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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 【中古:盤質B】 交響曲第5番 エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月26日東京ライヴ)

【中古:盤質B】 交響曲第5番 エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月26日東京ライヴ)

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  • ★★★★★ 

    カラジャン  |  山口県  |  不明  |  2010年07月26日

    緊張感が高く、非常に親密で、気高い。 オーケストラは燃えに燃えている。 全員が炎のように一つになり、他のつけいるすきは無い。 早めのテンポに乗って前のめりに奏される演奏は圧巻であるが、それを鋭い切り口でコントロールしてゆくあたりは、さすがはムラヴィンスキーである。 これ匹敵する演奏は、NHKの芸術劇場で放映されたパーヴォ・ヤルヴィ指揮のものだけである。現在、全集の録音が進行中であるので、非常に期待している。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月21日

    ショスタコーヴィチの交響曲は、ある批評家が言っていたと記憶するが、とんでもないことを信じていたとんでもない時代の交響曲なのである。したがって、楽曲の表層だけを取り繕った演奏では、交響曲の本質に迫ることは到底不可能ということだ。世評ではハイティンクやバーンスタインの演奏の評価が高いように思うが、私としては、ハイティンクのようにオーケストラを無理なく朗々とならすだけの浅薄な演奏や、バーンスタインのように外面的な効果を狙った底の浅い演奏では、とても我々聴き手の心を揺さぶることは出来ないのではないかと考えている。ムラヴィンスキーの演奏は、ハイティンクやバーンスタインの演奏とは対極にある内容重視のものだ。ショスタコーヴィチと親交があったことや、同じ恐怖の時代を生きたということもあるのかもしれない。しかしながら、それだけではないと思われる。本盤の第5など、ムラヴィンスキーにとっては何度も繰り返し演奏した十八番と言える交響曲ではあるが、にもかかわらず、ショスタコーヴィチに何度も確認を求めるなど、終生スコアと格闘したという。その厳格とも言えるスコアリーディングに徹した真摯な姿勢こそが、これだけの感動的な名演を生み出したのだと考える。芝居っけの全くない辛口の演奏であり、第5に華々しい演奏効果を求める者からは物足りなく感じるかもしれないが、その演奏の内容の深さは、ほとんど神々しいばかりの崇高な領域に達していると言える。レニングラード・フィルの鉄壁のアンサンブルも驚異的であり、特に、妻でもあるアレクサンドラのフルートやブヤノフスキーのホルンソロ(特に第4楽章中間部)は、筆舌には尽くしがたい素晴らしさだ。ムラヴィンスキーは数々の第5の録音を遺しており、いずれも名演の名に値するが、録音も含めると、本盤を最上位の超名演と高く評価したい。

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  • ★★★★☆ 

    シアリル  |  島根県  |  不明  |  2008年09月14日

    久しぶりに引っ張り出して聞いてみた。非常に立派な演奏だと思ったが、どことなく空虚な感じがする。メロディの歌わせ方に濃厚な節回しがないからだろうか。録音も、例えばこの後で出た来日ライヴと比べると、何か大切なものがすっぽり抜け落ちているような気がする。ただ、構成力というか論理展開力というか、形式美では随一であり、これを聴いた後だと他の多くの演奏が粗雑に聞こえる。完全に満足するわけではないけれど、もっとも好きな演奏のひとつであることに変わりはなかった。

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  • ★★★☆☆ 

    ワルター・メンゲルベルク  |  不明  |  2008年08月18日

    ムラヴィンスキーの演奏は「両刃の剣」的といえます。切れ味鋭く、一糸乱れず驀進する凄まじさがあります。反面、その鋭さがややもすると逆に作用し、情感を欠ける結果を招いてしまうところもあります。録音も、悪くはないのですが飽和的で漂白されたような音に、何か違和感を感じざるを得ません。演奏・録音双方を勘案すると、アルヴィド・ヤンソンス/レニングラードPOの70年大阪公演盤の方がよいです。言葉は悪いですが、“初演指揮者ムラヴィンスキーの来日公演”というネームバリューが、このCDを批判的に捉えることを否定しているような気がしてなりません。

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  • ★★★★★ 

    lightnin  |  Aomori  |  不明  |  2008年07月21日

     LP時代,この曲はコンドラシンとモスクワ放響の演奏が好きでした。特に終楽章の”突然視界が開けるような”クライマックスが好きだったのですが,LPを紛失してしまい,LPの再発売,CD化を待ちながら他の演奏家のものも捜していました。そしてこのCDを聞いて,コンドラシンの幻想がよみがえりました。しかもオーケストラの響きは,厚みが倍加していました。さすが初演者です。さまざまな解釈のあるこの曲ですが,ショスタコーヴィチの曲想が民衆の勝利であったことを確信させる名演です。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2008年07月13日

    あくまでもこのディスクに関する感想です。演奏は実に端正。テンポもバランスも一切の逸脱なし。クライマックスへ向けての全体の構成も申し分なし。さすが、大変なものを聞かせていただきました、というところです。録音はこれまた一切の誇張がなく、安心して聞くことができます。しかし!しかし!想像ではあっても、実演のダイナミクスとニュアンスは絶対にこんなものではあるまいということもありありと伝わってきます。いかにもそれが口惜しくて減点。指揮者の至芸を偲ぶよすがとしては満点。余程すごいものを期待すると、ちょっと物足りないかも

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  • ★★★★☆ 

    カプリッチョ  |  東京都  |  不明  |  2008年06月19日

    ムラビンスキーのライヴはチャイコフスキーの5,6を聴いたが、演奏はとにかく録音状態があまり良くはないという印象が焼き付いて、いつもガッカリさせられて来た。 しかし、このショスタコーヴィッチは本当に素晴らしい。 作曲者がこの演奏を聴いたら 初演者の彼に何と云うだろう。

