ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》、他 イーゴル・マルケヴィチ
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2024年07月08日
マルケの常としてフォルテや旋律の変化部分にシャープな強さを感じる。内的な響きやハーモニーの厚さ、柔らかい構成力が欲しくなる。その辺がフルトヴェングラーと根本的に異なるところかと思う。スムーズな構成を音楽に表現する指揮者でなく、それがこの演奏にも表れており、残念ながら(本当は残念と思っていないが)私の好む音楽創りをするタイプの指揮者ではない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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マラ3マニア | 東京都 | 不明 | 2009年06月21日
久々に良いベートーヴェンを聴いた。田園はやや祈りが足りないが、3曲の序曲が超弩級の名演奏レオノーレ第3番の熱狂。フィデリオ序曲の狂気。エグモント序曲の立派さ。この3曲の序曲だけでも充分買う価値あり。必聴の一枚である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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竜 | 東京 | 不明 | 2007年05月11日
私もニジンスキーさんと同じ演奏会場にいたひとりです。前半の田園、メインのハルサイ、どちらも稀にみる名演、マルケヴィッチの「この2曲は私のベストプログラムです」という言葉通り、本当に素晴らしいコンサートだったことを昨日のように思い出しました。マルケヴィッチは実力のわりにあまり録音に恵まれなかった指揮者ですが、フリッチャイ、カンテッリらとともにもっと再評価されて然るべきと思います。この田園もワルター、クーベリック盤とマイベストチョイスを争う名盤です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オレグ・ニジンスキー | メルボルン | 不明 | 2006年11月25日
最近入手したCD-R(海賊盤?)に、マルケヴィッチがイスラエル・フィルを指揮した「展覧会の絵」と「田園」があるが、この「田園」も名演だった。私は80年の日フィル定期で聴いた「田園」をプログラム後半の「春の祭典」よりも素晴らしいと思っている。マルケヴィッチが残したベートーヴェンの録音はいずれも素晴らしいので、彼自身の校訂版を使った交響曲全集の録音を残さなかったことが非常に残念である。晩年、マルケヴィッチはシュターツカペレ・ドレスデンとその計画をしていたそうである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mori | 東京都 | 不明 | 2006年11月25日
田園は少し不思議な趣のある演奏。初冬の田園を散歩しているような・・そんな感じ。序曲が素晴らしい!特にエグモントは超名演でこの明瞭さは古くならない。ラムルーの響きの素晴らしいこと。確か全集を録音しているはずで是非復活して欲しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オレグ・ニジンスキー | 南仏アンティーブ | 不明 | 2006年06月25日
マルケヴィッチは「田園」をDGGとフィリップスに2度録音しているらしいが、この1958年録音の「田園」は日本初CD化との事。これはとんでもない名演奏ではないか!!演奏スタイルは現代的だが、実にオーソドックスで、響きはクラシック、落ち着いた表現だ。この録音年代で、これだけの名演を残していたにもかかわらず、この録音は高い評価を得ていたのだろうか。私にはケーゲルのライヴ盤同様の感動を味わったが…。1980年日本フィル定期公演で聴いた「田園」の名演が蘇ってきた。素晴らしい「田園」だ!!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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