マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質AB】 Sym, 6, : Boulez / Vpo

【中古:盤質AB】 Sym, 6, : Boulez / Vpo

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  • ★★★★★ 

    Singspiel  |  不明  |  2007年12月26日

    オケがいい音しています。苦悩をこてこてと出した演奏よりも好きです。

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  • ★★★★★ 

    犬くんくん  |  縦浜  |  不明  |  2007年04月01日

    シノーポリのマラ9は車内で聴くのが一番良かった(笑)。マラ6も車内で気楽に聴けるのが欲しかった。評論さんや諸氏がブレマラを「おとなしい」「淡泊」「シンセサイザー」などと形容するので、お気楽に購入して、驚いた。他と較べておとなしいのは表面だけじゃないか。細かいところまで聴こえるので、全てが逃げられないように失敗していく過程が手にとるようにわかる。ジワーっとくるおぞましさでは間違いなくトップクラスの演奏。私は大音響大演出のマーラーのほうがお気楽に聴ける。

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  • ★★★★★ 

    moon  |  北海道  |  不明  |  2013年02月28日

    こんなつまらんマラ6は売りと思いつつ何度か聞いてるうちなぜかお気に入りに 不思議。

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  • ★★★★☆ 

    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  2011年06月26日

    この録音の1994年当時はまだメジャーレーベルのメジャーオケのセッション録音ができていたんだなぁ…(ライブ&ゲネプロ編集)×イコライジングの録音(同曲のアバド&ベルリンとか)に比べると遥かにいい音。ウィーン・フィルもまだ魅力が残っていた時期。マーラーは一筋縄ではいかない多様性の深い作曲家なので、こうした冷徹型の演奏は有意義と思う。たとえば大味なだけのテンシュテットのライブ盤とは格が違いすぎる。

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  • ★★★★★ 

    とらっきー  |  さすらい人  |  不明  |  2007年04月16日

    ブーレーズのマーラーは、敷居が低く気軽に作品に接する機会を与えてくれます。その中でも私の中ではベストのナンバーです。オケがVPOなのも良かった。第3楽章が最高です。レニーのマーラーは好物でしたが、年とともに脂っこく、もたれてしまいました。

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  • ★★★★★ 

    御輪日明  |  鳥野  |  不明  |  2007年02月28日

    もう1つごめんなさい。この演奏、非難するのは簡単だ。この演奏の持ち上げても、中途半端な人は「オケのアインザッツが合ってないよ。それでいいの?」で黙り込むだろう。しかし、この演奏の真価が分かる人なら「アインザッツの微妙なズレで、オケの美麗な音色に揺れとうねりが生じ、一見音の羅列のように見られる世界に、微妙な階調的な表現が出てきている。これがオケの自発性なら、VPOは凄い」と切り返されるかもしれません。私の体験談です(笑)。個人的には繰り返して何度でも聴けるので、重宝している。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2017年01月15日

    シノーポリのマーラーを聴いたとき、『こんな分析的なマーラーは聴きたくない』と思ったのだが、さらにもっと分析的なブーレーズのマーラーの『悲劇的』は、感心するくらいの名演だった(感動…とは言い難いかも…)。ここで聴けるマーラーには、シノーポリのような「中途半端な分析性」はない。絵画に例えれば、ダリの世界からドロドロを取り去った空間から響いてくるような音楽であり、キリコの魅力でもある「非人間性」すら感じる。ただし、たしかに魅力のあるディスクだが、同曲の演奏のランキングとしては最高とも言えないので★4つ止まりにした。

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  • ★★★☆☆ 

    klemperer fan  |  北海道  |  不明  |  2011年10月03日

    マーラーからドラマ性を排除するとこんな演奏になるんですね。 悪くない演奏だし、ウィーンフィルも上手。 皆さんがイメージしているマーラー的な解釈を悉く裏切ってくれる演奏。 しかし、Boulezのポリシーとしてはこんなマーラーもありなのではないだろうか? ただ、「曲を解釈している」というよりは「楽譜を分析している」という印象をぬぐえない。 ドロドロしたマーラーをどこまでスッキリさせることが出来るだろう的な、、、

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  • ★★★★★ 

    おむちゃん  |  京都府  |  不明  |  2011年06月21日

    30年前から6番の熱狂的ファンでした。個人的な事情で’90年代以降聴く事がなくなっていたが、欝状態にあった2000年、レコード店の試聴コーナーにあった本盤を聴いた。全楽章聴いてしまった。動けなかった。「ゆーさん」さんをはじめシンセサイザーだとかおっしゃるかたがおられる。しかしこれは充分に音楽だ。血も通っている。私もブーレーズのイメージは違っていた。クリーブランドとの「春の祭典」のような。それがシンセサイザーイメージに繋がっているのではないでしょうか? そんなことよりも昨今マーラー協会のお墨付きとかでアンダンテを2楽章にする演奏が多いようです。アバドなんかちゃっかりBPOではそうしています。しかし、これこそ「音楽」を無視した愚考ではないでしょうか? ブーレーズは2010年でもきちんと2楽章はスケルツォで演っています。これこそ音楽家の態度だと思います。

