フライパンの助  |  アイランド  |  不明  |  2007年11月09日

【ミサ・ソレムニス】シューリヒトの颯爽と要所を押さえた演奏はこの大曲に親しみを感じさせてくれる。合唱に厚みがないのと、独唱陣があまりにも弱過ぎるのが大問題。とくにアルトは落ちてしまったり誤魔化す箇所すらあるようだ。これはミサ・ソレムニスにあっては、第１ヴァイオリンが弱いのと同じぐらい致命的な事だ。音は良く、疑似ステレオ処理も妥当だとおもうけれど、柔らか過ぎる来もする。【英雄】ステレオライブで痛いほど鮮明な音質。ブラインドでこの演奏を評価できるか自信がない…。パリ管の華がなく、まさに骨と皮の厳しい英雄だ。

 

Wahaha  |  akita  |  不明  |  2006年12月17日

最近出たBPO盤より、断然すばらしいと思います。とにかく音楽に勢いがある。BPO盤とそんなに録音時期は変わらないのに、こちらの方がとても若々しい。やはり、ｼｭｰﾘﾋﾄの芸風は、ﾌﾗﾝｽのｵｹとの方が相性が良いのではないだろうか？ﾌﾙｳﾞｪﾝ盤、ﾓﾝﾄｩ盤とともにどうしても持っておきたいCDとなりました。