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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質AB】 交響曲全集 サヴァリッシュ&コンセルトヘボウ管弦楽団(5CD)

【中古:盤質AB】 交響曲全集 サヴァリッシュ&コンセルトヘボウ管弦楽団(5CD)

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検索結果:28件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    菜摘  |  大阪府  |  不明  |  2013年03月29日

    サヴァリッシュ追悼にふさわしく格調高い演奏です。8,9番はライブのせいか総合的な音質が他のセッション録音の曲に比べてやや聴きにくいとのご指摘もありますが、他の要因もありそうなので以下に記します。コンセルトヘボウ大ホールで当のサバリッシュ8,9番ライブを聴いたものとしての証言です。1)8番は1993年12月ライブではなく1992年12月ライブが正しい可能性があります。92年12月当日のプログラムは8番/休憩/9番でアンコールなし、だったのです。これならば8,9番の録音クオリティが類似していることに納得がゆきます。2)オケのメンバー(特にバイオリンパートなど)が普段の団員とは大幅に入れ替わっておりました(クリスマス休暇?)。ちなみに当日のコンサートマスターはヨハン・クラハトさんでした。彼は42年RCOに在籍し65歳で定年退職した副コンマスの名物男で、同じシーズンのネーデルランドオペラでは、アーノンクールのコシやフィガロのオケピットではRCOのいつもコンマスでしたが、ヘボウ大ホールの定期演奏会では、コンマスのリーバーマンまたはヤープ(ファン ツエーデン。敷活動をしている彼は、20代でRCOのコンマスだったのです)の隣が定位置でしたから、彼が大ホールでコンマスを務めたのを見たのはこれ1回きりです。3)9番のソロ、合唱ともに声量豊かで聴き疲れせず安定感と充実感にあふれたものでした。蛇足ながら、声質声量に加えて堂々たる体躯のマーガレットプライスさんは、パイプオルガンの脇からソリストの先頭を切ってさっそうと登場し圧倒的な名唱を披露し拍手喝采を浴びたのですが、コンセルトヘボウ名物のステージ中央右の階段をやや辛そうに這うように階段をほんの数段登っては戻ることを繰り返していたのが、20年たったいまも鮮明に記憶に残っています。全集のまとまりとしては、まちがいなく20世紀の名演の1つです。このころのRCOは、シャイーの1期目から2期目の冒頭にあたり、オケのアンサンブルや音色(特にアインザッツ)がハイティンクからシャイートーンに変わりつつある過渡期で、アーノンクールの様々な試みがオケに新鮮と受け止められていた時期です。ジュリーニやショルティも客演していました。このタイミングで指揮と音楽性の達人の全集が残されたことに感謝せずにはいられません。ちなみにオケは、8番でもフル編成でした。8,9番にややもたつき感があるのは桶メンバー構成のせいかも。ちなみにシェフのシャイーは、ブラームスやマーラーは振ったけれどベートーベンは定期では長く振らなかったんですね。

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  • ★★★★★ 

    大審問官  |  静岡県  |  不明  |  2013年03月02日

    本演奏を聴いて、「スタンダード過ぎる」、「平板」と思われた方は、 大き目の音量で聞くか、ヘッドフォンでのリスニングを推奨したい。 古楽器系を愛でる方には緩く聞こえるかもしれないし、過去の個性派 大巨匠を愛でる方には物足りないかもしれないが、サヴァリッシュの 録音は音質そのものはハイファイ録音ではないが、なるべく高解像度 な装置で、大き目の音量で聞いた時に真価を発揮する。 音質についてはナンバーにより若干のばらつきがある。 音像、音場、鮮度の良い順でいくと、3と1、4と7、5と6、2と8、9 の順となる。 また、演奏内容についてサヴァリッシュのベストフォームを伝えているのは 3と1だ。 ライブの2、8、9はさすがに観客が入っているため音場が窮屈 でライブ録音の制約もあろう。 しかし、この価格、この内容であれば、座右に1セット置くことをオススメしたい。

