カンタータ第54・56・82番 クルト・トーマス&ゲヴァントハウス管、聖トーマス教会合唱団
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爺さん | 千葉県 | 不明 | 2012年05月31日
とにかく54番が良い。テンポも速すぎず遅すぎず、実に心地よく響いてくる。繰り返し何度聴いても飽きることがない素晴らしい演奏だ。「もっと良い演奏はないか」と迷走する必要はなくなった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | 東京都 | 不明 | 2011年05月24日
何と素晴らしい名演。月並みな書き方しかできないが、正にそうあるべき名演奏なので仕方がない。クルト・トーマスに関心を持ち、その偉大さをはっきりと聴き取ったのがこのカンタータ82番だった。キリッとした造詣、厳しさと同時に対照的な温かさと包容力を持つ演奏。H.プライの歌い口も見事。かつて国内盤ではEMI系からリリースされ、最近でもEMIのH.プライ集成のコフレBoxではこの82番が入っていた。それほどの違いはなかったが、EMIの方が僅かに音が明瞭かな…という気もした。世評高いリヒター盤よりも上位に置きたい一枚。作品そのものの素晴らしさを伝えてくれ、聴く者に無常の感動を与えてくれる。こんな作品、レコードは決して多くはない。この上はクルト・トーマスのDecca時代の大曲を再発して欲しいし、トーマス・カントル時代のコンサートライブもCDリリースを期待する。オーケストラやオペラに比べて、バロック期の宗教曲の往年のライブなど滅多にCD化されないのが残念。日本でも放送されたという1960年の「マタイ」など是非聴いてみたいのだが…3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yasumin | 富山県 | 不明 | 2010年10月23日
学生時代に教会カンタータ71番「神は我が君主なり」を演奏するにあたり、K.トーマスの同曲LPを手本として練習した経緯から、忘れられない指揮者の一人である。 信奉する宗教の違い、言語の違い等の障害を乗り越えて、その訴えかける強烈な音楽の力に圧倒されたものである。 この82番「我、満ちたれり」においても同様である。いずれは誰にでも訪れる死を 迎えるにあたり、私もこのように言い残して世を去りたいものと、つくづく思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年07月03日
今やリヒター、リリング、アーノンクール・レオンハルト、コープマン、鈴木等で賑わっているバッハ・カンタータ・ジャンルで録音演奏でラミーンやロッシュと共に忘れてはならないK.トーマスは 世俗カンタータで印象が残っていましたがこのアルバムでH.プライのソロによるBWV82等も忘れられない盤であり まさに「われは豊かなり」であります。商業主義はいたし方ないとしても客観的に遺しておくべきチェックを入れておきたいです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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himmelfahrt | 兵庫県 | 不明 | 2007年05月10日
クルト・トーマスはバッハ以降の歴代の聖トーマス教会のカントルの中でも最も傑出した存在である。ラミーンが死去した後、カール・リヒターがカントル就任を辞退して、1956年に就任。1961年にベルリンの壁が出来て、東西ドイツに分断されて、自由に演奏活動が出来ないのを理由に西ドイツに帰った。在位4年の間に彼の残した録音は今も燦然と輝きを放っている。へフゲンやプライのソロ・カンタータが遺されたことを僥倖に思うのである。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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