【中古:盤質B】 Orphee Aux Enfers: Pelly Minkowski / Lyon Opera Dessay Nauri
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ハッチ | 東京都 | 不明 | 2011年07月30日
「夫婦の愛は神聖」というテーゼで書かれた「フィデリオ」1814年からわずか45年後の1858年に、このテーゼをコケにしたオペレッタが書かれたことにまず驚こう。巨大劇場で上演するような演目ではないので、こういう狭い空間で、若い歌い手を集めて、早めのテンポ(CDのプラッソン盤やマッティス盤との比較)にしたのは大正解。学芸会風の演出は細かいギャグをいれて、目を飽きさせない。とくにバレエの8人(男女)がチュチェを着たり、天使になったり、蠅になったり、地獄の働き手になったりと大活躍。彼らのスタントも楽しもう(とくに第3幕エンディングの蠅の踊り)。歌のほうもデッセーのコロラトゥーラ、ジャン=ポール・フシェクールの芸達者ぶり(実声とファルセットの使い分け)がとりわけみごと。ライブの収録にしたのも大正解(アンコールの「地獄のギャロップ」はたぶん最速演奏)。CDでは臨場感が消えて寒々しくなっているから。あと、指揮者の左にすべての弦楽器、右に管楽器を集めた昔風のオケ配置なのにも注目。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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a | 福岡県 | 不明 | 2009年11月12日
私が保守的なせいかもしれないが、演出が少々悪趣味。ただ、音楽や歌の出来は素晴らしい(目を閉じて聞くとわかる)。最後のダンスはものすごく速いテンポで圧巻。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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烏 | 広島県 | 不明 | 2009年11月04日
オペレッタとしては、もう最高出色の出来!まずは、デセイ。声の質、音域、声量、歌のうまさ、演技、さらには容貌にも恵まれている。彼女以外のユリディスは想像できないほどだ。また、他の歌手陣も総じて芸達者だし、歌も踊りも楽しめる。ペリーの演出は、オープニングからフランス風のセンスとエスプリに溢れていて、振り付けも含めてとにかく全編が楽しめるようにできている。アンコール付きのエンディングも面白い。そして、ミンコフスキのイキのいい指揮ぶりに、リヨン歌劇場のオーケストラが若々しい音で応えている。うまいっ!というほどではないが、悪くはない。音質、画質はDVDとしては、ほぼ最高ランクだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ドン・シロート | 石川県 | 不明 | 2009年09月27日
軽快なテンポの曲ばかりで、結構楽しい。 オペラは悲劇あるいは火あぶりや蜂の巣の銃殺など、ちょっとついていけない終わり方が多いので、いいけど悪いみたいなのが多いと思う。 残酷シーンは日本人にはついていけませんな。 モーツアルトみたいなのが好きです。 この演出は現代風にアレンジしてあるということであるが、天国や地獄は過去も現在もないし、パリの当時の批判も現代と同じようなので十分いける演出と思う。 最近、チューリッヒの劇場がやっている、なんでもかんでも現在時に変えてしまうというのとは違う。 時代考証をぶち壊すにはそれ相当の理由があってやっているのだとは思うが、チューリッヒ版は好きではない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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paxdomini | 京都府 | 不明 | 2009年05月23日
ドゥセーのハイライトビデオで蝿とのデュエットのシーンと最後のフレンチカンカンだけ入っていて、全曲盤が欲しくて買いました。フランスらしいエスプリに富んだ舞台で楽しいし、とにかくドゥセーの歌が凄いです。ただもう少し豪華なものを期待していたので、少し肩すかしを受けた感じがあるのもなきにしもあらずです。オッフェンバックを知るいいきっかけになりました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Mr. じじー | 愛知県 | 不明 | 2009年05月19日
使用している版の話とか、難しい話は抜きにして、とにかく楽しい舞台です。 少々強引とも思えるミンコフスキのタクトにギリギリついて行っているオーケストラとバレエ団。 そんな中でデセイは圧倒的な存在感を示しています。 どちらかといえば女声陣の健闘が目立つ印象です。 ただ最後のフレンチ・カンカンのアンコールは不要かなとも思えます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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