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マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質A】 交響曲第2番『復活』 テンシュテット&ロンドン・フィル(1989 ステレオ)(2CD)

【中古:盤質A】 交響曲第2番『復活』 テンシュテット&ロンドン・フィル(1989 ステレオ)(2CD)

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2010年03月18日

    テンシュテットの2番(ちなみに、作曲者はこの曲を『復活』と呼んだことはない)はEMI正規録音もすばらしかったし、北ドイツ放送響(非正規盤)も良く、彼に最も合う曲の一つと思っていたが、あらゆる点でこの録音がベストだろう。決して爆演型ではないが、スケールの巨大さには目を見張るし、テンポの細かい操作や声部のバランスなど随所に彼ならではの作り込みが聴かれる。録音も前の6番とは段違いの素晴らしさで、最後の拍手がなければライヴと気づかぬほどだ。これだけ指揮が見事だとオケがベルリン・フィルかシカゴ響だったら、と無い物ねだりをしたくなるが、LPOだって十分に頑張っている。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年03月12日

    これぞマーラーを聴く醍醐味!最近のマーラー演奏は、やたら精緻なだけの、血も肉もない無味乾燥な代物が多く見受けられる。この手の演奏は、確かに今まで聴かれなかった豊かな響きに触れられるメリットもない訳ではないが、個人的には由々しきものと思っている。幼少より相次ぐ肉親の死に接し、自身が没するまでその恐怖から逃れられず、聖俗入り乱れる旋律の幻聴に苛まれ続けてきた人の音楽が、単に即物的で理路整然としているとは、とても思えないのである。マーラーの音楽は、どんな曲にも“死”の影が付き纏う。《復活》とてやはり、“永遠の命”の影に“死”が内在している。テンシュテットは闘病を通じ、この“死”というとてつもなく大きなものと向き合っている。それは即、マーラーと対峙することに繋がるのである。そのマーラーの苦悩とは「神はいるのかいないのか。もしいるのなら、何故我々は、かくも苦しまなくてはならないのか」という“全人類の苦悩”でもある。魂の叫びを、時に激しく、時に美しく、あるいは支離滅裂(といっても、表現するテンシュテットは真剣白羽)にぶつけていく。これら前提があって初めて、遅いテンポに真実味が出てくる(単に遅いだけではないということだ)。少しの心情の変化も見逃さんとするように、オケは絶妙な緩急をつける。一瞬たりとも、耳をそばだたさずにはいさせない。合唱も、呻き、叫び、そして迷いの中に一条の光を見出だすようだ。フォークナーの録音は、これら特徴を過不足なく捉えることに成功している。殊に合唱における、神々しいまでの自然倍音さえも、明瞭に捉え切る手腕はさすが。演奏・録音ともに、数多ある《復活》の中でも屈指の超名盤と言えよう。

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  • ★★★★★ 

    風船ガム大好きっ子  |  岡山県  |  不明  |  2010年03月10日

    テンシュテットの「マーラー 交響曲第5番」は聴いたことがあるが、「復活」は聴いたことがなかったので、購入した。非常に遅いテンポでの演奏ということもあって、どのようなものか、興味津々であった。実際に聴いた後の感じは、「やはりテンシュテットのマーラー」であった。テンポは確かに遅いが、それが先に来ているわけではなく、あくまでも彼がこの作品を演奏するためには、これだけの時間が必要なのだ、と思った。遅めのテンポでの演奏でよく取り上げられるバーンスタインと違い、どこまでも内省的で、人間の内面を深くえぐっていく趣のある演奏に、「さすがテンシュテット」と思わされた。テンポ以前に、二人の芸風の違い、闘病生活の最中に録音されたものであること、そういったことを考えさせられた。 また、2枚組みであるが、最初は「なぜ第1楽章だけを1枚目にするのか」と思った。しかし、この作品の成り立ちに思いが至り、この疑問は解決された。 重厚さのある演奏である。彼の健康状態という要因もあるゆえ、襟を正して聴きたい、とまで思わされるだけの内容を持った演奏、というのが感想である。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月08日

    ええ、凄演です。命の入りまくったテンシュテット・ロンドンフィルのライヴ録音。これほどの演奏を何故、今まで公にしなかったのか、理解に苦しむ。よくぞ、出してくれました。音質、良。

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  2010年03月06日

    テンシュテットのマーラーはどれもロマンテッックだが、この演奏はその最高峰にあたる演奏であろう。 最近のマーラー演奏にも、即物的な要素を取り入れた演奏も数多く聴かれるようになったが、このマーラーの説得力の前には、完全にその説得力を失う。全く凄い演奏で言葉も出ない。音質も高水準。これからも、テンシュテットライヴ録音の発掘を祈る。

