シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

SACD アルプス交響曲 小泉和裕&名古屋フィル

アルプス交響曲 小泉和裕&名古屋フィル

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2022年10月09日

    名フィルはそういう方針なのか音楽監督を短いスパンで交代しており、そのためレコーディングも単発になり、どういうオーケストラなのか知られていないと思う。今回のアルプス交響曲、ブラインドで聴けばドイツの放送オケの演奏、と思う人が多いのではないか。名フィルと聞けばびっくりするかもしれない。厚みのある弦、上手いソロ、安定した金管。かつての日本のオケの課題が軽く乗り越えられている。実際ビシュコフ/WDR、ヴァイグレ/フランクフルト・ムゼウムと比較しても優るとも劣らない。地方オケとしてトップ、東京のオケでもこれだけ豊穣なサウンドを出せる団体は限られるだろう。小泉の指揮も素晴らしい。たっぷり歌い音楽の推進力にも欠けない一方、細部のディテールも丁寧に描き出しており、リヒャルト・シュトラウスとして全く不足がない。小泉も今シーズンで退任らしいが、このコンビで「ツァラストゥストラ」「ドン・キホーテ」あたりを聴いてみたいものだ。

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