ニッポンの塔 タワーの都市建築史 河出ブックス

橋爪紳也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624433
ISBN 10 : 430962443X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
199p 19cm(B6)

内容詳細

浅草十二階、大阪城天守閣、東京タワー、通天閣、太陽の塔、六本木ヒルズ森タワー、東京スカイツリー…都市のランドマークとして、大衆が集うにぎわいの中心として、歴史を刻む媒体として、復興のシンボルとして、古来、天に向けてそびえたつ存在に人々は魅了され、さまざまな想いを託してきた。物見の塔、公共の塔、電波の塔、大衆の塔、ひとがたの塔、都市の塔、塔の塔―7つの視点から、近現代日本のタワーの変遷をたどり、その意味を問い直すことで、人類文明の本質に迫る。

目次 : はじめに 大地から/ 1塔 物見の塔―浅草十二階ほか/ 2塔 公共の塔―大阪城天守閣ほか/ 3塔 電波の塔―東京タワーほか/ 4塔 大衆の塔―通天閣ほか/ 5塔 ひとがたの塔―太陽の塔ほか/ 6塔 都市の塔―六本木ヒルズ森タワーほか/ 7塔 塔の塔―東京スカイツリーほか/ あとがき 天空へ

【著者紹介】
橋爪紳也 : 1960年、大阪市生まれ。工学博士。建築史・都市文化論専攻。大阪府立大学21世紀科学研究機構特別教授、同大学観光産業戦略研究所所長。大阪市立大学都市研究プラザ特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • misui さん

    機能とともに象徴性の強い建造物としてタワーや高層建築の姿を見ていく。庁舎や六本木のビル群には権威やステータスがよく示されているわけで、また、ランドマークにしても土地の記憶を吸い上げ、人々が物語を投影することになる。そもそもが虚空というフロンティアへの挑戦を原型に持つこれらの塔は、様々に変奏されてそこにある。個人的には巨大大仏のようなもの(自由の女神や太陽の塔も)までフォローされているのが興味深かった。

  • Mentyu さん

    戦前から高度経済成長期の「塔」の歴史を把握する上では間違いなく良書だと思う。ただ、時代が近くなるにつれて、筆者の意見が強くなっていき、歴史書としては冗長な感じになっている感も否めない。もっとも、その辺は随筆だと思えば問題ないのではあるが。

  • 保山ひャン さん

    物見の塔(浅草十二階など)、公共の塔(大阪城天守閣など)、電波の塔(東京タワーなど)、大衆の塔(通天閣など)、ひとがたの塔(太陽の塔など)、都市の塔(六本木ヒルズ森タワーなど)、塔の塔(東京スカイツリーなど)、と、7種類にわけて塔について書かれた楽しい本。大阪に「南の五階」と「北の九階」があって、そのあとに浅草十二階ができた、という、この「5,9,12」の数列は意味ありげ。「すべての『尖端』は、いずれ古び、『懐旧』の対象となる」という言葉もあった。これはロラン・バルト仕込みじゃないか、と思ったが、検証中。

  • kiho さん

    高くそびえる塔やタワーに不思議と人は憧れる…その塔が立つまでの様々な状況と担う人たちの思いが見えて新鮮☆近々の東京スカイツリーにまつわるエピソードも興味深かった♪他の名前になったらまたイメージが違っただろう。

  • チタカアオイ さん

    【図書館】

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人物・団体紹介

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橋爪紳也

1960年大阪府生まれ。大阪公立大学研究推進機構特別教授。京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。建築史・都市文化論専攻。工学博士。大阪府と大阪市の特別顧問として「大阪・関西万博」の誘致に構想段階から携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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