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チャイコフスキー(1840-1893)

CD ヴァイオリン協奏曲、他 フンケ、フォンク&シュターツカペレ・ドレスデン、他

ヴァイオリン協奏曲、他 フンケ、フォンク&シュターツカペレ・ドレスデン、他

商品ユーザレビュー

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    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2012年09月12日

    一見オーソドックスで地味な演奏に思えたのですが、聴き込んでいる内に このヴァイオリニストの細かい芸風が理解できて来ました。ノリや迫力や情熱で聴かせる演奏ではなく、音と行間にいかに様々な要素を加えて密度の高い音楽に仕上げるか?を念頭に置いた 非商業的なCDだと思います。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年08月21日

    詩情溢れる名演!チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲といえば、巷ではハイフェッツやらオイストラフやらに注目が集まる。しかし、私にしてみれば、ハイフェッツなど情感に乏しく歌心に欠け、機械的で拙速で、音色も汚く荒削り、おまけに録音もざらついているという、最悪な印象しかない(そのくせ、レコ芸の先生方や一部の狂信的にして他者排他的なファンらによって、未だに神棚に祭り上げられているという由々しき実情がある)。オイストラフも、演奏自体は素晴らしく、リリカルかつパワフルな名演であるが、如何せん録音状態が芳しくなく、正規盤ですら不自然な音響になり果てている。過去のいわゆる名盤と呼ばれているものがこのようならば、昨今の名盤も難ありだらけである。ビブラート過多なムター、線が細過ぎるハーン、神経質過ぎるツィンマーマン、面食らう程のデフォルメをして悦に浸っているレーピンなどなど、挙げ出したらキリがない。要するに、曲の持ち味を殺してまで自分自身の個性を売り込もうとする輩が跳梁跋扈しているのだ。挙げ句、そんな彼等を“現代最高の名人”などといって持て囃し、ディスクの売上と芸術の本質的価値との違いすら分からない人達が我が物顔でいる。これが現実だ。そんな中、真に芸術的な演奏を求めようと、殆ど縋るような思いで辿り着いたのが、このフンケの演奏である。 ハッタリや虚仮威しなどから最も遠い、自然体の表現。響きは豊饒でありながら適度な渋味を伴っている。旋律の歌い回しや、ちょっとした間の取り方にもそつがなく、すっと心へ入り込む。バックを務めるシュターツカペレ・ドレスデンの力量も素晴らしい。円やかさと重厚さを調和させた独特の燻し銀サウンドで、殊に第二楽章における限りない透明感は他の追随を全く許さない。音質も、聖ルカ教会でエテルナの技術者が収録しただけあって極めて優秀である。協奏曲の録音となると、ソリスト中心でオケが引っ込んでいるような音作りをされることがあるが、当録音はソリストを活かしつつオケの力強さにも事欠かない見事なバランスの音響になっている。総じて、殆ど話題にならないCDだが、古今の名盤を凌ぐ一枚として推薦したい。

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  • ★★★★☆ 

    OWL ふくろう  |  福岡県  |  不明  |  2010年04月16日

    ジャケットの表に、曲名だけが記入されている。開けてみてやっと演奏家名を確認できる。表の人物は、演奏家とは無関係なモデル。演奏の質はというと、他のレビューにあるのとだいたい同じ。ただ、強烈ではなく、しっとりとしているから、大変聴きやすい。音質も良い。チャィコフスキーの同曲のアクの強さに辟易していたが、それに対してこの演奏はホッとする内容で、詩情を感じられる場面もあってよかったですよ。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2008年08月23日

    典型的な Berlin Classics の演奏?であり録音と言える。ハイフェッツやオイストラフほどの個性はなく、諏訪内晶子(コンクールライブ)やチョンキョンファのようなノリで攻める演奏でもなく、ロシア臭も希薄。全てがバランスよい,しかし高水準な演奏で,物足りなさは微塵もない。現存する同曲CDの中でも間違いなく最高の部類に属するが、聴き終わっていつまでも心に刻まれるような個性はない。限りなく「最高」に近い「すばらしい」評。

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