トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ショスタコーヴィチ(1906-1975) > 交響曲第10番 カラヤン&ベルリン・フィル(1981)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 交響曲第10番 カラヤン&ベルリン・フィル(1981)

交響曲第10番 カラヤン&ベルリン・フィル(1981)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:31件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  2018年02月02日

    非常に充実した響きのショスタコーヴィッチです。感銘を受ける演奏です。録音も素晴らしいです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    やっす  |  北海道  |  不明  |  2016年05月19日

    どこか不気味でグロテスクなショスタコーヴィチの音楽。特に10番は政治的な背景も深く絡んでいると言われる。しかし、カラヤンはそんなことお構いなし。やはり、いつも通りの豪快な音とたっぷりなレガートでカラヤン流の美しい演奏になってる。ショスタコーヴィチにカラヤンの音楽造りはまるで水と油といえるかもしれない。しかし、どうしてだろう。これが圧倒的名演なのだ。確かにムラヴィンスキーのような恐怖的でザッハリヒとした演奏もすばらしい。だが、カラヤンの演奏は奏者の圧倒的余裕があり、この曲が本来持っているオーケストレーションの美しさをストレートに伝えてくれる。この美しさとグロテスクな音楽が絶妙にマッチし他の演奏にないすばらしい魅力を引き出している。美しいグロテスクほど味わい深いものはない。皮肉なことだ。まさにカラヤン/BPOだからこそ出来た演奏ではないだろうか。何度聞いても新しい発見があり、この演奏を聞くたびにしばらく10番にハマってしまう自分がいる。今ではムラヴィンスキーよりカラヤンの演奏を聴く方が多くなってしまった。自分にとって、まるで麻薬のような演奏だ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2015年10月16日

    個人的には第10番が最高傑作だと感じています。随分昔カラヤンがこの曲のレコードを出したときは不思議な気持ちでしたが、演奏に聴き惚れた記憶があります。ある女性と自分の人名を盛り込んだ2つのテーマの掛け合いに謎があるということはさておき、美しさと迫力を兼ね備えた名曲の名演と思っています。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ym  |  東京都  |  不明  |  2014年10月28日

    一楽章の美しさは尋常ではなく、とてつもない高みに達していると思う。二楽章も緊張感あふれる演奏である。ただしあまりに生真面目なので3楽章のシニカルさが感じられないのと、四楽章で特に頻出するDSCH音型にほとんどこだわらず演奏するのが少し不思議だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年10月22日

    カラヤン唯一のショスタコーヴィッチは、ロシア演奏旅行に際して、かのヴァイオリニストの推薦もあって、取り上げたこの10番のみ。’81年録の当盤では、合奏力、ソロに更に磨きをかけ、ここまで鍛え、やれたならショスタコ臭さなど、吹き飛ばしての、美的な超名演。数ある10番演奏にとっても、カラヤン、べルリンフィルにとっても代表的一枚となってしまった。演奏至難の2楽章も唖然の見事さ。他のタコの曲に、手を出さなかったのも、潔い。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年11月20日

    カラヤンはショスタコーヴィッチ交響曲の収録をこの第10番だけ行なっておりこの盤は1966年の一回目(演奏タイム@22’00A4’04B11’13C13’35)から15年後1981年カラヤン73歳頃の再録(同@22’35A4’16B11’42C13’02)であります。私自身は当時のカラヤンレパートリーのインパクト(このショックが実に大きいのです)も手伝って一回目のものが忘れられないのですがこの二回目分は先ず音状態は旧盤より当然優れていることとタイム的には第1,3楽章は旧盤より長め、終楽章は短めとなつて情緒的な面が強調され外面の美麗さは更に練り上げられたものとなっています、本盤は当然フォーマット向上により更に音は向上しているのですが演奏自体は正直二番煎じの印象は拭えません。特にカラヤンは大きく年代によって演奏スタイルが変化をするタイプではないので本盤は割を食う形となりました。いずれにしても旧盤ショスタコービッチにはカラヤンの語り上手にある興奮を感ぜざるを得なかった私には旧盤イメージが邪魔をして本盤に対しては素晴らしいランク止まりになってしまいました。なお、カラヤン/BPOのこの曲演奏録音にはもう一つ有りそれはモスクワでのライブ分(同@23’13A4’08B12’09C13’51)がHMVカタログには載っておりますが私は聴いておりません。余談ですがこのモスクワ・ライヴの際、当日会場に訪れていたショスタコーヴィチが終演後、壇上でカラヤンと並び立ったという有名なエピソードも残されており、バーンスタインが1959年NYPOを引き連れて交響曲第5番のモスクワ演奏時同じ様に当該作曲家と指揮者とがお互い舞台上で手を取り合った写真があった事を思い出しました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    工房の音  |  神奈川県  |  不明  |  2011年07月30日

