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チャイコフスキー(1840-1893)

CD チャイコフスキー:交響曲第5番、ハイドン:交響曲第88番『V字』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&トリノ・イタリア放送交響楽団(1952)(平林直哉復刻)

チャイコフスキー:交響曲第5番、ハイドン:交響曲第88番『V字』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&トリノ・イタリア放送交響楽団(1952)(平林直哉復刻)

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    kentaroh  |  新潟県  |  不明  |  2022年12月20日

    製作者も引用している権威とされた批評家の演奏評だが、同氏は「好き嫌いと良し悪しは全く別のもので、これを正しく伝えるのが批評家の務め」と某書で書いておられたと記憶するが、往々にして主観先行の、批評というより感想に近い文章を少なからず残されているように思う。それによって特定の演奏につきドグマのような評価が固定されてしまっている残念な状況も無きにしもあらずと感じる。 チャイコフスキーの冒頭序奏など私も最初異様と感じたが、奏者の巧い下手は別にして、聴き進むにつれ弦はふるえおののき、また他では聞けないテンポの変化など相俟って、これはどの他の演奏、例えばムラヴィンスキー、と比較しても、フルトヴェングラーはこの音楽にどういう想いをもって臨んだか面白く聴かせてくれる例であろうと思う。また同氏は「音も固く聴きづらい」としているが、この復刻ではそれはない。同氏が聴いたМ&AのCDではそうだったということで、このCDで音は古くともそういう印象はない。 私も同氏の「フルトヴェングラー全録音批評」は若いときは貪るように読み鑑賞の手引きとしたが、今は氏と全く異なる感想を持つ演奏も多々ある。この復刻はそういう鑑賞のおもしろさを再認識させてくれた、またこれから何度も聴くであろうCDであった。 ちなみにハイドンは同氏の批評と違わない感想を持った。「全録音批評」では「平板な音」されているが、このCDはちょっと固めながら豊かで明快、よい音だ。同氏が「装飾音の美しさ」を指摘されていることなど手に取るようにわかる。このハイドンは十分に堪能させていただいた。フィルアップ、添え物のような収録なのかもしれないが、こちらがメインであっても私は十分満足だ。 このCD買えるときに買っておいた方がよいと思いますよ。 蛇足ながら、当地今は大雪厳寒で、普段ならば音楽を聴くときは音がする冷暖房機器は一切止めるが、今はとてもそういうわけにはいかない。でも、もしCDの持続ノイズが気になるなら温風ヒーターを運転しながら聴くとノイズはあまり気にならなくなくなる。カーテンで部屋を仕切り暖をとりながら聴いても同じ、もちろんせっかく良い復刻で蘇った音の豊かさは大きく失われるが。

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    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  2022年08月14日

    残念ながら、このリマスター盤は、失敗作です。チャイコフスキー交響曲第5番は、オリジナルを大事にするあまり、かえって雑音が増えている。演奏は、素晴らしい。拍手のフライングを含めて名演なのに、録音が良くない。どちらかというと、このコンサートを、実演で聞きたかった。そして、ハイドン交響曲88番「V字」も、もし録音が良かったら、このハイドン交響曲88番「V字」の代表作だったと思います。まさに、残念作です。

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