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  • ★★☆☆☆ 

    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  2008年01月17日

    マーラーからユダヤ的側面を剥ぎ取り、苦悩をなくしたら、残ったものはやたらに精緻な「楽譜」(“音楽”ではない!)だけだったのか。楽譜に忠実なことが、必ずしも音楽に忠実であることとは限りません。この演奏を聴くと、あたかも、名作の台本に書かれた台詞を一字一句正確に“棒読み”したような演奏に聞こえます。絶賛する人から「愚聴だ!」と言われるかも知れませんが、ブーレーズが現代を代表する指揮者であることを踏まえた上での批評です。「大袈裟な感情表現は皆無!」と称賛する向きもありますが、感情表現のない音楽とは?かなり疑問です。「シンセサイザー」と揶揄されるのもむべなるかなと思われます。変な例えですが、その内、最新鋭のロボットがオケを作って弾くような時代が来たら、先駆者的演奏として持て囃されるだろう演奏です。ブーレーズの精緻なアプローチが仇となり、“精緻だけが取り柄”な演奏となった訳です。けれども、絶賛する人を否定はしません。何故なら、マーラーには近代音楽への先駆けとなるような、複雑精妙な管弦楽法があり、その点に着目したアプローチとしてブーレーズを評価することも可能だからです。まあ、個人的には感情表現に乏しい演奏は受け入れたくないので、“いまいち”ですがね。長文多

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  • ★★★★★ 

    御輪日明  |  鳥野  |  不明  |  2007年02月28日

    ブーレーズのマーラーはクールでロマンティック。レントゲンと称される透かし技法。音のテクスチャは細分化される。普通は速度を上げる部分もインテンポを守っている。私はマーラーは音の密度のドラマと勝手に思っていたが、ブレマラは音が少なくなる部分にギョっとなる。自我に苦しむ現代人の孤独と虚無がポッカリと穴をあけているかのようだ。それが、曲の構成上、全ての外堀を埋められ、必然的に静かに破滅していく。この演奏いろいろ言われているが、音の少ない部分に比重を置いた画期的な解釈なのでは?

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  • ★★★★☆ 

    歯磨き粉  |  神奈川県  |  不明  |  2007年02月27日

    失礼だがシャンバラの人の文章は超Aクラスの絶句レビューだろう。ブーレーズの意図はこの曲の意味とビジョンの明確な提示であって、この演奏を聞いて「マーラーがこの曲で何を言いたいのか分からない」とされたら、ブーレーズは絶望するか笑い転げるかのどちらかだろう。6番の演奏でこれほど明解で分かりやすいものは見つけることが難しいと思う。こうなったらマーラーはアバド、シャイー、バレンボイムあたりで聞いてもらうしかないだろう。

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  • ★★★★★ 

    かんぼう  |  東京都  |  不明  |  2007年02月12日

    ブーレーズは作曲家としては成功しなかったけど、この演奏聴くと正直思う。指揮者としては最高なんだと。この人のいいところは、芸術に付きまとう“苦悩”みたいなもの、つまり低俗な文学的解釈をまったくしてないところだと思う。聴いていてすがすがしいし、音楽がより明確に伝わると思う。まっそういう低俗さが受ける世の中ではありますが・・・

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  • ★★★★★ 

    un portrait de PB  |  東京都  |  不明  |  2005年07月01日

    ここに聴かれるのは、多様な読み取りの水準を持ち、それが故に未来の音楽を予告するテクストの書き手としてのマーラーであり、それはまた《マラルメの肖像》の作曲家としてのブーレーズを映す鏡でもあるのだ。それは予てより彼が主張してきた通りの事だ。近年その立場から説得力を持った演奏を展開できる指揮者も増えてきた(例えばラトルやノットのように)。一方でもしBBC響時代の良いライヴがあるなら、それもどこかで出して欲しい。そこには彼がマーラーに見出そうとしたものが、よりラディカルな形で提示されている筈だ。

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  • ★★★★★ 

    徳田雄三  |  長崎県  |  不明  |  2005年05月15日

    酷評する人は、イメージだけで軽く聞き流しているのだろう。渡辺和彦のブーレーズ評同様、全然参考にならない。カウベルが登場する箇所の描き方と洞察力は、他の演奏にないもの。ただ、実演での鮮烈・過激な印象とはかなりギャップがある。

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