東北大学震災体験記録プロジェクト

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聞き書き 震災体験 東北大学90人が語る3.11

東北大学震災体験記録プロジェクト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787712004
ISBN 10 : 4787712004
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
325,7p 21cm(A5)

内容詳細

学生、留学生、教員、職員、大学生協、取引業者、訪問者…今は一見平穏に日常生活を送っている人たちは、東日本大震災にどのように遭遇し、その後の日々を過ごしたのだろうか。一人ひとりの個人の声に耳を傾け、聞き書きを続けていくなかで、はじめて知ることのできた隣人たちの多様な震災体験の記憶。

目次 : 1 「とうしんろく」とは(「とうしんろく」の経験―個人的・主観的な体験と記憶の価値/ 「とうしんろく」の活動―活動の方法とひろがり/ 「とうしんろく」の話者―話者の属性や体験の特徴)/ 2 記憶と体験の記録(学部生・院生/ 留学生/ 教員・研究員/ 大学職員/ 大学生協・業者・訪問者)/ 3 「とうしんろく」運営ボランティアの声(「3・11」を語り聴くということ―自分への問いかけ/ 「とうしんろく」の活動を振り返って/ 癒しとしての「とうしんろく」/ 雑多な体験を拾い上げ、記録するということの意味/ 災害化学からみた「とうしんろく」/ 「とうしんろく」の役割/ 復旧の足跡)

【著者紹介】
高倉浩樹 : とうしんろく共同世話人。東北大学東北アジア研究センター准教授(文化人類学)。学際的な視点から、シベリア先住民への温暖化の影響分析や、映像を使った異文化交流実践を行っている

木村敏明 : とうしんろく共同世話人。東北大学文学研究科准教授(宗教学)。インドネシア、スマトラをフィールドに、災害後の社会における宗教の動向を宗教学的視点から検討してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね さん

    夢中になって読んだ。東北大学関係者の、背景を異にする一人一人の被災証言に耳を傾けることで、遠く東京で固唾を飲んでいた自分にも、仙台のあれからの日々を立体的に想像できるようになった。市内では電気の復旧が早かったためオール電化が支持されたこと、電気復旧までは反射式ストーブ(石油ストーブの一種のことらしい)が暖かく調理も出来て重宝だったこと、一人暮らしの学生は食料の備蓄も人的ネットワークも乏しく、弱い立場に置かれたことetc。物資のない日々に、生協の本がかなり売れたという事も印象的だった。

  • ゆかば さん

    東北大学の方が東北大学関係者に聞き取りをしてまとめたもの。学生、留学生、教員、職員と属性別になっていて、それにより震災後の気持ちや対応に違いが出ているところが興味深かった。物資は備蓄によって何日かしのぐことができるけど、被災の中心地での情報提供のあり方は今後考えていかなくてはいけない点だと思う。

  • kon さん

    個人の数だけ、震災がある。そういうことを気がつかせてくれる本。 率直に書かれている場面もあり、不安や恐れ、責任感や高揚感が読んでいて響いてくる。 この震災体験をまとめる活動で得たものも、相当大きいだろうとも思う。 ときどき読み返したい。

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