    演奏は定評のあるもので,余裕を持って轟然と鳴り響くオーケストラの威力を愉しめるカラヤン絶好調の名演. 音質についてでは国内SHM-CD(マスタリングの表示がない)との比較を行うと,SHM盤は弦楽器のしなやかさ,木管の潤いなどSHMの特徴が良く出たいい意味でのアナログライクな音が特徴.OIBP盤は比較すると音のエッジに強調感を感じるデジタルライクな音で,クライマックスの迫力ではOIBP盤の方を好む人がいるかも知れない.両者の音は一聴してすぐ分かるほどのかなりの違いがある.でも貴方がコンサート・ゴーアーなら,かぶりつき席専門でもSHM盤をどうぞ.なおデジタル録音最初期の1981年録音だが,トーンマイスターのギュンター・ヘルマンスはもともとマスとしての音に特徴のある職人肌の人のため,アナログからデジタルへの移行初期の質の低下はあまり感じられない. 評価はSHM盤と比較してという意味で星4つ.

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    工房の音  |  神奈川県  |  不明  |  2011年07月30日

    演奏は定評のあるもので,余裕を持って轟然と鳴り響くオーケストラの威力を愉しめるカラヤン絶好調の名演. 音質について輸入OIBP盤との比較(国内SHM-CDにはマスタリングの表示がない)を行うと,SHM盤は弦楽器のしなやかさ,木管の潤いなどSHMの特徴が良く出たいい意味でのアナログライクな音が特徴.OIBP盤は比較すると音のエッジに強調感を感じるデジタルライクな音で,クライマックスの迫力ではOIBP盤の方を好む人がいるかも知れない.両者の音は一聴してすぐ分かるほどの,かなりの違いがある.もし貴方がコンサート・ゴーアーなら,かぶりつき席専門でもSHM盤をどうぞ.なおデジタル録音最初期の1981年録音だが,トーンマイスターのギュンター・ヘルマンスはもともとマスとしての音に特徴のある職人肌の人のため,アナログからデジタルへの移行初期によく見られる質の低下はあまり感じられない.

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月06日

    カラヤンがショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中で唯一演奏・録音したのは第10番のみだ。その理由は定かではないが、オイストラフがカラヤンに、第10番をショスタコーヴィチの交響曲の中で最も美しい交響曲だと推薦したという逸話も伝えられている。また、最も有名な第5番については、カラヤンがムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの豪演を聴いて衝撃を受け、二度と指揮しないと誓ったとの説もまことしやかに伝えられている。そうした逸話などの真偽はさておき、カラヤンは第10番に相当の拘りと愛着を抱いていたようで、スタジオ録音を2度(1966年及び1981年)、ライブ録音を1度(1969年)行っている。いずれも素晴らしい名演であるが、演奏の完成度と言う意味においては、本盤におさめられた1981年盤を随一の名演と高く評価したいと考える。本演奏でのカラヤンは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使して、曲想を徹底的に美しく磨き抜く。加えて、ここぞという時のトゥッティの迫力も凄まじいもので、雷鳴のようなティンパニのトレモロは、殆ど悪魔的ですらある。金管楽器や木管楽器のテクニックも桁外れで、分厚い弦合奏の揃い方は圧巻の技量だ。これは、間違いなく、オーケストラ演奏の極致とも言うべき名演奏であり、かつて、レコード芸術誌において故小石忠男先生が使っておられた表現を借りて言えば、管弦楽の室内楽的な融合と評価したいと考える。同曲の音楽の内容の精神的な深みを追及した名演と言うことになれば、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの名演(1976年盤)を第一に掲げるべきであるが、これだけの徹底した音のドラマを構築したカラヤンの名演との優劣は、容易にはつけられないのではないかと考える。録音は、1981年の録音ということもあって、本盤でも十分に満足し得る音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、本盤よりも若干ではあるが音質が鮮明になるとともに音場が広くなったように感じられるところだ。いまだ未購入で、カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演をできるだけ良好な音質で味わいたいという聴き手には、SHM−CD盤の購入をお奨めしておきたいと考える。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月06日

    カラヤンがショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中で唯一演奏・録音したのは第10番のみだ。その理由は定かではないが、オイストラフがカラヤンに、第10番をショスタコーヴィチの交響曲の中で最も美しい交響曲だと推薦したという逸話も伝えられている。また、最も有名な第5番については、カラヤンがムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの豪演を聴いて衝撃を受け、二度と指揮しないと誓ったとの説もまことしやかに伝えられている。そうした逸話などの真偽はさておき、カラヤンは第10番に相当の拘りと愛着を抱いていたようで、スタジオ録音を2度(1966年及び1981年)、ライブ録音を1度(1969年)行っている。いずれも素晴らしい名演であるが、演奏の完成度と言う意味においては、本盤におさめられた1981年盤を随一の名演と高く評価したいと考える。本演奏でのカラヤンは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使して、曲想を徹底的に美しく磨き抜く。加えて、ここぞという時のトゥッティの迫力も凄まじいもので、雷鳴のようなティンパニのトレモロは、殆ど悪魔的ですらある。金管楽器や木管楽器のテクニックも桁外れで、分厚い弦合奏の揃い方は圧巻の技量だ。これは、間違いなく、オーケストラ演奏の極致とも言うべき名演奏であり、かつて、レコード芸術誌において故小石忠男先生が使っておられた表現を借りて言えば、管弦楽の室内楽的な融合と評価したいと考える。同曲の音楽の内容の精神的な深みを追及した名演と言うことになれば、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの名演(1976年盤)を第一に掲げるべきであるが、これだけの徹底した音のドラマを構築したカラヤンの名演との優劣は、容易にはつけられないのではないかと考える。録音は、1981年の録音ということもあって、本盤でも十分に満足し得る音質であるが、先日発売されたSHM−CD盤は、本盤よりも若干ではあるが音質が鮮明になるとともに音場が広くなったように感じられるところだ。いまだ未購入で、カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演を、より良好な音質で味わいたいという聴き手には、SHM−CD盤の購入をお奨めしておきたい。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年05月14日

    カラヤンがショスタコーヴィチの15曲ある交響曲の中で唯一演奏・録音したのは第10番のみだ。その理由は定かではないが、オイストラフがカラヤンに、第10番をショスタコーヴィチの交響曲の中で最も美しい交響曲だと推薦したという逸話も伝えられている。また、最も有名な第5番については、カラヤンがムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの豪演を聴いて衝撃を受け、二度と指揮しないと誓ったとの説もまことしやかに伝えられている。そうした逸話などの真偽はさておき、カラヤンは第10番に相当の拘りと愛着を抱いていたようで、スタジオ録音を2度(1966年及び1981年)、ライブ録音を1度(1969年)行っている。いずれも素晴らしい名演であるが、演奏の完成度と言う意味においては、本盤におさめられた1981年盤を随一の名演と高く評価したいと考える。本演奏でのカラヤンは、一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使して、曲想を徹底的に美しく磨き抜く。加えて、ここぞという時のトゥッティの迫力も凄まじいもので、雷鳴のようなティンパニのトレモロは、殆ど悪魔的ですらある。金管楽器や木管楽器のテクニックも桁外れで、分厚い弦合奏の揃い方は圧巻の技量だ。これは、間違いなく、オーケストラ演奏の極致とも言うべき名演奏であり、かつて、レコード芸術誌において故小石忠男先生が使っておられた表現を借りて言えば、管弦楽の室内楽的な融合と評価したいと考える。同曲の音楽の内容の精神的な深みを追及した名演と言うことになれば、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの名演(1976年盤)を第一に掲げるべきであるが、これだけの徹底した音のドラマを構築したカラヤンの名演との優劣は、容易にはつけられないのではないかと考える。録音は、1981年の録音ということもあって、従来盤でも十分に満足し得る音質であったが、今般のSHM−CD化によって、音質は若干鮮明になるとともに音場が広くなったように感じられた。いずれにしても、カラヤン&ベルリン・フィルによる超名演を、SHM−CDによる鮮明な高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年05月01日

