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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第5番 オトマール・スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

交響曲第5番 オトマール・スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

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検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★★★★☆ 

    うるさい高校生  |  山形県  |  不明  |  2013年01月13日

    2楽章など間髪入れずに前進していく感じが、最初は受け付けなかったが、はまるとなかなか面白い。SKDの独特の暗い音色が、マーラーにも活きている。あまり録音は多くないと思うが、このオケはマーラーに適性がある気がする。一方指揮者のスウィトナーは、マーラー指揮者と言うのは躊躇われるが、この人にしかできない演奏を繰り広げている。熱すぎるマーラーに食傷気味だが、あっさり系も物足りない、という方におすすめ

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  • ★★★☆☆ 

    広島のパヴァンヌ  |  広島県  |  不明  |  2012年10月25日

    これ、だいぶ昔に出た徳間盤についての感想です。これは間接音が多過ぎるので、うちでは大幅に音質調整をして聴いています。このような残響音の多さは、実際の演奏会場ではあり得ない状態であり、音質の調整は欠かせないと思います。「爽やか」とか「草書体」「上品」との印象を与えるのは、実は録音に問題があるからであり、スイトナー&シュターツカペレは、ある程度踏み込んだ曲の解釈や演奏を行っているようです。それを伝え得ない録音のため、減点2としました。もしかすると、減点3が妥当かも?

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2012年05月20日

    これ、ちょっと前の、キングの原音シリーズで限定発売されたのだが、間髪いれずに、このベリーベストシリーズでまたもや再発売。日本のレコード会社は、何を考えているのか良く分からない。原音シリーズでもレヴューしたのだが、もう一度。ドイツシャルプラッテンが、日本での共同制作で、マーラー全集を作るにあたり、ケーゲル、スイトナー、レーグナー、ザンデルリングに振り分け、スイトナーが2番、5番を担当し、その一枚がこれ。調べたわけじゃないが、第一楽章10分51秒というのは最速ではあるまいか。しかし、そんなに速いと言う印象がない。恐らく、序奏部の葬送行進曲と主部のテンポ設定にそれほどの差がなく、例えばガッティの録音のように、緩急の極端さが減じているからだろう。もう一つは、録音だ。あまりマーラーには向かないような教会録音で、マイクもオフ気味で、オケが前に出てこないのもそうした印象に拍車をかけているように思う。このことは、第二楽章にも言える。「嵐のように激して」というマーラーの指示のあるこの楽章であるが、スイトナーの13分はかなり速いし、確かにスピーディーだが、「激しさ」はまるで感じず、どこか上品である。しかし、第三楽章の16分は好ましい。この曲は三部構成だが、この楽章が長すぎて、弛緩する場合がある。シェルヘンのようにカットすると問題も起こるが、このくらいのテンポのほうが聴き疲れしない。アダージェットも、沈鬱感は希薄だが、上品に纏めている。ロンドフィナーレも速いテンポで最後まで快適である。録音は、マスとパーツのバランスが悪く、金管も窮屈と思えた既出の原音シリーズより、こちらのほうが音が溶け合い好ましいと思うが、やはりちょっとオフ過ぎて、マーラー的迫力には欠けるかなと思う。せっかく、スイトナーなりのマーラーを描いているのだから、もう少しマイクセッティングに工夫があってもよかったのではないか。スイトナーが、こういう音を好んだというわけではないだろう。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年02月27日

    色々な“青”がある。同じく色々な『マーラーの5番』がある。バーンスタインはゴッホの青…満天の星々、月、この世の全て、教会までもが渦巻いている。テンシュテットはゴーギャンの青…自ら命を絶つ直前の、生・死・祈り…自らの全てをぶつけた大作。そして、このスイトナーはシャガールの青。暗い色でありながら、どことなく温かさを感じ、夢を感じる。そこにあるのは死ではなく、生・夢。“青”も演奏も三者三様、どれもみな、素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    森林浴  |  京都市  |  不明  |  2008年12月21日

    このスイトナー=SkB盤にクーベリック=バイエルン放響ライヴ盤を補充した2枚で5番は極まれり。分析的に“鳴らす”解釈が全盛であった時代の楷書体を嘲笑するかのごときスイトナーの草書体に大いに溜飲下がる。こういう演奏は、生涯聴き続けることとなる。2番とともにマーラーのバロック版である。

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  • ★★★★☆ 

    arisuyama  |  愛知  |  不明  |  2008年03月13日

    これは5番の中でもコレクションに残したい1枚。特に3楽章は素晴しく、そのアルプスを望む様な遥かな響きは夢見心地だ。シャルプラッテンの録音センスは相変わらず素晴しい。大人の1枚だろう。無神経な燃焼系の演奏にヘキヘキしている方にお勧め、4楽章そして終楽章にさえも癒されます。

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  • ★★★★☆ 

    arisuyama  |  愛知  |  不明  |  2008年03月13日

    これは5番の中でもコレクションに残したい1枚。特に3楽章は素晴しく、そのアルプスを望む様な遥かな響きは夢見心地だ。他の盤、特に高カロリー燃焼系の演奏は御呼びデナイ。夏に高地で過ごす方には4楽章も気に入るだろう。とにかく爽やかなのだ。こういう演奏があってもいい。毎年ひるがの高原で過ごす折、このCDは欠かせない。汗っぽくて、うるさくて、不細工な演奏は御免だ、ね。

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  • ★★★☆☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2007年10月01日

    始めの2楽章の基本テンポが非常に速いが、ガッティのような荒々しさがなく、上品である。録音のせいか、弱音部が痩せて聞こえるし、オフ気味の録音で、トランペットなどもう少し前に出てもよいかなという気がする。弦も細く薄い感じだ。妙なバランスの演奏で、隔靴掻痒の感がはなはだしい。ユダヤ的な濃厚さがなく、バーンスタインみたいなのに慣れていると、物足りなく感じるのは確実。

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  • ★★★★★ 

    ボクダノビッチ  |  徳山  |  不明  |  2007年01月13日

    録音が大変素晴らしい。楽器がクリアに聞こえ、遠近感が明瞭で実に活き活きした演奏です。スウィトナーはマーラーの歌謡性を大きく引き出しており、巨大できめ細やかな音楽を作っています。私も圧倒され、充実した時を過ごせました。

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