ダニエル・コーエン

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迷走する資本主義 ポスト産業社会についての3つのレッスン 社会思想選書

ダニエル・コーエン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787708182
ISBN 10 : 478770818X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
林昌宏 ,  
追加情報
:
20cm,151p

内容詳細

情報技術(IT)革命、金融改革、雇用・労働形態の変革、グローバリゼーション…、規制緩和、自由化のもとに推し進められた凄まじい大変動がもたらした社会的連帯の崩壊、格差拡大、そしてその先に発生した世界的な金融危機。気鋭のフランス人経済学者が、ヨーロッパの社会思想史の源流にさかのぼり、資本主義システムの病理の背景を平易に解説し、新たな社会モデルを考察する。

目次 : 序章 ポスト産業社会とは何か(社会的連帯の終焉―産業社会の“破壊”/ サービス社会―第三次産業化された世界 ほか)/ 1 急変の時代(社会条件の凄まじい大変動/ 情報技術(IT)革命―「第三次産業革命」 ほか)/ 2 新たな経済と世界―グローバリゼーション(国際貿易と貧困国/ 第一次グローバリゼーション―一九世紀のグローバル化 ほか)/ 3 新たな社会モデルの模索(新たな社会保障モデルと連帯の模索/ ヨーロッパの混迷(1)―「水平的貿易」とグローバル化 ほか)/ 終章 社会の自由主義化(新たな社会問題―社会階層の分離と固定化/ 選択的組み合わせ―社会的同類婚 ほか)

【著者紹介】
ダニエル・コーエン : 1953年生まれ。パリ高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリウール)経済学部教授。数理経済計画予測研究センター(CEPREMAP)所長、「ル・モンド」社外論説委員を務める

林昌宏 : 1965年愛知県生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部経済学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • kitakama633 さん

    醜く貧しい男は、美男子で金持ちの男より、ずっと優しい。なぜなら優しさ以外に提供できるものがないから。優しさを経済的に表現するならば、パートナーに対して有利な分配ルールを許容する、ということになる。金持ちの美男美女の組み合わせでは、分配に関する唯一のルールは等価分配となる。

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ダニエル・コーエン

1953年、チュニジア生まれ。フランスの経済学者・思想家。パリ高等師範学校経済学部長。2006年、トマ・ピケティとパリ経済学校(EEP)設立。国家債務を専門とし、ボリビア、ギリシア、エクアドルなどの政府アドバイザーとしても活躍。『ル・モンド』論説委員

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