マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質AB】 Sym.6: Tennstedt / Lpo('91.live)

【中古:盤質AB】 Sym.6: Tennstedt / Lpo('91.live)

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    まっこ  |  千葉県  |  不明  |  2010年09月29日

    この演奏については特に不満はないが日本の会社はなぜ同じ演奏(シリーズ)をHQCDだのBSCDとか銘打って何回も再発するのだろう。全く新鮮味がない。よほど思い入れがある演奏ならともかくよほど音質が向上してなければ買い直さないって。もっと違うソースを開拓しないとファンから見放されるって。たとえばこの曲、ライブではなくスタジオ録音がほしいのに一向に発売されない。(輸入盤も全集しかない)今の日本の会社は音質改善再発に命をかけてる様だがシリーズの内容をもう少し考えた方がいいと思う。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年05月20日

    この演奏こそ、テンシュテットの、というよりもマーラーの第6のあらゆる名演の中でも最高の秀演だと思う。癌が発見されてから常に死と隣り合わせにあった指揮者の命がけの演奏が、この曲の本質をわしづかみにし、聴き手である我々の肺腑を打つ。技術的には決して一流とは言えないロンドンフィルも、テンシュテットの渾身の指揮に見事にこたえ、力いっぱいの名演奏を披露している。

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  • ★★★★★ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2010年10月09日

    第七番と並んで、十代の昔より収集してきたこの曲のLP、CD。もうカタログに載っているものはすべて所有していますが、たった一枚選べと言ったらこれです。ただし、初めてこの曲に接する人がCD一枚だけ購入するとしたら、決してこれは勧めません。そういうCDです。あとは音質が向上しているかどうか、それだけの興味で購入です。

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  • ★★★★★ 

    為朝  |  京都府  |  不明  |  2011年09月17日

    第六番がきわめて偉大な傑作であると再認識させてくれた稀有の名演。とくに第三楽章の表現力は常軌を逸脱している。この楽章だけでも聴く価値ありです。我が子を失ったマーラーの慟哭と祈り、ヘブライ的な悟りや天国への確信などを強く感じさせてくれて、自然と涙が溢れるのを止められなかった…。

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  • ★★★★★ 

    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  2007年10月06日

    迫真のマーラーだ。確かに録音には疑問を差し挟んでもよい。まるで土管の中で聴くような、やや明瞭さに欠ける音質である。だがこの演奏には、そんな疵を忘れさせる程の凄味がある。マーラーの交響曲と言えば、19世紀末の混沌と人生の苦悩を一身に背負った雰囲気がある。厭世的で、アイロニーに満ち、人間の最も脆いところを鋭く叫ぶようである。しかも、マーラーはフロイトも認める複雑な心理の持ち主である。その証拠に、アルマとの間に子供を授かった矢先に書いたのが、何と《亡き子を偲ぶ歌》と当交響曲である。恐らく、若き日に相次いで身内の不幸に見舞われたことが尾を引いていたのであろう。「いつかあの悪夢が再び起こるのではないか」という恐怖におののいていたに違いない。そうした狂気すら感じるマーラーの心情の生き写しが、この曲なのだ。その意味でテンシュテットの演奏はまさに本質を鋭く抉っているといえる。強烈なリズム感、過剰なまでのテンポの揺れに戸惑う人もいるだろう。しかし、マーラー本人が最も信頼していた指揮者がワルターではなくメンゲルベルクだったことを考えると、意味深長である。メンゲルベルクは鮮烈なルバートと濃厚なポルタメントで知られているが、マーラーにとっては、それ位デフォルメしないと気が済まなかったのだろう。勿論テンシュテットの強調法はメンゲルベルクと異なるが、激しく作品と対峙し表現し尽くす姿勢は相通じるものがある。更にライヴならではの迫力や緊迫感が加味され、他に類例のない演奏に仕上がっている。見事という他ない。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月10日

    人間、この世の地獄を生み出せる、と言うのを証明する、壮絶演奏。マーラーも、テンシュテット、ロンドンフィルは、怖ろしい境地まで達したのだ。録音が遠い、と言うのが救いな位。ここまで、聴衆を前にえぐりだせる音楽を作る事が出来る人は、そういない。そこまでやってしまう、やらずには居られなかったテンシュテット、脱帽、合掌。

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  • ★★★★★ 

    ひろ  |  宮城県  |  不明  |  2011年11月20日

    最早凄絶という言葉では済まされません。音楽が血ヘドを吐きながらのたうちまわっております。嗚呼恐ろしや…

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  • ★★★★★ 

    yass  |  大分県  |  不明  |  2006年01月27日

    冒頭の低弦の響きだけで、まるで無間地獄に放りこまれたような錯覚に陥ってしまう壮絶極まりない凄演だ!だが、この曲はここまで徹底して演奏するべきで、「さすがテン様、よく御分かりだ!」と思わず膝を打ってしまった。今度はBPOとの伝説のライヴを出してほしい!

