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マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質A】 交響曲第2番『復活』 テンシュテット&ロンドン・フィル(1989 ステレオ)(2CD)

【中古:盤質A】 交響曲第2番『復活』 テンシュテット&ロンドン・フィル(1989 ステレオ)(2CD)

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  • ★★★★★ 

    マコシュテット  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月25日

    自分はやはりスタジオ録音を選びたいです。冒頭の窒息しそうな、苦しくも重々しい、そうした緊張感が新譜?は物足りなさを感じるのです。最近ヘッドフォンで聞くようになり(よく聞こえるので)スタジオ盤がさらに好きになったところです。NDRは爆音系、新譜は良好録音系と言ったところでしょうか。しかし他の演奏者との比ではありません。どこをどう切っても血が噴き出します。それも冷徹です。

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  • ★★★★★ 

    上野5階人の証言  |  東京都  |  不明  |  2010年04月22日

    超ド級の凄い演奏が出た。それにしてもテンシュテットは変幻自在だ。NDRでのライブでその片鱗は見せていたが、今回のは更に進化している。ワルター、マゼール、バーンスタインなどが部分的に顔を見せるが、緊張感ですべてを上回る。録音が最高とは思わなかったが、この人のマーラーの核心へのアプローチは異常なまでに鬼気迫るものがある。もし生で聴いたならしばらく放心したであろう。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年04月19日

    これは、この曲の概念を一新するほどの演奏と言いたい。「室内楽的且つ巨大」という矛盾した表現を使いたくなる。非常に遅く、克明であるが、音楽は弛緩せず、気を抜いたフレーズがない。第二楽章など、低弦の旋律線がこれほど主張する演奏も珍しい。最終楽章も巨大且つ緻密である。ライブだが、完成度という意味では、EMIの録音を上回っているとさえ言えるのではないか。録音は、録音レベルがやや低いと思えるが、そう大きな問題ではない。極めてバランスのとれた見事な録音で、マスとパーツのバランスが素晴らしい。これは、これまで出た「復活」の中でも1、2を争うということになるのではないか。

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  • ★★★★★ 

    no music no life  |  奈良県  |  不明  |  2010年04月19日

    全体的に慌てず騒がずゆったりとしたテンポの中で、ディテールまで全くないがしろにせず全ての楽器をたっぷりと鳴り響かせ、驚くべき集中力と緻密な描写によってこの大曲を見事に描ききっている。1979ライブにあった若々しい迫力や興奮よりも、人生の意味や重みをズシンと感じさせる重心の低い粘り強さと重厚さが圧倒的な説得力を持って音圧と共に押し寄せてくる。楽団がテンシュテットの一挙手一投足に全力で応えようとしている雰囲気がありありと伝わってくる。まるでチェリビダッケのブルックナーのような趣。まさしく「横綱相撲」で数々の「復活」の中でも、特別な感動を呼び起こしてくれる。録音について問題視する声が出ているが、私の家のオーディオシステムでは少し調整したが全く問題なく、むしろ目の前に奏者が居るかのような驚きの立体感と音圧で再現できた。

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  • ★★☆☆☆ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月10日

    余りにもレビューの評価が高いので思わず購入。結果は、録音が前回の「6番」同様、良くない。音がスピーカーの奥に引っ込んでしまって、前へ張り出して来ない。鮮明度も低い。このため、演奏を十分に堪能出来なかった。私個人としては、EMIのスタジオ録音の方が、素晴らしい録音も手伝って、ずっと深い感銘を受けた。

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  • ★★★★☆ 

    おときち  |  東京都  |  不明  |  2010年04月10日

    81年のロンドンフィル、NDR盤は迷いのないストレートな演奏であったが、癌闘病を経験したこの89年盤の演奏は実に厳しく、且つ深い。何回か聴き込むにつれ、そのことを強く感じる。ただ、わたしはこの録音は何か薄い靄がかかったようで余り評価できない。クリアであれば良いと言うわけではないが、後の祭りとは言え、アーカイブ録音なんかではなくEMIがきちんと正規録音しておいてくれれば良かったのにと思わざるを得ない。5〜7番は正規発売されているのだから。評価はそのため4点とした。

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  • ★★★★★ 

    しんふぉにあ  |  島根県  |  不明  |  2010年04月06日

    北ドイツ放送交響楽団とのLiveも壮絶な演奏であったが、LPOとのこの復活はすべての面で一段と進化している。マーラーが降臨し人生観を直に語りかけてくる様な空前絶後の超名演である。これだけ演奏時間が短く感じられ、引き込まれた演奏は今までになくすべての既出の復活を凌駕する。録音もLiveの雰囲気を絶妙にとらえており臨場感もすばらしい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年04月04日

