ピアノ協奏曲第3番、第4番 フリードリヒ・グルダ、ホルスト・シュタイン&ウィーン・フィル(MQA/UHQCD)
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じじちゃん | 北海道 | 不明 | 2020年07月10日
私のは古い1000円盤ですが、今でも飽きずに愛聴しています。聴くたびに感動します。ピアノの美しさ、素晴らしさはもちろんですが、シュタインのオケをコントロールする手腕には脱帽です。静寂と号砲の見事さ。こんな名バックはあまり耳にしたことがありません。ウィーンフィルとの三者が作り出すベートーヴェンの世界にどっぷりと漬かり、至福の時間を体験できます。それにしてもグルダはなんと偉大なことか!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年08月17日
劇的な第3や優美な第4だと、鬼才の名を欲しいままにしているグルダのこと、より個性的なアプローチをとるのかと思いきや、初期の2曲と同様に、あくまでも自我を抑え、オーソドックスな正統派のアプローチに終始している。もちろん、だからと言って物足りないということは全くなく、強靭な打鍵から繊細なタッチまで、確かな技量をベースとしつつ表現力の幅は実に幅広く、第3と第4の性格の全く異なる両曲の描き分けも巧みに行っている。ウィーン・フィルは、どんなに最強奏しても、決して美感を失うことはなく、どの箇所をとっても高貴な優美さを損なうことはない。シュタインも重厚で巨匠風の堂々たる指揮ぶりで、これら独奏者、オーケストラ、指揮者の3者が揃った演奏は、過去の第3や第4の名演の中でも、上位にランキングされるものと思われる。SHM−CD化による音質の改善効果も著しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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