    一つの曲を何度も録音し、多くの録音を残したカラヤンですが、なぜか録音しない作品もあります。(ショスタコ作品は10番のみを録音しています。5番を録音していたら面白かっただろうにと思っています。)カラヤンがかつてナチス党員だったということも関係しているのでしょうか、そうだとすれば7番なんか演奏できませんよね。この盤は、まさにカラヤン・ベルリンサウンド、この録音によって、この曲が注目されたとも言え、ショスタコがこのように響くのかと楽しめることもできます。ムラビンスキーがカラヤンのショスタコ演奏を聴いて、本人に「すばらしい演奏だったが、・・・(この部分は忘れました)」と遠回しに皮肉を言ったということがあったらしいです。ショスタコと同じ時代に生き、初演も行ったムラビンにすれば、「わかっていない」ということなのでしょうか。さて、カラヤンのマーラー同様、好き嫌いが分かれるところですが、コンドラシン派、ムラビン派の方には勧めません。某誌ランキングでは、ベスト1ですが、なぜか私は当盤を何度も聴くと言うことはありません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★☆☆☆☆ 

    浪江権太左右衛門  |  宮城県  |  不明  |  2010年03月30日

    勝手な推測ですが、R.シュトラウスや新ウィーン楽派などの名解釈人の自負から、本曲も同様の解釈で料理することで、自身の美学を十分に表現できる良い演奏が生まれるとの確信があったのではないでしょうか。しかし二重言語とも多重言語とも言われるショスタコ中期交響曲郡は、彼のなじんできた、直接的で歌心あふれる曲とは全く異質なものであり、ここに帝王の勘違いと気づかぬ誤算があったと言わざるをえません。例えれば、天性のフランス料理の名シェフが、その独自の経験と嗅覚で、ウナギともナマズとも見分けのつかない、そもそも魚かどうかもわからない毒肝入り素材でパイを作るような行為と言えばよいでしょうか。たしかに第1楽章の前半と後半、第4楽章の序奏部などのアダージョの箇所では、彼らしい上品で美しい表現力が光りますが、それもほんの一握り、トゥッティやアレグロ(プレスト)などの箇所は、名門BPOがブリキのおもちゃ楽団のように聴こえます。久々に買って損したと思わせる1枚で残念です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    らびっと  |  福島県  |  不明  |  2009年08月30日

    とてもすばらしい演奏です。ロシアの演奏家がアマチュオーケストラとすると、これは立派なプロのオーケストラ。比較する事自体大変失礼。他の演奏家を数種類聞いたが、これ以上の演奏は聴いたことがない。ショスタコーヴィチというとただただ金管楽器がなっていればいいと考える人が多いので、そのような人はロシアの演奏で十分ですが、これは抑えるところは抑え、鳴らすところは鳴らす。とても上品で完成密度の高い演奏です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    グッジル  |  長野県  |  不明  |  2009年08月19日

    デジタル初期の録音で、やや乾いた様な音だけれども、それを補って余りある素晴らしい演奏。初聴の方にも推薦できる。カラヤンらしい説得力溢れる演奏で、本曲のCDの中でも最上の部類に位置する物だと言える。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:31件中1件から15件まで表示