ゴトヴァツ、ヤコヴ(1895-1982)

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CD 輸入盤

歌劇『いたずら者エロ』全曲 イヴァン・レプシッチ&ミュンヘン放送管、トミスラフ・ムジェク、ヴァレンティナ・フィアチコ・コビッチ、他(2019 ステレオ)(2CD)

ゴトヴァツ、ヤコヴ(1895-1982)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
555080
組み枚数
:
2
レーベル
:
Cpo
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ゴトヴァツ:歌劇『いたずら者エロ』

ヤコブ・ゴトヴァツは現代クロアチアを代表する作曲家の一人。ウィーンでヨーゼフ・マルクスに師事、ザグレブ歌劇場の指揮者として歌劇を演奏しながら、作曲家として歌劇、管弦楽、ピアノ曲、歌曲など多数の作品を残しました。作風は後期ロマン派の様式を踏襲しており、どれも民俗的要素に溢れた聴きやすいもので、日本では、彼の作品を愛した巨匠マタチッチがNHK交響楽団とともにいくつかの舞曲を演奏したことでも知られています。
 1935年に作曲された歌劇『いたずら者エロ』は、ユーモアに満ちた物語とクロアチアの民族性が融合したゴトヴァツの最も成功した作品。ザグレブ歌劇場で初演されたのち、作品は9か国の言語に翻訳され、ヨーロッパ中の80を超える歌劇場で上演され続け、2018年には700回目の記念すべき上演が行われるほどの人気作となっています。
 700回目の上演時にはドイツ語版での演奏でしたが、このアルバムに収録されたミュンヘンでの上演はオリジナルのクロアチア語版が用いられており、指揮者のレプシッチを始め、主役の歌手たちは全てクロアチアのネイティブ・スピーカーを起用、合唱団はクロアチアからわざわざ呼び寄せるという念の入った演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ゴトヴァツ:歌劇『いたずら者エロ』全曲


 ジュラ(マルコの最初の結婚相手との娘)…ヴァレンティナ・フィアチコ・コビッチ(ソプラノ)
 ドーマ(マルコの後妻)…イェレナ・コルディッチ(メゾ・ソプラノ)
 ミーチャ(エロと呼ばれる)…トミスラフ・ムジェク(テノール)
 シーマ(製粉業者)…リュボミール・プシュカリチ(バリトン)
 マルコ(豪農)…イヴィツァ・チケシュ(バス)
 若い羊飼い…スザンナ・チェシュニア(ソプラノ)
 クロアチア放送合唱団(合唱指揮:ルカ・ヴクシッチ)
 ミュンヘン放送管弦楽団
 イヴァン・レプシッチ(指揮)

 録音時期:2019年5月19日
 録音場所:ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

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クロアチアの作曲家、ヤコヴ・ゴトヴァツは...

投稿日:2020/11/24 (火)

クロアチアの作曲家、ヤコヴ・ゴトヴァツは同国を代表する作曲家として知られている。 この盤に収録された歌劇『いたずら者エロ』は交響的コロと並ぶゴトヴァツの代表作との事ですが、今まで録音はなく、本盤の登場は嬉しい限りです。 ゴトヴァツは後期ロマン派風の管弦楽法に、クロアチアの音楽に影響を受けた国民楽派の作曲家と言って良い作風で、この盤も随所にオリエンタルなメロディが出てきます。 聴きやすく、親しみやすいですが、ゴトヴァツの他の作品に比べれば地味かもしれませんが。 演奏は、イヴァン・レプシッチ指揮、ミュンヘン放送管弦楽団。 合唱はクロアチア放送合唱団。 歌手は全てクロアチアの、指揮者もクロアチア出身なのでオケ以外はクロアチア勢による演奏となります。 そのためか演奏はなかなかよく、歌手も知らない人だらけですが、作品を知る分には問題なく、ゴトヴァツの書いた旋律を充分堪能出来ると思います。 競合盤も他にないですが、現時点で決定盤と言って良いでしょう。 ライヴ録音という事ですが、音は綺麗でライヴならではのノイズなどもなく、リハ等の録音も組み合わせた編集盤なのかもしれません。 CDはスリーブケースに入っており、台詞と詳細な解説書が付いています。

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