歌劇『いたずら者エロ』全曲 イヴァン・レプシッチ&ミュンヘン放送管、トミスラフ・ムジェク、ヴァレンティナ・フィアチコ・コビッチ、他(2019 ステレオ)(2CD)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2020年11月24日
クロアチアの作曲家、ヤコヴ・ゴトヴァツは同国を代表する作曲家として知られている。 この盤に収録された歌劇『いたずら者エロ』は交響的コロと並ぶゴトヴァツの代表作との事ですが、今まで録音はなく、本盤の登場は嬉しい限りです。 ゴトヴァツは後期ロマン派風の管弦楽法に、クロアチアの音楽に影響を受けた国民楽派の作曲家と言って良い作風で、この盤も随所にオリエンタルなメロディが出てきます。 聴きやすく、親しみやすいですが、ゴトヴァツの他の作品に比べれば地味かもしれませんが。 演奏は、イヴァン・レプシッチ指揮、ミュンヘン放送管弦楽団。 合唱はクロアチア放送合唱団。 歌手は全てクロアチアの、指揮者もクロアチア出身なのでオケ以外はクロアチア勢による演奏となります。 そのためか演奏はなかなかよく、歌手も知らない人だらけですが、作品を知る分には問題なく、ゴトヴァツの書いた旋律を充分堪能出来ると思います。 競合盤も他にないですが、現時点で決定盤と言って良いでしょう。 ライヴ録音という事ですが、音は綺麗でライヴならではのノイズなどもなく、リハ等の録音も組み合わせた編集盤なのかもしれません。 CDはスリーブケースに入っており、台詞と詳細な解説書が付いています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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