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  • ★★★★☆ 

    オペラかじり虫  |  兵庫県  |  不明  |  2012年03月26日

    この全集の最大の魅力は、オーケストラの音色にあります。もちろん、マエストロの腕前の賜物ですが、響きのつややかさ、特に弦の滑らかさに聞き惚れます。通人の好む、凄みは無いかも知れませんが、ベートーヴェンの味わいは充分です。私の好みでは第7番が少しつっこみが足りず、残念ですが、それはそれ。中学生になる男の子に、ぜひプレゼントしましょう。解説は不要。ただひたすら聴くべし、というもの。どうしてこんなものをくれるの? 精神的に成長する年ごろに相応しい〜それだけて事足りましょう。

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  • ★★★★☆ 

    moumou  |  三重県  |  不明  |  2010年06月13日

    コンセルトヘボウのオケの音色、曲の間合いなど心地よく、皆さんの評価の高い理由が納得できます。さすがにサバリッシュさんだけあって、全体的に高レベルで、万人受けする演奏ではないでしょうか。ライブレコーディングの8、9は少し物足りなさを感じますが、特に、1、2、6などはすばらしいと思いました。演奏の質の高さ、音の良さ、値段の安さの3拍子そろった、CDジャケットの自信に満ちたベートーベンの肖像画にふさわしい全集ではないかと思います。

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  • ★★★★★ 

    たけっちゃん  |  兵庫県  |  不明  |  2009年09月09日

    クラシックを聴き始めて4半世紀。いろんな作曲家を分別なく聴いてきましたが、ベートーベンだけは、音楽室に貼ってあった気難しそうな肖像画と「ジャジャジャジャーン」のイメージがこびりついていたせいで(!?)楽しんで聴くことができず、ニガテな作曲家でした。/それを打ち破ってくれたのがパーヴォ・ヤルヴィの「運命」で、ベートーベンの曲ってこんなにオモシロイのか、とハマッてしまい、今更ながらにベートーベン開眼。次々CDを買って聴きましたが、ヤルヴィのすごさを知るには、先にオーソドックスな演奏を聴いておくべきでは、と思い立ち、HMVでこの全集を買い求めました。/というわけで、この全集が「本命」ではなかったのですが、いざ聴いてみると、この演奏はゆったりした中にメリハリも歌心もあり、コンセルトヘボウの艶やかなサウンドと相俟って、貫禄の横綱相撲って感じ。これを聴くと、逆にヤルヴィの演奏が「あの手この手」と落ち着きの無い演奏に聴こえてしまいます。特に第7番は、ゆったりと聴けて私にはちょうど良い。しかし、第9はライヴのためかややアンサンブルが「ゆるい」感じ・・・・?/いずれにしても、音楽を聴いて心が豊かになる。そんな演奏で「ベートーベン万歳!」「サバリッシュ万歳!!」と叫びたくなります。

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  • ★★★★☆ 

    レオナルド  |  日本  |  不明  |  2009年01月24日

    ベートーベンの音楽を素直に聴きたいと思った時はこの全集やブロムシュテット、クレンペラーの全集を聴いてます。それでは物足りず指揮者の情念が付加されたものを聴きたい時はバーンスタインやテンシュュテット、フルトヴェングラー(イタリアのEMI)。オーケストラを聴く快感では結構ストレートな表現のカラヤンの60年代の全集です。弄り回したものは好きではありませんが、再現芸術であるクラシック音楽において、ベートーベンの楽曲は様々な可能性を秘めているように思います。この全集は音も良く様々な演奏解釈に接する際の基準になります。