    凄い超名演があらわれたものだ。テンシュテットは、マーラーを得意とした指揮者であり、70年代後半から80年代前半にかけて全集を録音した。その全集におさめられた録音はいずれも劇的な性格の名演揃いであった。テンシュテットは当時、ベルリン・フィルにも頻繁に客演して、マーラー以外の作品についても数々の名演を行っており、順風満帆に思われた矢先の1985年に癌が発見され、活動休止に追い込まれた。その後、闘病の末に何とか復帰するが、1993年に完全に指揮活動を停止してしまうまでの間は、癌との戦いの中での正に命がけの演奏が繰り広げられることになった。癌が発見されるまでのマーラー演奏すら劇的な性格のものであったのであり、復帰後の演奏は、更に輪をかけて、命を賭けたとてつもない強烈な名演を行うようになった。特に、EMIが発売した第5〜第7のライブ録音は、我々聴き手の肺腑を打つ凄まじい超名演であった。本盤の第2は1989年の演奏であるが、これも凄い。そもそもテンポが全集におさめられたスタジオ録音と比較して段違いに遅い。全体を約93分というのは、他の指揮者の演奏と比較してもかなり遅い部類のテンポ設定と言えるが、決してもたれるということはなく、全体的に緊張感漂う不思議な静謐さに覆われている。それはあたかも、迫りくる死に対する諦観の境地のようだ。それでいて、ここぞという時の悪魔的なフォルテシモは大地を揺るがすほどの迫力があり、時折見られる猛烈なアッチェレランドはもはやこの世のものとは言えない狂気に満ち溢れている。終楽章の合唱も圧倒的であり、演奏終了後の熱狂も当然のことであると思われる。マーラーの復活は、私としては、これまでバーンスタイン&ニューヨーク・フィルの新盤を最高の名演と考えてきたが、今後は、テンシュテット渾身の命がけの超名演である本盤の方を、更に上位に置きたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    JS  |  埼玉県  |  不明  |  2010年04月02日

    たとえば、カラヤンとかバーンスタインは、確かに感動的な演奏を提供してくれるが、どうしても自分と音楽の間に彼らが介在してしまい、どんなに感動しても結局は演奏論云々ということになってしまう。他方テンシュテットは、というかこの演奏は、作曲家の心情やその音楽にじかに接したという実感をもたらしてくれる。そこが凄いと思う。

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  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2010年04月02日

    ロイヤルフェスティヴァルホールでのライブとは信じられないほど音がいい。そのおかげでテンシュテットの真髄を聞ける数少ないディスクとなった。テンシュテットの表現はスケールが大きく、彫りが深く、なにより真摯だ。バーンスタインにも感じられる芝居がかったところはみじんもない。テンシュテットの人生そのものすら感じさせる真剣さ、誠実さに心を打たれ、涙が滲む。ロンドン・フィルもこの団体最上の演奏ぶり。北ドイツ放送盤を凌ぎ、この曲最高の演奏だと思うし、私にはこれ以上は考えられない。

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  • ★★★★★ 

    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2010年04月01日

    これぞ、求めていた完璧なる復活であることに間違いありません。 今まで(録音、演奏、合唱を総合して)全てが完璧な演奏というものはありませんでした。ショルティやメータは録音、小澤SKOは合唱、ノイマン・チェコフィルは解釈やテンポによる低弦の一部合奏崩壊、バーンスタインはこれとは違いやや冗長に感じる部分が見受けられる、など。 しかしながらこの盤。テンポが遅いのに全てが完璧。録音も最近のスタジオ録音すら抜く鮮明さ。もはやこれ以上の復活などあり得ないのでしょう。 ただ黙して聴くのみです。テンシュテット、そしてLPO、ここに極まれり。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2010年03月31日

    マーラーの音楽を味わい尽くした名演だ。演奏者・聴衆と一つになった、『心技一体』の演奏だ。本人の北ドイツ盤をも越え、バーンスタイン盤を越えたとさえ、言っていいと私は思った。

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  • ★★★★★ 

    うさ二郎  |  愛知県  |  不明  |  2010年03月30日

    他の「復活」をすべて手放してもよいと本気で思いました。 演奏良し、その上録音良し。録音は、遠近感と音圧を感じ、情報量も本当に多い。 ロンドンフィル自主製作盤の今後にも期待したい。 この演奏を発売して下さったことに感謝。

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  • ★★★★★ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2010年03月25日

     テンシュテットのマーラーはすごいです。テンシュテット、マーラーに関しては本物の巨匠であり、ロンドン・フィルが献身的に巨匠の指揮に応えて、遅めのテンポでも壮大な世界を聴かせてくれました。第1楽章から巨人の足取りであり、マーラーという作品がブルックナーや、ましてやベートーヴェン、ブラームスと根本的に違うものであり、安易に演奏してよいものではないと言う近付きがたい雰囲気があります。ライヴの熱気より、テンシュテットの情熱を感じるもので、これは、テンシュテットの名声を復活させるCDでもあります。

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  • ★★★★★ 

    夢見るタートル  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月24日

     88年に大阪のザ・シンフォニーホールですべてワーグナーの序曲を腕を上げずに指揮していた翌年にこのような素晴らしい演奏をしていたとは驚きである。テンシュテットの81年の録音時の演奏とは趣が違う。まさかこれがライブとは思えないほどの完璧なオーケストラの演奏技術とボーカルとコーラスの能力を引き出せるとは優れた指揮者はやはりスーパースターである。  テンシュテットが指揮すると、どうして一糸乱れぬ演奏で、変病死でも、速度が急に変わってもぜんぜんぶれなくて安心して聞いていられるのはテンシュテット・マジックと言っても言いすぎでは無いと思う。  小生、テンポの遅いシンフォニーは好きでは無い。特に、バーシュテインの復活は、小生にとっては最悪である。テンポの遅いテンシュテットは別なのである。あの最初から最後までの切迫感を感じるような緊張感は何なのであろうか?テンポが遅いにもかかわらず、ぐいぐいと引き込まれて行くあの感動と夢中にさせてくれる時間と空間。もう終わったと我に返ると、とんでもない時間が経っているのに驚く。 ともあれ、テンシュテットのライブ音源がある限り、ぜひとも蔵出しして欲しいものである。

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