ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2021年12月16日

ザルツブルク音楽祭1986年3月の収録。 一流の歌手たちとカラヤン指揮のベルリン・フィル、豪華な舞台セットと衣装。 歌劇『ドン・カルロ』を初めて味わうにはぴったりの商品。（今日の鮮明な映像に慣れている目からは古く感じてしまうが。） 第3幕がとにかく素晴らしかった。 『ドン・カルロ』というタイトルだがドン・カルロよりもむしろ国王、、ロドリーゴ、宗教裁判長、エボリ公、エリザベッタの方がドラマの中で活躍している。 ある意味みんなが主役なのかもしれない。その点がこの作品の魅力でもある。

 

西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2011年01月23日

各役の見た目優先で選ぶなら本盤、舞台も時代背景にそったもので無難。難点はオーケストラで歌手が吹っ飛びそう。カレーラスもカップッチッリもビクッとしているところがあります。これは指揮者の老化によるものかと考え、1958年VPOライヴを聴いてみたが、これも強力すぎるのは同じで本作品に対するカラヤンの流儀らしくいたし方ありません。

 

オペラが婚約者な男  |  東京都  |  不明  |  2009年08月08日

歌手がこれほどまでに健闘してるいるのに…。演出がつまらない。その分イタリアオペラを耳で堪能できればそれはそれで問題無いのに、カラヤンの指揮はどっしり重厚。歌手がかわいそうに感じてしまいました。ヒロインが弱く聴こえる原因の一つでもあると思います。その中でも特に頑張ってくれたのはフラルネットとバルツァですね。重い舞台の中でしっかり自分の持ち味を出しています。

 

Flandre  |  東京都  |  不明  |  2009年05月20日

これが５つ星なら、大半のDVDは５つ星だ。カラヤンのスタジオ録音（EMI盤CD）に比べ、かなり完成度が落ちる。特にCDであれほど完璧な歌唱を聴かせたカプッチルリが絶不調。明らかな歌い損ねも含め、ちょっと痛々しい。フレー二の代役に出たイッツォ・ダ・ミーゴは、容姿は美しいものの、歌はとても他の歌手のレベルに達していない。カレラス、バルツァはCDより良いし、フルラネットのフィリッポも聞きものだが、エリザベッタが弱すぎるのと、ロドリーゴの不調が気になって感興をそがれる。カラヤン演出は実際の舞台で見たが、平凡の極み。

 

masumasu  |  東京  |  不明  |  2009年02月16日

もちろん皆さんの仰るとおりC.Cコンビとバルツァが一番の聞き所ですが私は更にフルラネットの名演をイチオシしたいですね。うつろに泳ぐようなまなざし、カルロより悩みは深い。。あたりまえ？DVDはだからやめられないです。

 

fanfan大佐  |  東京  |  不明  |  2008年07月26日

「ドン・カルロ」の録音では、私は７８年のカラヤン盤が最高だと思う。キャストもカレーラスのカルロは、もう右に出る者はいないと言うほどの素晴らしさ。否、カレーラス＝カルロと言っていい程のハマリ役だ（出来はＣＤ盤の方が上）。当ＤＶＤでは他にカプッチルリとバルツァがダブっているが、ＤＶＤではカプッチルリは盛時を過ぎた感がある。逆にバルツァはＣＤ盤より迫力があり、当盤の方が良い。ただ、イッツオ・ダミーゴが弱い。総じて一押しは７８年のＣＤ盤、このＤＶＤはその次あたりかと思う。

 

syun  |  東京  |  不明  |  2008年01月08日

完全にカレーラスのカルロにハマッテしまった。このＤＶＤを買うなら同じカラヤンの７８年盤（ＥＭＩ）を先ずお薦めする。キャストと完成度の高さではこれ以上はもう望めないだろう。第２幕第１場のカルロとエボリとロドリーゴの三重唱は呆れるほど凄い。凄すぎる。ただＤＶＤはやや劣りますが。カレーラスはベルカントだが血を吐くような絶唱だ。