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  • ★★★★★ 

    アントン・ミントン  |  八戸市  |  不明  |  2004年04月27日

    この曲はマーラー版「英雄の生涯」だと思っている。スヴェトラーノフ盤が最後まで果敢に戦い続ける英雄なら、このライヴ盤は、戦いに疲れ安らぎに慰められながらも、最後は容赦ない運命に打ち倒される、そんな英雄。その“安らぎ”のなんと美しく悲しいことか…。マーラーが作曲中にアルマとともに涙したのもわかる気がする、そんな演奏。

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  • ★★★★★ 

    タケ  |  秋田  |  不明  |  2003年09月09日

    自分は、他にもいくつか「悲劇的」のCDを持っています。ですが、その中でもこの盤は正しく“別格”です。ちょっと変な見方かもしれませんが、ハンマーストロークをあれほどはっきりと耳にしたのは、とにもかくにもこの盤だけでした。音質云々はこの際措いて(実際“生”を聴いてるわけでないから)、それでも満点に充分値するでしょう。

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  • ★★★★☆ 

    さすらい人  |  神奈川県  |  不明  |  2011年01月08日

    HQCDで初めてこの演奏を聴いたが、音質はさして悪くないように感じた。HQCD化で向上したということか? 演奏は、バーンスタイン盤よりも粘着さが耳につかず卓越していると思う。それにしても、7番と並んで顔どアップのジャケ写はなんだ?? このセンスのなさは、正直、購入を躊躇したレベルだ。ジャケットに呆れた点から星4つ。演奏そのものは、マーラー6番を愛聴される方には自信をもって薦められる。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月30日

    81年のEMIセッション版、83年のLPOライヴ盤も凄いが、、テンシュテットの悲劇的の凄みにかけてはこの、91年EMIライヴ盤が随一。只、録音のクリアーさは、セッション盤に劣る。細かいところまで神経の行き届いた、恐ろしいほどの意思の集合力演。このころのベルリンでのライヴも凄かったようなので、いつの日か発売されれば・・。ここまで掴み取るLPOも凄い。アドレナリン充満。音がいきり立ってます。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年12月23日

    音質は7番程ではないなあ〜という感じで、充分です。しかし、この曲そんなにたくさんのCDを聞いたわけではないですが間違いなく同曲1位です。指揮者とオケと曲が三位一体になって共感し合ってます。ハンマーストロークが初めて明確に聞こえたというみなさんの書きこみにも納得です。ニトロプレスさんのレビューそのままの世界が展開されています。やっとこの曲に近づけたかなあ〜って気持ちになりました。9番の壮絶ライブなんか出てないのでしょうか?

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  • ★★★★★ 

    エセ  |  奈良県  |  不明  |  2004年07月25日

    これは凄い。マーラーの狂気的な面を引き出す晩年のテンシュテットの演奏スタイルと曲が見事にハマッた演奏。これこそまさに“悲劇的”。最後の静かに沈んでいく前の強奏など、まるで血飛沫が飛んでいるよう。ハンマーストロークもとても強烈!(しかし、強烈ではあるが音楽を壊してはいない)最高の呼び声も高い7番のライブはなぜ廃盤なのだろう?EMIはテンシュテットに対して冷遇しすぎでは・・・。

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  • ★★★★★ 

    ニトロプレス  |  愛知県  |  不明  |  2003年07月18日

    とにかく最高の名盤!1楽章の凄いテンション、溢れんばかりのアルマの動機、悲しみと焦燥が爆発する後半部。2楽章の冒頭から重くハイスピードで始まるブッ壊れた精神世界。終楽章は頭からどすグロい暗黒によって始まり、ひたすら激しくもがき苦しんだ挙句死んで行く悲劇のドラマ。全編尋常でない雰囲気で、感情移入は激しくハイテンション。それでいて音楽として全く崩壊していない。音が泣き、叫ぶことを初めて実感した。マジ感動。ただ気の抜けた炭酸飲料みたいな音質が残念。

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