トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ベートーヴェン(1770-1827) > ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番−第32番 内田光子

ベートーヴェン(1770-1827)

CD ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番−第32番 内田光子

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番−第32番 内田光子

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:14件中1件から14件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2022年08月19日

    内田としては出来が良くない。30番などアシュケナージのほうがはるかに深く美しいし、31,32も他のCDに優れたのがある。星2・5ぐらい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2012年05月31日

    ベートーヴェンのソナタはこんなにも綺麗だったのか!バックハウス系の演奏が好みだった自分には良い意味でショックだった。珠のような音の響きに脱帽です。これはいい!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ばぶ  |  茨城県  |  不明  |  2012年03月03日

    ありていに申し上げるなら「深い」、実に味わい深い演奏だと思います。内田さんはモーツァルトの音、シューマンの音…それぞれ異なる世界に私たちを誘ってくれるピアニストだと思いますが(その分、ミスタッチは派手だったり。でも気にならない)、ここでの音色に広がる世界はシューベルトの晩年のソナタを聴かせて下さる時と近い気がします。受け取る者によっては、深みにはまり込む、そういう意味では麻薬のような演奏です。 それが今ほぼ1000円で売られているとなると、迷わず購入すべしと思います

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年08月29日

    巧みなアゴーギク、ディナーミクによって、叙情的な面が最大限に表現されたベートーヴェン。どこからどこまでが、一塊で、一つのフレーズなのか、ハッキリさせることに成功しているので、ピアノを存分に歌わせることができている。例をあげると、第30番の一楽章。同じような音型が続くが、内田光子の弾くピアノは歌っている。 第30番の第三楽章は、聴き手を夢見心地にさせる。 第31番の「嘆きの歌」は大げさな表現はなく、寧ろ抑制されたものだが、弱音が駆使され、哀切極まりないものになっている。 一番たっぷりとした音量でしっかり弾かれているのは第32番だが、第2楽章の、2対1の弾むようなリズムの変奏が終わってからが、とても素晴らしい、特にソとラのトリルが入ってきてからは、現実の世界から、別のところへと誘われるよう。そして、最後のハ長調の主和音の余韻で、完全に魂は開放され、昇天していくのだ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    I love Bach  |  新潟県  |  不明  |  2011年05月22日

    ベートーヴェンらしさ、とか内田らしさ とか。人それぞれ賛否両論分かれるところだと思いますが、個人的には素晴らしい盤だと思います。一度聴いてしまうと この世界に惹きこまれてしまう。うぅ、言葉では表現出来ない素晴らしい演奏。31番はこの盤以外に聴けなくなってしまった。確かに内田さんらしい演奏だし、ベートーヴェンらしくない演奏かもしれないが、素直に感動出来る 涙が出る それだけでいいと思わせる名盤。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2010年08月31日

    巧みなアゴーギク、ディナーミクによって、叙情的な面が最大限に表現されたベートーヴェン。どこからどこまでが、一塊で、一つのフレーズなのか、ハッキリさせることに成功しているので、ピアノを存分に歌わせることができている。例をあげると、第30番の一楽章。同じような音型が続くが、内田光子の弾くピアノは歌っている。 第30番の第三楽章は、聴き手を夢見心地にさせる。 第31番の「嘆きの歌」は大げさな表現はなく、寧ろ抑制されたものだが、弱音が駆使され、哀切極まりないものになっている。 一番たっぷりとした音量でしっかり弾かれているのは第32番だが、第2楽章の、2対1の弾むようなリズムの変奏が終わってからが、とても素晴らしい、特にソとラのトリルが入ってきてからは、現実の世界から、別のところへと誘われるよう。そして、最後のハ長調の主和音の余韻で、完全に魂は開放され、昇天していくのだ。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    MR.EYES  |  埼玉県  |  不明  |  2008年12月30日