 

kazu  |  東京  |  不明  |  2008年01月07日

追伸。クレイグ盤はエリザベッタのギネス・ジョーンズも素晴らしい。他のキャストはＧ・バキエ、Ｊ・ハインズなど米英仏伊とキャストがバラバラなのが特徴です。６７年ライヴ録音。でも、当ＤＶＤを含めカレーラスが一番なのは確かです。

 

kazu  |  東京  |  不明  |  2008年01月07日

大変失礼致しました。当ＤＶＤも４幕版でした。ＭＹＴＯのアバド盤と間違えてしまいました（キャストがかなりダブっているので）。ちなみにＭＹＴＯからチャールズ・クレイグが見事なドン・カルロを歌ったＣＤが出ています。クレイグはイギリスの名テノールで、テスタメントからアリア集が出て私はその素晴らしさに感心していました。彼の全曲盤のＣＤは珍しいので一聴の価値があります。カレーラスとは反対に力強く腰の座った歌いぶりです。他のキャストは出来不出来がありますが、エボリ公女を歌った若き日のコソットが名唱。

 

kazu  |  東京  |  不明  |  2008年01月06日

悲劇の主人公ドン・カルロにはホセ・カレーラスのような声が最もふさわしい。私はカレーラスを凌ぐドン・カルロはいないと思っている。この盤は５幕版だが、ＥＭＩの７８年カラヤン盤は４幕版で、第一幕のカルロの登場の場面の名唱は何度聴いても素晴らしい。モノではビョールリンクの歌唱が好きだが（ＭＹＴＯ盤）、音質的に問題があるし、他のキャストが劣る。７８年盤もミッドプライス・オペラのシリーズはこの時期の音にしてはあまり冴えないのが残念だ。

 

ito  |  神奈川県  |  不明  |  2007年06月20日

カレーラスは理想のドン・カルロだ。’７８年のカラヤンのＥＭＩ名盤とカレーラス、カプッチルリ、バルツァが同一キャスト。演奏の完成度は７８年盤の方が高いが、こちらは映像で楽しめる点が魅力。ただ、画質があまり良くない。カプッチルリはやや盛時を過ぎた感があるが、やはり流石。しかし、ここでの最大の魅力はバルツァの迫力満点の歌。７８年盤よりも優れている。イッツオ・ダミーゴは視覚的のは悪くないが歌は弱い。 だが７８年盤ともども座右に揃えたい貴重な記録だ。

 

安曇野のカラヤン  |  長野県安曇野市  |  不明  |  2007年05月04日

ＧＷにゆっくり視聴しようと買いました。多分、イタリアのオペラハウスがやると、もう少し違った響きになるかもしれませんが、僕にはこのオーケストラの響きがあっています。弦のTUTTYとか素晴らしいではないですか！声楽もカレーラスとカプッチルリを中心に聴かせてくれます。イースターの音楽祭を効果的に収録していますので、見ごたえ十分です。現在単独で２５％割引になっているので買い時？

 

たか  |  東京  |  不明  |  2006年10月25日

フレーニとギャウロフが出ていないのは残念だが、カプッチルリのロドリーゴが最高。カレーラスもドミンゴと比べるとかなり映像が少ないのでドンカルロが残ってよかった。そうとは言えこのDVDの価格はちょっと高すぎないだろうか？

 

アンディの父  |  横浜市  |  不明  |  2006年09月03日

ドンカルロ大好きで、主要なｄｖｄは全て見ましたが、本ｄｖｄのバルツアとカップチルリは素晴らしいの一言です。舞台も壮麗、豪華で本オペラに正に相応しいもの言えます。

 

フランキスト  |  アメリカ  |  不明  |  2004年08月10日

カラヤン演出、演奏はスケールが大きすぎ、相対的に人物像が小粒になってしまっている面もあり。しかし、歌手は高水準。20代前半のダミーコはよく歌っているものの、個性に欠ける。しかし、高貴な美貌とたたずまいは悲劇性を高める。バルツアの情熱的歌唱、カップチルリのヴォイスコントロール、カレラスの誠実さ、フルラネットの演技力など、見所は多い。