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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲全集(第1番〜第10番全曲) リッカルド・シャイー&コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン放送交響楽団(12CD)

交響曲全集(第1番〜第10番全曲) リッカルド・シャイー&コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン放送交響楽団(12CD)

商品ユーザレビュー

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    浜っ子  |  愛媛県  |  不明  |  2021年03月07日

    カラッとしたマーラーです。7番が聴きたくて購入しましたが個人的にはもっとドロっとしたのが好みです。でも、全集としては満足です。録音も良好です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    菜摘  |  大阪府  |  不明  |  2013年10月31日

    シャイーは耳がいいんですね。加えてRCOメンバーの弾きたいようにまかせる器の大きさもあり、それでいながら複雑な音型を(ハイティンクとは一線を画して)ドロドロしない透明なトーンで響かせる技量もある。ハイティンクとRCOの全集やマチネももっていてこれはこれでテンポもよくてすばらしいけれど、2代続けてこれほどまでに性格も方針も正反対のシェフとつきあいながら、どちらもすばらしい全集に仕上げるオケの音楽性と実力は半端じゃない。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    ルートヴィッヒ  |  長崎県  |  不明  |  2012年10月09日

    近年最高のマーラー全集だ。 シャイーのマーラーは精密度が高くかつドラマチックだ。 バーンスタインやメータなどの激情型ではないが、楽曲の構築性の解釈が明快であり、その分聴き手に安堵感を与え結果、爽快な感動を与えてくれる。 とくに音質の良さがさらに聴き手に快感を与える。 こんな気分爽快になるマーラーは他には無い。 特に三番、五番、九番の演奏が傑出している。 新しい刺激が欲しいマーラー・ファンは是非とも手にして聴いて欲しい全集だ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月25日

    イタリア人指揮者ではアバドやシノーポリとともにマーラーの交響曲を積極的に採り上げてきたシャイーであるが、本盤におさめられたマーラーの交響曲全集は、1986年から2004年というほぼ20年という長い歳月をかけて完成されたものである。これだけの歳月をかけているだけに、第1弾の第10番と掉尾を飾る第9番では、シャイーの芸風も相当に変容していると言えなくもないが、基本的なアプローチ自体はさしたる変更がないのではないかとも考えられる。シャイーのマーラーは、例えばバーンスタインやテンシュテットのようなドラマティックの極みとも言うべき激情型の演奏を行うというものではない。さりとて、シノーポリのように楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした明晰な演奏を行っているわけでもない。また、ブーレーズのように徹底した精緻さに拘った演奏を行っているわけでもない。では、どの指揮者のマーラーに近いかというと、これには様々な意見があるようであるが、基本的なアプローチとしては、ティルソン・トーマスやマーツァルのように、オーケストラを無理なくバランス良く鳴らし、マーラーの作曲した数々の旋律を実に明瞭に美しく響かせるべく腐心していると言えるのではないだろうか。これに、ベルリン・フィルの芸術監督に就任する前のアバドのマーラーの特徴でもあった、豊かな歌謡性と気迫溢れる圧倒的な生命力が付加され、正に豊かな色彩感と歌謡性、そして力感が漲った生命力を兼ね備えた明瞭で光彩陸離たるマーラー演奏の構築に成功したと言っても過言ではあるまい。加えて、シャイーの演奏は、ベルリン放送交響楽団と録音した第10番を除いては、すべての交響曲がコンセルトへボウ・アムステルダムとの録音であり、しかも録音会場は、豊麗な響きで誉れ高いコンセルトヘボウである。そして、英デッカによる極上の高音質録音も相まって、各楽器セクションが鮮明に分離するとともに、他の指揮者による演奏では殆ど聴き取れないような音型を聴き取ることとができるのも、本全集の大きなメリットであると考えられる。本全集には交響曲「大地の歌」や主要な歌曲集が含まれていないのは残念ではあるが、他方、交響曲第10番はアダージョだけでなく、最新のクック版使用による全曲版を使用しており、収録曲については一長一短があると言えるのかもしれない。いずれにしても、本全集は、マーラーの交響曲の華麗なるオーケストレーションの醍醐味を、SACDによらない通常盤(とは言っても、第3及び第9はマルチチャンネル付きのハイブリッドSACD化がなされている。)によって現在望み得る最高の鮮明な音質で味わうことができるという意味においては素晴らしい名全集と高く評価したい。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    ケニチ  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月19日

     強奏部分でもうるさくならない,節度ある響きが特徴的.ところどころに,シャイー特有の陽気さも見え隠れする.録音は極めて優秀で,豊かな奥行きを聴かせる一方で,アタック音をよく捉えている.5,6,9,10番が,とりわけ趣味が良く飽きない演奏.