    はっきり言ってベートーヴェンには合わない演奏かな。特に,このラスト3ソナタの演奏としては,ゲテモノの域に属するかと…ボクは,ベートーヴェンのPSが大好きで,全集は30セット以上,ラスト3ソナタのCDは40枚以上持っているが,何故このCDが各所で絶賛されているのか理解できない。内田ブランドの力かな?冗長で退屈なシューベルトのソナタは,みごとに面白く弾いてたけど,ベートーヴェンのラスト3を面白く弾いちゃうと,どうしてもゲテモノになっちゃうんだよね。一度聞いたらもういいかな…ライブ演奏だと思って聞けばいいかも…

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    MusicArena  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  2008年11月01日

    歌うよう・・・、そう、つまり楽想記号で言えばカンタービレである。ところが聴いてみると31、32番はカンタービレと言うよりコン・フォーコ(情熱的に・・)に近い快活さが特徴であるが、決して荒々しくなることのない透徹された捉え方である。しかし、デュナーミクが随所で強めに採用されていてテンポも速く疾駆するイメージがあるため、ベートーヴェンのソナタにありがちなダルで単調で煩い感じは微塵もなく、非常に落ち着いて楽しめる。また32番は確かにカンタービレかも知れないがドルチェ(柔和に・・)とアパッショナート・・・

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    肉ポエム  |  東京  |  不明  |  2006年05月15日

    評価に困る演奏だ。内田の弾くベートーヴェンはまるでシューベルトの様であり、奥には深い寂寥感や哀しみをたたえている。しなやかなタッチは内田そのものであるが、ぼくはもう少し不器用なベートーヴェンを好む。表情の付け方が巧すぎるのだ。「月光」ソナタなどでは適性も相まって稀代の名演が生まれると思うが、後期ソナタをここまで雄弁に演奏してよいものかと思ってしまう。この中では作品111の2楽章が内田の美観が最も発揮された演奏だ。夕映えの味だといえよう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ひゅ〜い  |  東京  |  不明  |  2006年05月10日

    いつもの内田で、緻密。 でも、息苦しさもなく、広がりのある音楽は清らかでいて芳醇。 30番と32番、特に32番が良かったように思う。32番の後半部分で最後に到達する世界が、この世のものとは思われない深さと透明さに満ちていて、名演。 コヴァセヴィッチやグードの演奏を好んで聴いているが、内田の演奏も割と好みのタイプ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    まつ  |  山口  |  不明  |  2006年03月22日

    本当に素晴らしい演奏でした。ベートーヴェン晩年の心の訴えが聴く者の心に響いてくる。一つ一つの音に寂しさや孤独といった情感が込められている。でも、それだけではなく、所々、光りが差し込む箇所もある。心から感動した。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    Harutoshi  |  Oxford  |  不明  |  2006年02月23日

    ベートーヴェンがもし女性であったならば、彼女(内田さん)のような表現をしたのではないか、という印象を受けた。彼女ならではの繊細さで、作曲家の微妙な心理を描写していく様は流石であり、32番は、この曲を初めて聴くような、とても新鮮な感銘を受けた(評価を「最高」とした理由)。31番は、バックハウスの豪胆な演奏に聴き慣れた耳からは、少し逡巡しすぎのような感じがしたが、彼女の感性でこの曲を捉えるとすれば、こういう表現も十分ありえるだろうと思った。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    trigger  |  東京都  |  不明  |  2006年02月02日

    一聴、呆然たる思いにとらわれてしまった。バックハウスやケンプ、ギレリスからミケランジェリ(32番)など後期ソナタは好んで聴いていたが、これらの演奏とは別の評価基準で臨まねばならない。内田の演奏はナマのベートーヴェン像を我々に見せる。寂寥、絶望、そして最も重要なファクターとして彼が分裂的であったことまで、32番で分かってしまう。なんと恐るべき演奏であろうか。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2006年01月13日

    うーむ、ムンクの「叫び」みたいなジャケットだ。31,32番あたりは、内田のほのくらい音楽性にあっているような気がする。期待しよう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:14件中1件から14件まで表示