メロディアスHM/HR  |  青森県  |  不明  |  2010年02月14日

メロディアス・ハード・ロックの頂点に立つFAIR WARNINGが実に6年ぶりにリリースした復活アルバム第1弾です。確かに曲のクオリティに関しては、全盛期を上回ることは不可能に近いと思いますが、それでもここまで高いレベルを保つことができるのは、このバンドだけかもしれない。オープニングを飾るNo.1はシングルもリリースされた堂々たるハードロックナンバーだと思うし、少々リラックスしたNo.4やヘルゲ・エンゲルケ(G)作曲によるN0.6や、続くNo.6〜7も素晴らしい。ラストのNo.13もダークでクール、そしてカッコいいと思う。彼らの実力と意地を見せつけた作品だと思います。

 

MJ  |  茨城  |  不明  |  2007年02月02日

日本を最大の市場としているFAIR WARNING、当然ながら妙な路線変更は無し、往年のファンからすればまずは一安心の復活作だ。しかし、全体の出来は過去4作の完成度どれにも及んではいない。久々に4人が集結してよほど嬉しかったのかほのぼのとした（緩い）メロディがやけに多いが、彼ら最大の美点がそこにあったわけではない。「再結成を成功させたこと」自体が喜ばれるレベルの懐古バンドではないのだからどうしても辛口になってしまう。次回作には「今を生きる存在」であることを力強く証明するような、美しい飛翔旋律の雨を期待したい。

 

空を翔る覇者  |  熊本県  |  不明  |  2006年08月06日

最初にｱﾙﾊﾞﾑ全体を聴いた時と、毎日何回も聴いてる今とでは印象がだいぶ違って来てる。好印象だった最初と、物足りなさを感じてる今とでは…。決して悪い作品では無く、復活作第一段としては上々だとは思うが…。ｱﾙﾊﾞﾑ｢4｣までのﾚﾍﾞﾙに達してないのが残念…

 

ＧＯ！  |  神奈川  |  不明  |  2006年07月31日

最高！と言いたいが、期待を大きく持ちすぎたせいか、少々肩すかし部分があるのは否めない。キラーチューンは存在するモノの、その他の曲が彼らの実力を考えると水準以下な気がします。 シングルカットされた1,6などは光っていますが、それ以外は彼らには珍しくメロが弱く単調な印象。しかし当然ながら似かよった後続を寄せ付けないクォリティーは保持されていて、及第点は間違いない。彼らの復活は祝すべきネタでありとても嬉しい！ 来日公演も決まり、その勇姿を早く観たいと思っているのは私だけではないはず。