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年02月17日

    かのバーンスタインのマーラーでさえ、全曲を通して総てが理想的な名盤だと言う評価は難しかった。個性が強ければ強いほど、マイナス要素も付いてくるのだろう。そういう意味での「マイナス要素」の最も少ないマーラー全集が、このシャイー盤ではないだろうか? とりわけ声楽の入らない各曲に関しては、オーソドックス系という範疇において言うなら、それぞれが同曲中の最高の名演と言って過言ではない。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    とくちん  |  熊本県  |  不明  |  2010年09月23日

    まだ全て聴き終わってませんが、大きく踏み外す事なく、しかし縮こまってはいない…ツボを押さえた秀演揃いの感。店頭やネットで見かけたら買いですね。値段次第ですが…。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    バックロードホーン  |  新潟県  |  不明  |  2010年06月13日

    見事です。はかなくも美しい愛を、誰よりも静かにそして熱く歌いあげています。20世紀のおとぎ話は、聞き手を童心に戻らせて何を感じさせようとしたのでしょうか。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    メヌ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月02日

    遅めのテンポでよく歌う耽美的なマーラーです。 細かな音もよく聴こえて特に9番は出色の出来だと思います。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2009年12月23日

    マーラーの交響曲全集として、ファーストチョイスの筆頭格である。 録音も抜群。オーケストラ水準も素晴らしい。 ただ、バーンスタインやテンシュテットの演奏で、耳が出来上がってしまったリスナーには確かに物足らないのかもしれない。が、こういう演奏を起点にして、あとはそれぞれのリスナーが、何を求め、どう感じるか?が始まるのだと思う。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  2008年01月27日

    批判は大歓迎だが、マーラー全集のような比較的高価な買い物をしようというひとのためにこそ、どこがどう良かったか・悪かったかという具体的な批評が望ましいと思う。私の意見では、「ブーレーズのように明晰で一音一音がはっきり聞こえて欲しいが、しかしブーレーズよりはロマン的なマーラーを望む」リスナーには本全集は打ってつけだと思う。同じような傾向でアバド盤があるが、明晰さの点ではそれを上回る。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Chailly好き  |  神奈川  |  不明  |  2007年09月14日

    何度聴いても発見があるようで、飽きない。感情を入れすぎず、かといって、虚飾を廃した訳でもない個性的な指揮。とくに良いのは、テンポの設定、時間的にもポリフォニックになっている感がある。旋律を独立させ、十分に歌わせていく様がマーラーらしくて良い。メリハリが無い訳ではなく、あえてそうしているのだとよく聴けば解る。

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  • ★★★★★ 

    謝意  |  西成  |  不明  |  2007年06月25日

    そりゃ、バーンスタインの情念ドロドロのスタイルが好きな向きには合わない演奏でしょう。曲へのアプローチの仕方が全く違うんだから。確かにバーンスタインは名演ですが、だからといってシャイーが劣っている訳ではありません。これもまた新時代の名演です。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    shuu  |  北海道  |  不明  |  2007年06月17日

    単曲ならばこれを上回る名演も多々ありますが、全集として見るならば現在最高の演奏だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  2006年10月27日

    一言で言えば、ワルターとブーレーズのいいとこ取りのようなマーラーである。具体的には、主旋律を効果的に歌わせる一方で、シャイーは楽器間の多声音楽的な音の動きを鮮明に浮かび上がらせる。「歌」と「ざわめき」という相反する要素が混在しているようなマーラーだが、この作曲家が「ロマン派と現代音楽の架け橋」であったことを想起すると、音楽史的には至極まっとうな解釈と言える。オケの超絶技巧が、そんな指揮者の意図に完璧に応えている。現在、最も完成度の高い全集の一つ。

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