仙界とポルノグラフィー 河出文庫

中野美代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309472874
ISBN 10 : 4309472877
フォーマット
出版社
発行年月
1995年10月
日本
追加情報
:
340p;15

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    冒頭の「白い鸚鵡」の、知られざる東西交流がおもしろい。鄭和のキリンを持ち帰った航海が、ヨーロッパの大航海時代に先がけていることを思うと、アジアの方が積極的だった時代を再認識させられる。駐日大使・学者・ミステリ作家を兼ねていた、「ディー判事」シリーズで知られるファン・フーリクの多才ぶりには驚く。一度読んでみよう。陶淵明「桃花源記」にも目を通したい。

  • 白義 さん

    遊郭と仙界の空間的な構造を同型と見て、仙女の行き着く果は遊女であると、性と神秘の宇宙を結びつけるように、天の宇宙と壺や瓢箪、はたまた洞窟のような小宇宙がいかに対応しているか、博引旁証で連想の働くままに語っていく魅力的な論考集。わざわざ仙界とポルノを結びつけるくらいだから妖しく性的な隠喩の読解が多く、表題作と錬丹術を扱った章はまさにというところ。しかし白眉は全体のまとめとしての「悲劇のウロボロス」だろう。回文を扱ったこの章は著者一流の回文小説が次々と披露されるだけでなく、最後は本書自体を回文で要約してしまう

  • misui さん

    「錬金術の宇宙の閉ざされた空間、その不透明な言語、論理の迷宮、奇妙な仄明り、突如として落ちかかる闇、鏡を張りめぐらした回廊と、その間をひっそり行き来する龍や裸体の女神、王冠を戴いて殺害される幼児、火中で燃える王、恋人同士に楽師たち、死刑執行人に鷲、獅子に王妃など、こうした魅惑的かつ壮麗きわまる図柄、己れの素顔をかたくなに覆い隠したこれら主役やら端役やらの謎めいた一群は、その人気ない王宮の中、河辺、廃墟の中、あるいは秘密の庭園などにあって、一つの宇宙論的ドラマを思い起こさせる。

  • つだしょ さん

    <遠浅>のエッセイ集。興味深い事例以外は読み飛ばせる。テーマを羅列しているような遠浅のエッセイ集。テーマのことば選びが好きで、内容にも惹かれるものが多いから読める。 タイトルにあるテーマについて、内容は目新しいわけではない。古来、「山に行き別世界に入り出てくる」というパターンを、遊郭と置き換えるだけ。黄河上流に位置していた理由を想像するのは面白い。 キルヒャーやファン・フーリック「古代中国の性生活」、庭園の人工洞窟(=女性器?、グロットー)、その他参考文献や資料が魅力。

  • みっく さん

    中国文学の図像学について。回文でのあとがきがすごい。

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