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  • ★★★★☆ 

    和愚音裡庵主人  |  西宮市  |  不明  |  2008年12月18日

    オーケストラの美音が、まずステキですね。私の大好きな7番がやや生ぬるいのですが、それはさておき、お奨めの全集です。これは周りに中学生になられる人がおられたら、黙ってプレゼントされたら如何。相手が「?」でよろしい。「なんでくれたんやろ?」――友だちがお前(あんた)こんなもの聴いてるんか、との反応にどう応えるか? それはお楽しみ。

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  • ★★★★★ 

    宇野珍会長  |  色紙  |  不明  |  2008年11月12日

    6番は随所でベタ褒めしたが全集として考えてみると、どうもオーマンディ的な要素を感じる。パートの反復や改変箇所など、聴衆心理を知り尽くしているようにさえ感じる。ぼくは7番の1楽章をリピートされると辟易する。サヴァリッシュは完成度の高い演奏を聞かせるために、聴衆の緊張感が途切れないように配慮したのかと思慮する。確かこの指揮者は哲学を修めていたのかしら。

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  • ★★★★☆ 

    メルロ  |  兵庫県  |  不明  |  2008年04月28日

    ライブの2曲が良かったです。他は愛聴のヨッフム&LPOに録音、演奏とも少し劣る感じでした。大好きなヘボウだけれど、ベートーヴェンにはあと少しのガッツがほしかった。

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  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2008年03月25日

    全体はサヴァリッシュらしい即物主義をベースにしているものの、第1・2・7における序奏と主部のテンポ対比、第5冒頭の見栄の切り方、「英雄」1楽章末尾のトランペット補完など、古風な部分も多々見られます。しかし、それらが決して取って付けたようにならないのはさすが。第9以外はセッション録音ながら、ライブ的な高揚感や勢いがあるのも良いです。録音はフィリップスあたりには及ばないものの、EMIとしては上出来。ブリリアント盤で初めて聴きましたが、初出時に聴いておけばよかったと後悔。もう録音から15年も経っているのですねえ。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  船橋市  |  不明  |  2007年09月24日

    堅物、くそ真面目。やよいさんが著した隠し子がいた楽聖ではなく、甥っ子の親権を巡り裁判を重ねた、ちょっと偏執的性向をもつ変人でもなく、おそらくウィーンの森を散策しながら、常に新たな楽想を模索していた青年の思いを、なんの外連も感じさせることなく、さりとて、さらりと流すことなく、確りと構造性を揺るがせず、これまた堅物、くそ真面目なコンセルトヘボウで完成させた全集。サヴァリッシュは優れた指揮者だが、巨匠というほどではないというのが一派の評価だろうが、これはまさに巨匠の仕事だ。

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  • ★★★★★ 

    figaro 21  |  北空知  |  不明  |  2007年09月07日

    久しぶりにサバリッシュの4〜7番(2枚組)を聴き直してみた。こんなにすごい演奏だったとは。録音当時おそらくピリオド楽器全盛時なので、影響を受けたように思うが、とにかく溌剌とした精気溢れる演奏である。重厚さとは違い、多少の好き嫌いはあるかもしれないが、安全運転、交通整理などという批評は一蹴出来る。

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  • ★★★★★ 

    NDR  |  FRA  |  不明  |  2007年03月06日

    ベートーヴェンの純音楽をまとめ聞き出来るすばらしい全集だと思います。耳が疲れない!安い!クラーバーなど名演の多くは単独完結型だけど、サヴァリッシュはいいですね。

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  • ★★★★☆ 

    ホセ・リー  |  愛知  |  不明  |  2007年03月02日

    一家に一組お勧めの全集である。聴き終えてとても豊かな気持ちになる。特に前半曲の出来が録音共に素晴らしく、8、9番が少し物足りなく感じるほどだ。この値段で申し訳ないぐらいだ。

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  • ★★★★☆ 

    トリスタン  |  福井市舟橋  |  不明  |  2007年02月10日

    EMIから発売されていた頃(わたしは18歳くらいでしたが)ばら売りを買いあさっていました。私に初めてベートーヴェンのすばらしさを教えてくれた全集です。

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