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シューベルト(1797-1828)

CD ピアノ・ソナタ第13番、第16番、第18番、12のグラーツのワルツ、アダージョ、グラーツのギャロップ イリーナ・メジューエワ(2021)(2CD)

ピアノ・ソナタ第13番、第16番、第18番、12のグラーツのワルツ、アダージョ、グラーツのギャロップ イリーナ・メジューエワ(2021)(2CD)

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2023年06月10日

    一音一音が充実、心のこもった演奏が収められている。今回の再録音は期待を上回る出来と感じている。新チクルスの第1弾である前作(2020年 即興曲集D899等、BJN1015)に感銘を受け入手。およそ100年前のピアノを得て彼女が表現したい内容が余すところなく歌い込まれていると感じた。   まず1曲目のD845冒頭から密度の濃いピアノの音に支配されていて軽い部分がない。といっても深刻すぎる重い内容でもない。その後のD664も愛らしさの中に影がそっと潜んでいる事を物語っている。 D894も淡々と夢のように歌が歌われる中で悲劇(または狂気?)が襲いかかる怖さが私の心をも揺さぶってくる。10年ほど前の録音も素晴らしい演奏だったが、そこと比較するなら…衣一枚脱ぎ捨て軽やかになりながらその振幅は大きくなったと言えばいいだろうか。   総じて思うのは…、この新チクルスは、メジューエワが楽譜を仲介として心に響いてきた声をそのまま鍵盤に写し取っている印象。シューベルトのソナタ集を聴くというより、作曲家の心を聴き解く演奏と考えている。

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