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  • ★★★★★ 

    カルガモ  |  東京  |  不明  |  2008年04月25日

    ショスタコーヴィチのSym.5番を聴いて震えたのは2回目です。ひとつはバーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニックの東京ライヴ。もうひとつはムラヴィンスキー/レニングラード・フィルのこのライヴ。録音のせいなのか異様に金管セクションが響き渡り迫力満点です。第4楽章もバーンスタインと同じく最初から激しく快速な演奏。僕はこういう演奏が大好きです。

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  • ★★★★★ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月04日

    アルタスレーベルは録音がいいと思います。年代を考えればよい録音では?ムラヴィンスキーのショスタコ5番ではベストだと思います。これに匹敵する演奏はバーンスタインの新旧両盤くらいでしょう。作曲者と時を同じくした指揮者として価値あるものと考えます。

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  • ★★★☆☆ 

    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  2007年10月24日

    この曲の初演者にしてショスタコーヴィチの最大の理解者を自負していたというムラヴィンスキー。しかし残念ながら、録音には恵まれなかった。同世代のカラヤンのように、もし彼が欧州の著名レーベルと契約していたら、どんなに凄かったかと思うこと頻りだ(逆に、ソ連という場所が彼のような鉄人を生んだとも言える)。演奏は余りに凄まじいのに、録音が余りに貧弱で萎えることがしばしばだ。例外的に、DGが録音したチャイコフスキーの後期交響曲は、初期のステレオながら音質は良好である。さて、当盤はNHKによる最高音質を標榜しているが、それは飽くまで、ムラヴィンスキーの他の来日ライヴの劣悪な音質(本当にヒド過ぎる音質だ)と比較した上での話である。漂白されたような妙な復刻は、レニングラードPO特有の地鳴りのするような音を消し去ってしまっている。演奏は凄まじい。勢いが違うし、終演後のブラボーの嵐にも頷ける。ただし、ソ連の圧政に苦しみながらも表向きには迎合せざるをえなかった作曲家の皮肉(特に終楽章における、いわゆる「強制された歓喜」)を感じるかどうかは、意見が分かれるだろう。

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  • ★★★★★ 

    目撃者の一人  |  堺市  |  不明  |  2007年05月06日

    色々な受け止め方があるものだなぁ、と驚いてます。初演以来、84年の録音に至るまで、ムラヴィンスキーのタコ5の演奏は多様な変化を見せてきたというのが事実でしょう。むろん73年ライヴがムラヴィンによるタコ5のベストかどうかは、人の好みでしょうが、どの録音もやっいることは同じ、とは決して言えない。録音に関しては、この東京ライヴがベストで、音質の差はちょっと聴くだけでも歴然。でもまあ、硬質な演奏を潤いがないと評するのは、ムラヴィンを評価しない場合の、案外率直な感想かも。私はもちろん、最高の演奏の一つだと思ってますが。

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  • ★★★★★ 

    Pet  |  さいたま  |  不明  |  2007年05月06日

    タコ8氏の言うように、82年のモスクワライブの方が緊張感の有る演奏に思いますが、メロディア音源の悪癖で金管偏重の録音になっています。バランスとしては、この73年東京ライブの方が優れています。何よりもフィナーレの神々しさは、雲海を昇る朝日を見るようで、そこを聴くだけでも、このCDを買う価値があります。録音も、ムラヴィンスキーのCDの中ではよいほうだと思いますよ。 録音云々でこの演奏を避けるのはもったいない。

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  • ★★★☆☆ 

    たけかわ  |  豊中  |  不明  |  2007年04月02日

    昔のことですが、私は実演でききました。ベト4のほうが大きな話題になり、かなりしめつけのきびしい緊張感のある演奏で、他ではきけないです。ショスタコはやってることはこの奏者の他の録音と同じ。録音も五十歩百歩。第4楽章の最後の打楽器がすごかったという印象。実演では干物のようなサウンドで潤いがないと感じた。しかしアンコール2曲はすばらしく、今でも最高の演奏だったと思っています。べト4のCDのほうはこのアンコールで購入の価値ありです。こちらは、まあまあいいですという程度。

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  • ★★★★★ 

    タコ8  |  金沢市  |  不明  |  2007年02月01日

    発売当初よりコレはなかなかの録音とされていたが、個人的にはそんなにいいかあ?と正直思ってしまっていた。マイクは遠いし、ノイズ除去によって高音が死に何だか柔らかく女性的、優等生的になってるし。(演奏はまあ悪くないのだが)最近ドリームライフ社より82年モスクワライヴのピッチ修正リマスタリング盤が発売された。この驚愕のディスクと比較してしまうと残念ながら差は歴然としている。より深い圧倒的な緊張感、壮麗な悲劇、委細構わぬ進軍、爆発現場での真の臨場感を味わいたい方はこちらをお勧めします。こちらが12点だとするとこのNHKは10点でまあ最高。

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  • ★★★★★ 

    OKAKA  |  沖縄県  |  不明  |  2006年08月23日

     この曲は、化け物だ!化け物じゃない、下手したら龍のように巨大な名曲だ!(?) この曲ほど、凌駕したものは、多分ないはずだ。不思議に、曲の中にめり込まれるように、ずいずいと引っ張っていくこの迫力ほど、こんな局はないはずだ。まわりに緊張感をたちこめ、オケは爆発する。こんな名曲を他に聴いたことはない!

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