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バッハ(1685-1750)

CD 【中古:盤質A】 バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全2巻) ヴラディーミル・アシュケナージ

【中古:盤質A】 バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全2巻) ヴラディーミル・アシュケナージ

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  • ★★★★★ 

    ココパナ  |  北海道  |  不明  |  2021年07月07日

    アシュケナージは、その活動期の終盤に、バッハの主要なクラヴィーア曲を録音した。もう、だいぶ昔になるけれど、アシュケナージはインタビューで、「なぜバッハを弾かないのか?」と問われて、「グールドみたいに弾けないからね」と質問者を軽くいなしていた記憶があるのだが、そんなアシュケナージが、人生の時間を重ねる中で、バッハのクラヴィーア曲に向き合い、そして録音したことは、今思い返してみても、大変感慨深いことである。そして、それらの録音はいずれも素晴らしかった。それこそ、私にあらためて「クラシック音楽は本当に奥が深い」と感じさせてくれるような。。。。。最初の一音(その適度な柔らかさと暖かさをたたえた慈しむような音色)に触れたとたんに、ただひたすら音楽の喜びの世界となる。テンポはややゆったりめ。そして柔和でありながら決して線がくずれずに、音楽の自然な流れが人工的な介錯物をまったく不要とせずに、ただそこにある。第2番の前奏曲、豊かな響きでシンフォニックに、短調の悲しい音色にぬくもりが加わり、かつて感じた事のない暖かさを感じる。第3番のパッセージも速いが弾き飛ばすわけではなく、一つ一つの絶対音があるべくいしてそこにある安心感がある。かつ聴いていてこよなく楽しい。第4番の深い色合いは「敬虔」というキーワードについつい思いを馳せてしまう。。。第5番のなめらかな自然さ。。。第6番の3連音の表情付けの見事さ。。。全48曲からなる平均律を収録したこのアルバムは、5千枚以上のクラシックCDを所有していた私にとっても、「特別なもの」になった。

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  • ★★☆☆☆ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2019年01月18日

    鋭角的なシャープさの無いまろやかなバッハ。微温湯につかっているような心地よさがあるけれど、結局は毒にも薬にもならない凡庸な演奏だと思う。今時、この程度のバッハ演奏をありがたがる人はアシュケナージというブランドが好きなのだろう。彼の多くの録音に聞かれる美音はデッカの録音マジックの賜物だが、このバッハでは残念ながら往年の冴えた音は期待できない。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  神奈川県  |  不明  |  2012年08月13日

    アシュケナージらしい色彩感とキレのよい繊細なタッチが素晴らしい。瑞々しさは相変わらずだ。深い思索と相まって、高い評価となるのは当然。硬派のバッハももちろんよいが、こういう豊かなバッハもよい。演奏の面白さは格別だ。

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  • ★★★★★ 

    4分33秒  |  不明  |  不明  |  2011年03月10日

    バッハを演奏することはないと語っていた演奏者ですが、ついに平均律クラヴィーア曲集を、それも全曲録音してしまいました。アシュケな〜ぜ? と思った方も多いことでしょう。ジャケットのイメージは冷たい感じですが、演奏はそんなことはありません。癖がなく綺麗で標準的な演奏です。イメージでは、無色透明、クリスタルクリアな演奏です。グールド、リヒテル、シュタットフェルトなど個性的な名演奏以外にこのような演奏のCDも持っていてもいいのではないでしょうか。

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  • ★★★☆☆ 

    STRAD  |  千葉県  |  不明  |  2010年12月25日

    全体的にゆったりとしたテンポによる丁寧な演奏です。ピアノの音もきれいだし聴いていて穏やかな気分になれる。でも、一方そこから先のより深いものを、となると若干物足りない。時にはこういう演奏を聴きたくなることもあるが、やはりもっと密度の濃い演奏を聴きたいと思う。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡県  |  不明  |  2010年07月26日

    アシュケナージのパルティータが発売となったので、やっとこの平均律を耳にした。とにかく素晴らしいの一語につきる。おもわず天使が地上に舞い降りたかのごとき美しさを感じることができた。繰り返し繰り返し聴いているが、もはや虜になってしまった。ここのまた平均律の名盤が誕生した。