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  • ★★★★★ 

    kiji.de.sava  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月06日

    すごい。なんだこれは。この年齢になって『復活』でこんなに感動するとは…。まだ茫然としています。恥ずかしいけど涙ぐんでいました。

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  • ★★★★★ 

    アマデウスu  |  栃木県  |  不明  |  2010年03月06日

    とにかく聴いてください。テンシュテットの”復活”は全集で聴いていましたが、録音も演奏も別物です。このライブ演奏が行われた1989年の4年前、テンシュテットが喉頭がんの告知を受け、タクトを振っていた彼が闘病中であったことを知りました。穿ちすぎの誹りを恐れずいえば、彼の”復活”への祈りが深く込められた演奏です。ヤルド・ファン・ネスが、W「原光」を歌いだす時、本当に光を見る思いがします!

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  • ★★★★★ 

    わんこ  |  大阪府  |  不明  |  2010年03月05日

    聞きました! すごい名演です。テンシュテットの指揮はいつもキビキビとしていて素敵ですが、この『復活』でも緩急、強弱のつけ方がとても決まっていて、これ以上の演奏はもうないかもしれないです。ここのところテンシュテット、それからマーラーに凝っていて、いろんな指揮者の『復活』を聞きましたが、腑に落ちるという意味では、これが一番です!

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  • ★★★★★ 

    大吟醸  |  東京都  |  不明  |  2010年03月04日

    私もガリさんが書かれてる事に同感してます。 ライブ録音で、ありがちな聴衆の咳などの雑音がほとんどなく(除去してるのでしょうか?)演奏に集中して聴く事が出来ます。演奏後の 聴衆の歓声と拍手で、ライブ録音だったと気付くほどです。 私も北ドイツ放送響との爆演を聴いてますが、今回の演奏は別の意味で心に迫るものがあります。聴き終えてジャケットを改めて見ると私としては、この写真は今回の演奏のイメージに合ってるように思いました。

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  • ★★★★★ 

    らぷとる  |  東京都  |  不明  |  2010年03月04日

    レビューを書くためには演奏を聴くことが必須条件だと思いますが、なぜか発売前に書く人が多いのは困ったものです。とはいえ、フライング氏の期待を裏切らないCDとだけは言えます。海賊盤のライブへの不満もかなり解消してくれるでしょう。多弁は無用、テンシュテットに興味のある人、マーラーの好きな人、このページにわざわざ来た人は、迷わず買って聴くべし!

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  • ★★★★★ 

    ガリ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月03日

    これホント凄いよ・・・。歴史的名盤でしょう。 北ドイツ放送響ライブのような爆演を想像すると最初は肩透かしかもしれません。 ただ前者にはなかったスケール感に打ちのめされるうち、色々考えてしまします。 「爆演」の先の境地へ行ってしまったテンシュテット。どんな轟音が鳴ろうとも聴き終えて、頭に浮かぶのは「祈り」の言葉のみ。 北ドイツ放送響がダークサイドの頂点なら、今回のロンドンフィルはそれにも勝るホリーサイドです!

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  • ★★★★★ 

    ニトロプレス  |  愛知県  |  不明  |  2010年01月17日

    私見になりますが、もう少し意見を申し上げたく思います。音質に関してズブもドズブの素人ですが海賊盤も含め自分なり聞いてきた感想ですが、どうもリマスタリングによって録音の印象は相当に変わってくるように感じます。ノイズを取り残響を抑えなるべくクリアにして色んな音を出すのは「録音」(あるいはレコード)としては素晴らしい物になって行くと思うのですがやり過ぎると結果的にテンシュテットの大激演が相当に「端正」化してしまうように感じます。録音と言うのは非常に難しいのでしょう。また、かつてEMI時代もそうですし今の、先述した「端正」化し過ぎた録音によって判別が付きづらくなるのか他の方の意見も「情熱的」と「端正」と完全に正反対の意見に分かれてしまう事があります。(また間違った意見を言ってしまってるかもしれないけど)リマスタリングは魔法ではなく取捨選択ではないのか?と推察します。であるならテンシュテットのダークでイカれたパッション(だから低音域のパワーは絶対欠かせない。なるべくカットしないで!打楽器のパンチに重みも出る)が伝わるのを最優先して戴きたく思います。昔から続く「情熱的」と「端正」に意見が分かれる時代を終わらせてください!!よろしくお願いします!!!

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