暴力はいけないことだと誰もがいうけれど 14歳の世渡り術

萱野稔人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309616568
ISBN 10 : 4309616569
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
追加情報
:
19cm,217p

内容詳細

みんな暴力はいけないと言うのに、なぜ暴力はなくならないのか。そんな疑問から見えてくる、国家、社会の本質と正しいつきあい方とは。善意だけでは渡っていけない、世界の本当の姿を描き出す。

【著者紹介】
萱野稔人 : 哲学者。1970年、愛知県生まれ。現在、津田塾大学国際関係学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    初読み学者。人や物に加えられる破壊的な力を暴力といい、他人を支配するために人間社会には暴力がつきものであった。道徳から離れて、暴力を思想や歴史から語る。現在では、国家が暴力、警察軍事力を持つ合法な唯一の存在であると論ずる。税金は上納金であると。アナーキズムの本かと読んでいったが、著者は国家自体を否定しない。国家の暴力装置要素を必要悪と考えている。昔からの答えが出ない難問であり、国家への対応策を著者は出しているのだが…… この本はヤングアダルト向けであるが、一般向けの本もあるそうでそちらも読みたい。

  • GAKU さん

    「暴力はいけないことなのに、何故無くならないのか?」中高生向けに分かり易く書かれてはいるが、最終的には「国家論」にまで。大人の私でも100%理解出来たかな?とは言え今までモヤモヤしていた疑問に、「成る程!」といった点も多々あり。まさしく14歳の時に読んでみたかった。次はこちらの著者の大人向けの一冊を読みたいと思います。

  • シッダ@涅槃 さん

    暴力について、理念的・形而上学的に思索された本いうより、歴史的(系譜学的)・実践的な思考といった本。途中から結局「国家論」になるが、小室直樹『憲法原論』や佐高信の「国家=暴力装置」といった発言から国家と暴力の関係に踏み込みたくはあったので良しとする。読み始めは著者・萱野稔人氏のキリスト論やガンジー論を読んでみたいものだと思ったもの。しかし、暴力には道徳より理論で当たらなけらばならない、という力強いアティテュードには感銘を受けた。

  • テツ さん

    思春期になりたてくらいの子に向けた優しい語り口。「暴力はいけない」「力をもって他者を支配してはならない」大人はそうしたことを口にするが現実社会では国対国でも個人対個人でも発現する力の形は違えど力で他者を蹂躙することなどあたりまえなのに何故それをいけないと教えるのか。本当にいけないのならば何故それは見過ごされているのか。そうした事柄についてわかりやすく書かれている。この世界には力でしか解決出来ないことが存在する。悲しいけれど人間と暴力は切り離せない。お花畑的な思想から脱却しリアルを教えることは大切だよな。

  • ジョニーウォーカー さん

    もし彼女や家族が目の前で暴漢に襲われたとする。周りには人もいない。警察に通報してもすぐ駆けつけてくれる保証はない。そんなとき、問題を解決できるのは「話し合い」ではなく「暴力」だ。いくらケンカが嫌でも弱くても、世の中には暴力でしか解決できない問題がたくさんある。わたしたちはまず、その現実をしっかりと受け止めるべきだと著者は言う。なぜ人を殺してはいけないのか? 死刑は暴力ではないのか? これまで一度だって明確な答えに出会ったことがないこれらの問いを、もう一度深く考えるきっかけをくれた一冊。

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人物・団体紹介

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萱野稔人

1970年生まれ。津田塾大学総合政策学部教授。哲学者。早稲田大学卒業後に渡仏し、2003年、パリ第10大学大学院哲学研究科博士課程を修了(博士・哲学)。専門は政治哲学、社会理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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