶品。66年では我々にはあまり馴染みのないオペラの演唱を衣装付きでみられるのが嬉しい。メフィスト、ドン・ジョバン二ともに実に魅力的である。フランス語で歌われるオルフェオのアリアも独特のフレージングの美しさが際立っている。ピアノ伴奏で歌われる歌曲はCDでの印象と大差はない。なお、HMVのタイトルには誤りがありブラームスは収録されていないので念のため。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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