交響曲第1番、第8番、第9番『合唱』 レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィル
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2014年02月03日
バーンスタインとこの時代のウィーンフィルの演奏も素晴らしい。全編、聴衆の前でライヴ演奏されたものからなる初のベートーヴェン全集ではなかったか。伝統のウィーンフィルと、バーンスタインの情熱。ここで語られている知識人、バーンスタインの言葉も重い。時代は、移り変われど、ベートヴェンが、後世まで意識して作り出した音楽。研究し、学び、20世紀、アメリカから満を持して、ヨーロッパで、テレビカメラも据えて、本拠のホールで、後世まで、ベートーヴェンの様に伝えたかった全霊、全盛期の音楽と哲学、精神。しかし、バーンスタインは、死後、公式には、生前の発掘演奏と言うのが、発売されない。様々事情はあるのだろうが、その姿勢もいい、尊敬に値する。それだけの事はした演奏群、商品。第九の演奏終了後、指揮台で魂、集中が抜けて、プハッと、唾吐く様に、一気に息を、集中を掃き出すバーンスタイン。映像ならではの生身の姿は、バーンスタインらしい。バーンスタイン以後、バーンスタインの影響は、今も、先日亡くなったアバドを含めて、その後現れた指揮者全てに、それぞれの形で、引き継がれている。煙草は止められなかった人間的であった偉人。並外れた才を音楽に捧げ、音楽を通して、多くの事を実践、教えてくれた才人。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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akiapple | 大分県 | 不明 | 2013年09月30日
定評のある映像作品だが、70,80年代のユニテル社制作の映像は、どれも綺麗に整いすぎていて私には物足りない。それに大オーケストラでの演奏なので、音が団子になっていてその点でも不満である。古楽器によるベートーヴェン全集のDVDを期待したい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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名無し | 日本 | 不明 | 2008年09月25日
20世紀のベートーヴェン解釈ってこんなにすばらしかったんだと思った。オリジナルに近づくのも一見識だが、今に響く音楽としてこんなに熱い演奏はもう現れないのか。寂しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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