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  • ★★★☆☆ 

    KM  |  Hakata  |  不明  |  2009年04月10日

    よういち 港さんに賛成。CD1がBook I の gis-moll、CD2が、Book II の E-durで切れてるけど、前々問題無し。アシュケナージは時々良い演奏するようだが、この平均律はその一つだと思う。私は好きだ。あと、バッハに威厳は要らない。

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  • ★★★★★ 

    アンチ饅頭  |  産地  |  不明  |  2009年02月21日

    他のところではアシュケナージをボロクソに貶している者どもが何も投稿していないところにこの演奏の素晴らしさがある。面と向かっては何も言えないということだ!ソ連人アシュケナージの本領はロシアものにあるが、その優れた技術はバッハでも如何なく発揮されている。

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  • ★★★★★ 

    kazu  |  宮城  |  不明  |  2008年10月08日

    全く持って素晴らしい演奏! 音の美しさは当然、粒のそろったキーの運び。 グールドの演奏が今までピカイチだった私にとって「革命的演奏」だ! リヒテル・グルダ等の演奏にも引けを取らないと思う。フーガのストレッタも完璧! 何度聞いても心が和みます。

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  • ★★★★☆ 

    ステアケイス  |  仙台  |  不明  |  2008年06月15日

    全てが良く調和され整っており、上品でフォーシーズンズホテルのような超一流ホテルにいるような心地。ただ、ラフマニノフを弾く時のような、アシュケーナージ自身の血が共感するような印象はさすがに無い。リヒテルは荘厳な教会。グールドはディズニーランド。グルダは研究室。それぞれに素晴らしいのだけれど、それらを聞いた後には深い森と湖沼の中の一軒宿のキースをなぜか無性に聞きたくなるこのごろ。

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  • ★★★★★ 

    魚座の男  |  神奈川  |  不明  |  2006年02月22日

    曲集の本来もっているメロディーの美しさを引き出している演奏だと思う。バッハというと、とかく対位法、通奏低音、とかの音楽構造に目がいきがちだけどね。その意味では、モーツァルトのピアノソナタから受ける印象に近い。3枚というのも、結果として第1集、第2集の垣根を意識させない作りになっていて好ましい。

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  • ★★☆☆☆ 

    犬くんくん  |  縦浜  |  不明  |  2005年12月10日

    フライングした者として報告します。音場が広がらず、ピアノが小さく聞こえます。クチコミ評価が高いクレーメルらと比較して、まるでモーツァルトみたいで乗れない。あちこちがペタッとして違和感がありますが、曲がいいので最後まで聞けます。バレンボイムの演奏よりはアシュケナージのほうがずーっと良いけど、クチコミが極めて高いケンプの全神経を集中させた演奏に遠く及ばないと思う。フライングは怖いなあ。

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  • ★★★★★ 

    よういち  |  港  |  不明  |  2005年12月06日

     全曲をCD3枚に詰め込んだせいで、変な所で聴き直すことになるが、どこから聴いても音楽に引き込まれてしまう素晴らしい演奏。スタイルはオーソドックスなのだが、押し付けがましさが全くない。そこには、偶像化されたバッハの威厳ではなく、現代ピアノによるバッハの優れた音があるのみ。

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2005年12月04日

    購入してから2週間になりますが、聞き込めば聞き込むほど魅かれて行く演奏です。特別なことはおそらくほとんどやっていないのに、平均律の深さ、広さにただ聞き入ってしまいます。同時にそれはアシュケナージという音楽家の豊かさに魅かれいくからでもありましょう。バッハの音楽を聴くことのできる幸せを感じさせてくれる素晴らしい演奏と思います

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  • ★★★★★ 

    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2005年11月23日

    グールド以降、いやおそらくランドフスカがチェンバロでバッハを弾いて以降、どのピアニストもシフを代表として最近のバレンボイムに至るまで、その方向性は違えその呪縛から自由な演奏はほとんどありません。アシュケナージはその意味で極めて無垢で、おそらく晩年のケンプのバッハに最も近いと言えるでしょう。20世紀ヨーロッパの音楽家の源泉をひたすら素直に表現した稀な平均律です。

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